近づく秋をゲンマで先取り♪ ~ GENMA 110S ~ | 中澤新一郎のメガバスブログ

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シンペンは ・・・ ケ・セラ・セラ ?

つまりシンペンは ・・・ レット・イット・ビー !

要するにシンペンは ・・・ 川の流れのように ♪



深夜の河原は、もうすっかり秋めいていて ・・・
吹き抜ける風に乗り、虫の音が聞こえてくる。

月明かりに照らされた川面は
ユラユラと穏やかに揺れていて、
その平穏な流れは
一見すると、なんとも味気ない ・・・

そんな川縁に静かに立ち、
平和に揺れる流れに
そっとクロスで i-WAKE を撃ち込む !

下げ潮の効いた流れの中、時折、不等長ペラの
不規則な水噛み音を発しながら
i-WAKE が水面を斬っていく ♪



点々とキャストを続け、リトリーブを繰り返すも
狙いの流れで反応は無い ・・・

それでも根気よく
丁寧に続けていた、とあるキャスト ・・・

美味しそうな流芯脇の緩流帯も
無反応なまま抜け切り、
溜め息まじりに、気の抜けたリトリーブで
i-WAKE を回収していた時だった ・・・

バン !

突如、静寂を切り裂く、乾いた破裂音 ! ?

目の前、足元から1mほどで水柱が立ち上がる ! !

・・・ も、竿先に重量感は加算されず ・・・
ラインは何の接触感も伝えない ・・・

突然正体を晒してきた流れに、
「 ぬぉぉぉぉぉ ! 」 と声を押し殺して叫びつつ ・・・

しばし固まる ・・・ (笑)

さすれば ・・・ 迷いながらも、もう一度
i-WAKE を流れに送り込み、
静かにトレースを擦るも ・・・ 反応は無く ・・・

嫌な予感を振り払うように、
キャスト位置を変えつつ
押し通し続けた i-WAKE
いよいよ完璧に無視される ・・・ (笑)



魚は確実に居る ・・・

かなり警戒心を抱かせてしまっただろうが ・・・
恐らく魚は、狙いの流れに戻り、佇んでいる ・・・

これ以上の水面系は、
マイナスの作用のほうが大きそうで ・・・

静かに狙いの流れに背を向け、
ルアーケースを漁り ・・・
ここぞとばかりに取り出したのは ・・・

GENMA 110S (21g) ♪

水面を強く意識し、警戒しきった魚に対し、
趣向を変えた突如口元への
ナチュラルな 「 食わせ 」 を送り込む !

あたかも、ボクシングで顔面にパンチを集中し
相手の意識を上に引っ張っておいて、
突如ボディーブローを叩き込むが如く ・・・

感覚的にはバス・フィッシングで
バズベイト等トップウォーターに
ミスバイトした魚に対し、
ノーシンカーワーム等でフォローする
「 ティージング 」 のイメージ ・・・



狙うは、流れのまとまった
一歩下流に位置する、わずかな深み ・・・

怪しさを醸す、その位置に
流れの流速と相談しながら、
トレースコースを想像し、
魚の目の前を、不用心なベイトが
うっかり横切るイメージで ・・・

そっと ゲンマ 110S をアプローチ ・・・

できるだけ丁寧に着水音を殺し、
水面チョイ下の中層キープのイメージで ・・・

GENMA が伝える鈍い抵抗感で、
おおよそのルアー位置を推測 ・・・

勘でレンジを調整しつつ、
ゆっくりとしたリトリーブで
ゲンマ 110S の沈下を抑制し ・・・

流れに乗せつつ ・・・ なすがままに ・・・

自然な感じに ・・・ 流し込む ・・・ と !?



ヌグッ ! ?

と伝わった柔らかい違和感 ! ?

即座にロッドを煽り、フッキングを撃ち込めば、
「 ゴフッ ! 」 と確かな重量感が生まれ、
続けざまに、ゆっくりとドラグが泣き始め ・・・

一瞬の間を置くと、一気に魚は走りだし、
河原の虫の音の中に、
軽やかなドラグの連続音が泣き加わる ♪

魚はしばし流れを下り、
グングンと私から離れて行き ・・・
ようやく十分な水深に辿り着くと、
安心したのか今度は反転して反撃 ! ?

川の流れに逆らって
テンション方向に走りだし、一気に急速浮上 !

沖の水面が割れ、銀色に輝く魚体が
激しく空中で体をクネらせ ・・・

飛び散る水飛沫が月明かりに輝く ♪



ハーモニカに GENMA 110S を頬張った
シーバスは78cm ♪

いよいよムッチリと肥え始めていて ・・・
いかにも秋の到来を感じさせる魚体でした ♪

こんなのが、しら~っとルアーを追って、
釣り人の足元まで忍び寄っていたり
するのですから、おっかない ・・・ (笑)



スズキさんを無事リリースし、キャストを再開 ♪

東の空が白み始め、
いよいよ夜明けに急かされる少し前、
別ポイントで竿を振っていた友人と合流。

なんでも 「 やたらとバイトが乱打する 」 も、
「 一向にノラない 」 という ・・・

最近釣果を聞いていた、黒鯛でも彷徨いていて
「 ルアーに戯れついているのかね ? 」 と ・・・
試しに小粒な カットバイブ を投じてみたが ・・・

まったくの無反応 ・・・



「 バイブがダメなら ・・・ 」 と、
サイズ感を意識しつつ、試し投げたのは、

KAGELOU 100F !

まずは手始めに水面を探ってと、
繰り出したスローリトリーブの一投目に ・・・

グン ! ?

