生活保護について。
鎌倉市では、平成27年9月に、中沢が鎌倉市の生活保護費盗難事件について市長と副市長に通告。
生活保護は、とても大切な制度。
その生活保護費を、職員しか入ることができないキャビネットに、ずっと置きっぱなしにしていました。
職員であれば、誰でも触れることができ、そこにあることを多くの職員が知っていました。
生活保護受給者の方に、渡さなくてはならない生活保護費を、封を開けて使っていました。
難癖をつけて減額という話もありました。
生活保護費のキャビネット保管は認めておらず、会計課に毎日戻さなくてはならないのです。
しかし、ずっと置いたまま。
中沢の通告に対して、現市長は目は虚ろ。
副市長は、オドオド。
議会での質問も考えましたが、刑事事件なので、警察への告訴を要請。
当初、現市長も副市長も、及び腰。
ならば、「すぐに警察に通報する」、と話しましたら、ようやく「被害届を出します」。
しかし、期日を言わない。
「1週間以内に告訴しなかったら、中沢が告発します」。
しかし、なぜか被害届にこだわる現市長と副市長。
中沢が警察に話し、現市長にそのことを話すと、ようやく被害届を提出。
すぐに捜査となったので、議会での質問は先送りにしました。
この時、この事実を知っていた議員は数人。
議長は信用できないので、話さないことを現市長と確認。
半年後、捜査がひと段落したので、発表することに。
この間、メディアの方も事実を掴んでいましたが、中沢が話して記事は先送りとしていただきました。
夕方、副市長から連絡があり、「明日記者発表します」。
今まで待っていただいたメディアへ、伝えるのが先。
すぐに、連絡をしました。
被害額は、200数十万円。
犯人は特定できず。
途中確認した時点では、30年以上続いたであろうこと、被害額は1000万円を超える、犯人は複数。
大問題となりましたが、現市長も副市長も、ほかの部長も誰も責任を取らない。
たまたま発覚時に担当であった職員にだけ、責任を押し付けて終わり。
これが、鎌倉市の生活保護費盗難事件の、事実です。

今、著名人の生活保護についての発言が問題となっていますが、本質を理解できない発言、と思います。
生活保護費を受給しながら、必死に子育てをしてきた方を知っています。
様々相談に乗ってきました。
なんとか、生活保護費を受給しない生活を、早くしなくては、と頑張っていました。
働き先が見つかり、生活保護費受給を止めました。

生活保護を、もっと大切にして欲しいと思います。