TODAY'S
 
マウント看護師

 

こんにちは!生チョコぽん酢です。

 

外は雪が降ってきて少しずつ積もり始めました。

 

あまり積もらないといいのですが・・・。

 

 

でも久しぶりにみる雪って奇麗ですねー。

 


さて、先日の夕方にA病院からこんな相談を受けました。

SW「今からB病院に受診したい方がいるのですが対応できますか?

私「今からですか?どうされましたか?

詳しく聞いてみると、若い入院患者さんがオシッコが出なくなってしまい、フォーリーを設置する為に受診したいとのこと。

しかしお電話を頂いたA病院だって病院です。

A病院で入れられないという事はB病院でも簡単には入れられないということでもあり、場合によってはご入院の可能性もあるように思えますが、入院の可能性は無いとのこと。

少し嫌な予感がしたので聞いてみると

SW「病院同士で話はついていますので

部外者のあなたには関係ありませんという態度で返されてしまいました。

もちろんこちらの仕事を知らないSWの気持ちも分からなくはないのですが、

以前にも同じA病院から似たようなことがあり、私は散々な目にあっているのですね。

だから聞いたのですが、軽くマウント取られて返す言葉は無くなりました。

 

ひとまず急いでA病院にお迎えにあがります。

病棟についてみると知り合いの看護師さんがいたのですね。

だから事情を聴くことができました。

看護師「うちでは何をどうやっても駄目ですね;

私「マジっすか・・・ご入院になる可能性もゼロではないですかね?

看護師「一応通院の予定ですけど場合によってはあると思いますよ

私はなぜこんなことを繰り返し聞いているのかと言いますと、私の適切な立ち回りを模索しているからであり、これは搬送費用を抑える事に繋がるからなのですよ。

私は適正料金で提供したいし、変に高くなってしまうと評判にも繋がってきます。

完全な信用商売ですから、私は私の仕事の為に必要な情報収集をしているのです。

でも私の仕事を知らない部外者から見ると「お前がそんなこと知ってどうすんの」と思うお馬鹿な医療従事者が少なからずいるのです。

 

私からすればそっくりそのままお返しできる言葉なのですけどね。


とりあえず入院になる可能性もあるので、搬送が終わったら一旦事務所に帰るつもりで、

患者さんと付添いのおばさん看護師(知り合いの人ではない)を乗せて出発しました。

B病院に到着したので、

私「B病院の処置室のベッドにトランスして一旦そこでお会計をさせてください

しかし、A病院看護師は難色を示します。

 

マジか。


翌日朝一の仕事がストレッチャーの2名搬送だった為、例え入院になっても帰りに相方に機材を回収してもらうことが可能なスケジュールだったこともあり、私は空気を読んで

私「そしたら、今日はこのままストレッチャーごとお貸ししますね。その代わりもしご入院になっても取りに来なければいけませんから必ずご連絡くださいね

そして車から患者さんを降ろしていたのですが、その時にA看護師はこう言ってきます。

A看護師「えっと、やっぱり病院の方に移し替えた方がいいですよね

ん?

今度はストレッチャーごと貸し出すのを断られてしまい、結局処置室のベッドまでの流れに戻ります。

 

 

B病院に入り、私は病院出入口付近の空間で患者さんの見守り、A看護師は受付に行きました。

ここから怒涛の"アレ"ラッシュが始まります。

中々受付から戻ってこないA看護師。

やっと戻ってきたので、どこの処置室に運ぶのかと思いきや、ここで待ってて欲しいと言われたとのこと。

そこからしばらく待っていると唐突に

A看護師「(私側の)お会計してもいいですか?

と言い出しました。

私「全ての業務が終わり次第になります

A看護師「それはいつですか?

(今も働いてんだよww)

私「トランスを終えて私が帰れる段階になってからです。例えば今お会計をしてこの調子で3時間待たされてもタダ働きになるからです

A看護師「A病院からは院内の付添いの依頼を受けているのですか?

