こんにちは
スタッフの増田です。

「 友達と来ていいですか? 」
これ女子に多い。ていうか女子だけ。
友達同士で行ってみよーぜ!
このノリは良い。
思わず溜息が出るほど呆れるのは、

ひとりでは不安なので、
友達を連れてきてもいいですか?

はあ?不安とな。
うちは伏魔殿でもなけりゃ、
あたしゃあんたをとって食いやしないよ。
無理矢理入会させたりもしない。
ていうかいくつだよ。
大人でしょ。
結婚したいなら、
大人の女性になってひとりで来なさい。

私は、
一緒にトイレ行こうと言う女が嫌いだ。
何かとグループを作りたがる女も嫌いだ。
とにかく、
それらの煩わしい付き合いが嫌いだ。

それでも子どもの頃は、
人並みにお友達作りを頑張ったし、
トイレにも大人しくついていった。
何せ、一年生になったら友達100人できるかな世代だから、友達なしで孤高を貫くのはさすがに辛い。
クラス替えや進学の度、今となってはその場しのぎの友人らが、入れ替わる。
楽しいのはもちろん楽しいが、自分たちのグループ以外との親交はない。
狭い世界だった。
高校にあがると、音楽、書道、美術の中から1科目選択しないといけないのだが、女子はほぼ音楽と書道に散る。
美術部女子でさえ美術にはこない。
なぜなら、美術は男子の巣窟となるからだ。
そして奴らは絵を描きたいわけではない。
音楽と書道より美術がマシくらいの輩だ。
私は絵を描くのも見るのも大好きで、NHKの日曜美術館を観ては、うっとりする子どもだった。
それ故、男が多かろうと、女が少なかろうと、怪訝な顔をする友人らを尻目に、好きな美術を迷わず選んだ。
案の定、絵も描かず美術室の後ろの席で、騒いでばかりいる男たち。
それでも私は全く気にならなかった。
まわりの喧騒などガン無視で、ひとり黙々とそして猛然と絵を描いた。
我関せずの美術教師には、スプレーガンはないのかと、注文をつけたりするハートの強さだった。
しかし、しばらくするとうるさい男たちにも変化が。
黙って絵を描くようになったのだ。
しかも私に絵の描き方を聞いてきた。
こいつら、腐ってなかったな。
私は全くやる気がない男たちに、真面目に絵を描くというグルーヴを巻き起こしたのだ。

下ネタで盛り上がるクソ野郎共めと思っていたが、こうなってみると、ひとりひとりみんないい奴だった。しかもわずかにいたオタク女子とも仲良くなって、オタク文化にも目覚めた。
卒業前には、オタクも野郎もみんなが一生懸命に和気藹々と絵を描いた。みんな今まで全く関わらない属性にいた人間ばかりだったが、この美術クラスは私にとって、とても楽しいクラスになっていた。
ここは、友達と離れて自分で築いた初めての楽しい場所であった。


その頃から孤高を貫く勇気をもった。
ひとりでも行きたいところに行き、
行きたくないところには行かない。
ひとりでも平気。
すると、いろんな属性の友人が出来て、世界は広がった。

鬱陶しいママ友付き合いも、
娘の為に最初こそは頑張ったが、
小学校に入学したあたりからギブ。
孤高を貫き、息子の幼稚園時代には、
どっかのハゲの愛人じゃないかという、
そんな噂までたつほどミステリアス(笑)
ハゲはハゲでも旦那だよ。
みんな噂話が好きなのね。
このママ友時代はまさに暗黒時代。
とんでもママに多数遭遇した。
いつかそのエピソードを書きたいと思う。
乞うご期待。
この暗黒時代に遭遇した、
とんでもママでも結婚してるんだ。
素直で可愛いうちの女性会員様が、
結婚できないわけない!と確信している。
と、話はたいぶ逸れたが。
とにかく!
婚活は女子力と人間力が試される活動です。
話聞きに行くくらいでビビってどうする。
それと、ライバルが増えるだけだから、
婚活は友達とやってはいけないよ。
大人なんだから、自分で切り拓きなさい。
そこから先のお手伝いはしますからね。