若き日のDimash インタビュー:《乐见大牌》2019.08.02
公式ビデオが非公開となっているので…
D:QQミュージックをご覧の皆さんこんにちは、Dimashです。
🙎:新しいアルバムについて紹介して下さい。
D:これは僕のファーストアルバムで “ID” と言います。
どの曲も僕の内面から出てくるメロディーで、僕のファンへの愛の証とも言えます。
というのも、いつもたくさんのファンの期待を感じているんだけど、僕には歌でしか僕の愛と感謝の気持ちを伝えることができないから。
だから、このアルバムを僕のみんなへの愛と感謝の象徴だと思って欲しいです。
みんなに気に入ってもらえるのが僕の一番の願いだから。
🙎:自分で制作に関わった<War and Peace> だけど、その際どんなことがあったのかな?
D:この曲は僕自身が作曲したものです。
その後、チームが僕の要求とテーマをもとに作詞の方を探してくれました。
彼(姚谦)はとても才能溢れる作詞家でした。
この曲を通してリスナーに伝えたいことは、世界は平等でなければならない、平和でなければならないということ。
どの国の人間でも、たとえどんなに大きな国でも、小さな弱い国に対して平等に接するべき。
これが僕の数少ない夢のひとつです。
だから、お互いを理解し合おうと努力しよう。
永遠に戦争という手段を取らず、お互いを挑発することがないように。そうすることで初めて、僕たちは幸せになれる。
世界が平和で仲良くすることで人々は幸せになれると思う。
だから僕はこの曲を書いたんだ。
🙎:このアルバムにはたくさんの音楽的要素が詰まっているけど、今後どんな音楽的要素を取り入れたい?
D:僕が創る音楽のスタイルは基本的には声楽(クラッシック)の方向性だけど、このネオクラッシックの方で発展させていくつもり。
でも、時々僕の <Give Me Your Love>とか <Screaming>みたいな曲もあるんだけど、大体の人は聴いてくれる。
でも一部のファンは、僕がこういう曲を歌うのをあまり好みではないみたい。
彼らは <S.O.S.> みたいな曲をもっと聴きたいみたい。
勿論今までのスタイルも続けるよ。でも、僕はまだ若いからいろいろなスタイルも試したいし、違ったことにも挑戦してみたいんです。
🙎:<Give Me Your Love> の作曲のインスピレーションはどこから?
D:マイケルジャクソンの映画〖This Is It〗をご存知だと思うけど、あの映画は何度も観たんです。
それで僕の事務所へ行って、僕のアレンジャーの友達に、あんな感じのスタイルと要素のある曲を創りたいって言いました。
それで2人で始めて、僕がメロディーを書いてスタイルの方向性を選んで、Erlanがプロのアレンジャーの角度から調整して膨らませてくれたんです。
もう一つは、マイケルジャクソンへのトリビュートの意味もあるんだけど。
🙎:悲しい曲 を歌う時のDimashの心の入った歌唱を聴くとファンは感動するんだけど、こういう曲を歌っている時って、何を想っているの?
D:う~ん、1曲を100%完ぺきに歌うのには、まずこの役に入り込むこと。
例えばラブソングを歌う時は、その心境になること。
そうやって初めて聞いている人達の心に響くものだと思うよ。
ただ歌詞を追って淡々と歌ったら、聞いている人にはわかるものだからね。
🙎:今回のアルバムには中国語の曲もあるけど、どれだけ中国語を練習したのか教えてくれる?
D:僕の傍にいるアシスタントは知っているけど、中国語の曲をレコーディングする時は、一日では絶対に終わらないんです。
言葉の問題があって何度もやるから、少なくとも3~4日はレコーディングにかかるんですよ。
10数時間もやってる。
面白いことに、メロディー的に自分ですごく良かったって思った時に限って、取り直しになるんです…と言うのも僕の中国語の発音が悪かったりしてね。
だからこんな面白いこともあるんですよ。
みんなに見守られて、どの中国語の歌も一生懸命に表現しました。
🙎:アスタナでのコンサートで赤い「囍」という字が使われていたけど、どういう意味か知ってる? 誰のアイデアだったの?
(この字はよく結婚式の時に会場や結婚した新居の壁に貼られる)
D:僕のアイデアってウソついてもいいんですけどね…これは僕のすごく仲のいい友人のアイデアなの。コンサートディレクター。
この場を借りて、このコンサートで頑張ってくれた全ての方々に感謝したいです。
🙎:今はカザフスタンで博士号課程を取っているけど、作曲なの?アレンジなの?
D:編曲
🙎:みんな気になってると思うんだけど、マスターの後、博士号を取る?
D:勿論そのつもり。音楽にはきりがないから。
🙎:カザフ語で「旦那さん」はどういうの?
D:カザフ語では、例えば僕の未来の奥さんが僕を呼ぶときは「大黒柱」って呼ぶよ。
Күйеуі мен тірегі (ここちょっと?)Күйеуіは「旦那さん」
🙎:コンサートではファンが「旦那!」って呼んでるけど、どんな気分?
(中国では若いファンが自分のアイドルを「旦那」と呼ぶ習慣がある)
D:勿論いい気分ですよ。
こんなキレイな子達が「旦那さん」」って呼ぶんですよ。ま、みんなも冗談だしね。
🙎:この前、ジャッキーチェンに会ったけど、どんな気分だった?
D:勿論嬉しいです。毎回ジャッキー兄さんに会うと応援してもらえるから。
僕の先生のようにいろいろと正しい方向へアドバイスをくれるんです。
僕達みたいな若い芸能人にはすごく貴重なことですよね。
だから、ジャッキー兄さんに会えるのは毎回貴重な事だと思うんです。
🙎:ファン用語みたいなのって分かる?
D:你不要爬墙!(にぃ ぶやぉ ぱぁちあん)(アイドルを乗り換えたらダメだよ!:浮気するなよ)
🙎:自分の良い所を3つ言って。
D:(間髪いれずに)欠点を言うね。
こだわる(頑固)。頑固。あきらめない。
🙎:最後に、特技を披露して
D:カザフスタンではお客様をおもてなしする時、伝統楽器のドンブラを演奏して楽しませます。
なので、ドンブラを演奏したいと思います。
※ 最後に記入(テスト)しているのは、当時中国で薦めていたゴミの分別の表。
どのゴミが燃えるゴミとかリサイクルとか、日本よりかなり細かい。