もう会話になりません。

私は最初にこう言いました、ストレッチャーをそのまま貸出しますよと。

でもそれを断られた格好なのです。

だから仕方なくB病院内で待っているのに「いつまでいるんですか?」って意外にイラっときます。

しかしアレすぎて会話が全く通じないから、我慢をしてB病院の案内を待ちました。

そこから更にしばらく待っていると、ガラガラとB病院看護師がストレッチャーを押して我々の所にきます。

そして私を見て驚いた顔でこんなことを言うのです。

B看護師「あれ?車の中から降ろせないからってここに来たのですが

何の話?w

なんとA看護師、車の中から患者を下せないから、車にストレッチャーを持ってきて欲しいという謎の要望を出しておられたのです。

マジでいっちゃってます。

 

しかしB病院側の看護師も引けを取りませんでした。

 

私「ひとまずそちらに移しましょうか

B看護師「でもストレッチャーに乗ってるならそのままでいいじゃないですか

私「持って帰らなければいけないのでそちらに移したいです

B看護師「でもここだとあれだから一旦処置室に行きましょう

というよくわからない会話の後に、結局2つのストレッチャーをガラガラおしながら処置室に向かいます。

謎な光景です。

そして処置室に入り、私は病院側のストレッチャーの準備をしていると

B看護師「いや、そのままでいいですよ

いやいや、だからこれ私のストレッチャーなんだって。

もう会話になりませんから、少しアプローチの角度を変えてみることにしました。

私「処置はどのくらい時間がかかりますか?

B看護師「すぐに始まるので30分もかかりません

一応言っておきますが、A病院でも入らなかった人ですからね、専門医とは言えそんな簡単に入れられるものなのだろうかと。

奥にいた先生は内心では「おい勝手なこと言うなよ」って感じだったかもしれませんが、

B看護師(専門職)がそう言っているのなら私には反論のしようがありません。

だからA病院看護師にこう言いました。

私「わかりました。それならこのままお貸ししますから依頼内容を待機に変更しますね

これはどういう事かと言うと、嘘か本当かわからなくとも

 

"必ず帰りがあり"、"必ず30分以内で終わる"

 

という前提となると、待機以外の選択がなくなるからです。

 


そして病院を離れて、近くでボケーっと待っていました。

あっという間に30分が過ぎましたが、そのころに携帯が鳴りました。

出てみると切れました。

折り返しました。

繋がったけどすぐに切れました。

再び着信が鳴りました。

出てみると無言電話でした。

一旦切り、私から折り返しました。

やっと相手の電源(頭の)が入ったのか、会話がスタートします。

A病院看護師でした。

A看護師「えっと、今から検査が入りました

私「何の検査ですか?

 

この言葉の後、急にヒステリックスイッチが入ってしまい、キレながらこう言ってきたのです。


A看護師「あなたにそんな事言って分かりますか!?

キレられて怖いし、なんかめちゃくちゃマウント取ってきます。

 

だから私も少々早口でこう言いました。


私「私が処置するわけではありませんがそういう意味で聞いているのではありません。

 

約束の時間も過ぎておりどのような検査をするのか分かれば残りの所要時間の参考になるので聞いています

A看護師「実は私もよくわからなくて

 


お前が分からないんかーいww

 


あなたが分からないから人に伝えられないだけなのにマウントとるなよw


そこから更に1時間待たされました。

とうに営業時間も過ぎており、翌日は朝7時からの搬送です。

マジデ家に帰りたい。

結局、泌尿器科の専門医の尽力もあり、予定時間大幅押しではあったもののフォーリーの設置が完了し、A病院まで送ることになりました。

やっと搬送が終わり、あとは会計して開放されます。

アレな人達のせいで、私が思い描いていた金額よりも1万5千円も高くなりました。

 

まぁベストは尽くしたので結果オーライですけど。

 

で、請求した結果

A看護師「あ、足りません

 

おわり

 

 

(最終的にお支払い頂きましたw)

 

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