あっさり何者かがバイト ! ? (笑)

エラ洗いもせず、特にサイズ感も感じ無い為、
「 やっぱり黒鯛なのかね ? 」 と沖で暴れる魚を
詮索しながら、やりとりするも ・・・

なんだか、その抵抗が荒々しく ・・・
いちいち首フリが攻撃的で ・・・
明らかに乱暴でして ・・・

「 前にも、こんな感触があったような ・・・ 」

と思いつつ、無事ランディングしてみたところ ・・・

その正体は ・・・



ヒラスズキ ! ?

60cmほどのヒラフッコさんでした ♪



昨年も、こんな事あったなぁ ・・・ 」 と
思いつつ、いざ写真撮影を行うわけですが ・・・

ルアーが見当たりません ?

外掛かりで魚体に隠れているのかと思い
ボガグリップで魚を裏返しますが、
目立つパールチャート色の
カゲロウ 100F の姿は無く ・・・



「 このリーダーは何処に繋がっているの ? 」 と、
辿ってみれば ・・・

ヒラフッコさんの口の中に、
見え隠れするトリプルフック ・・・



我が カゲロウ 100F は、ヒラフッコさんに

丸飲まれておりました ・・・ (笑)

ヒラは毎回、登場が乱暴すぎて ・・・

昨年も、こんな感じだったよね ・・・ 」 と
再び思いつつ ・・・ (笑)

喉の奥にプライヤーを突っ込み、
がんじがらめのフックを外しにかかるのですが、

これがまた難儀でして ・・・

悪戦苦闘しながら、
結局、夜明け前の貴重な時間をロスト ・・・



キャスト再開した頃には、
すっかり雰囲気は変わっていて ・・・

乱打してくるアタリは、ヒラセイゴ君に、
サイズダウンしてしまいまして ・・・

結局、数匹のヒラセイゴ君達に遊んでもらって
終了と相成りました ! (笑)



さて今回火を噴いた GENMA 110S ですが、
湘南のランカーハンター 久保田剛之氏監修の
シンキングペンシルでございまして ・・・

KAGELOU 124F や、今回の釣行でも活躍した
KAGELOU 100F といったシャローの名品に
続いての、氏の第3作目は ・・・

レンジを落とした 「 食わせ 」 の一手 ♪

GENMA 110S ! !



そのスペックや使用法、さらにはウェイトごとの
使い分け等については、
久保田氏ご本人がブログ・動画にて
詳細に解説して下さっているので、
是非そちらを確認いただきたい !

GENMAのスペックご紹介 1

GENMAのスペックご紹介 2

GENMA 21gと29gの使い分け


私的な見解としましては ・・・

まず飛距離に関しては、文句なし !

まあ基本的に空気抵抗の少ない形状である
シンペンは、どんなもの ( 重心移動有る無し )
でもそれなりに飛びますが ・・・ (笑)

そこへシンペンのスイム姿勢、
はたまた着水時の状態まで考慮された
重心移動が搭載ですから、なんら不満の無い、
抜群の飛距離を稼いでくれます ! 言う事なし !

注目すべきは、そのスイムアクションと、
それに伴うルアーの引き抵抗で ・・・


久保田氏が ゲンマ 110S 製作にあたり
留意した点として ・・・

「 経験の浅いアングラー ・ シンペンが
苦手なアングラーでも使いやすく、
釣れるシンペンであること ! 」


と話されている通り、
その巻き抵抗 ・ 使用感には、
かなり気を使っていると思われ ・・・

実際 GENMA 110S を使用してみると、
そのスラロームアクションから生じる
確かな抵抗感が感じられ、
その位置情報が感覚的にイメージしやすい ♪

以前、 KAGELOU 100F について
私見を述べた事と繋がりますが ・・・

所謂、巻き抵抗の少ない
リップレス系シャローランナーと同様、
シンキングペンシルもまた、
その 「 ノー感じ 」 になりがちな使用感から
「 何やってるのか分からない系 」 のルアーの
代表格でございまして ・・・
初心者には確実にとっつきづらく ・・・ (笑)
また苦手意識のある方も多いはず ・・・

これがまた、引き抵抗が分かり易いように
バタバタとした強いアクションにしてしまうと、
そもそものシンペンの魅力である
ナチュラルな 「 食わせ 」 の部分が
スポイルされてしまうわけですから ・・・

なんとも悩ましいところ ・・・



とりわけシンペンは、どこまでいっても
その操作にイメージと勘が要求され ・・・
使い込み、そのルアーに慣れることで、
狙いの場所に、使い手のイメージ通りに
シンペンを通せるようになってこそ ・・・

強力に力を発揮するもの !

そんなシンペンにおける、
「 操作感 」 と 「 食わせの魅力 」 という
相反発する要素を ・・・

釣り人には比較的分かり易い操作感を残し、
魚には違和感を覚えない、あくまで自然な
魅力を維持したスイム・アクションとなるよう
久保田氏が絶妙に味付けして下さっており ・・・

ゲンマ は、扱い易く、安心して釣れるシンペン
に仕上がっていると思います !

さあ ! いよいよ始まる秋の本格シーズンを前に、
既に魚達の魚体は肥え始め、
魚影は濃くなってきている様子 ♪

期待の秋 ! この絶好のシーズンに ・・・

是非 GENMA 110S をお試しあれ !




今回の使用タックル

ロッド : SHADOW-XX SXX-96ML
リール : シマノ 3000
ライン : DRAGONCALL 8braid PE 1号
ルアー : GENMA 110S (21g) ( GG ボラ )
    KAGELOU 100F ( PM チャートバック)