本気で挑んだからこその悔しさ | 中屋敷左官工業(株)

本気で挑んだからこその悔しさ

みなさんこんにちは。広報Mです。

 

2日間すべての競技が終わりました!


「池田さん、お疲れさまです!」と声をかけようとしたその時。
選手もコーチも社長も、まったくそんな雰囲気ではありません。

 

練習でやる予定だった細かな作業を一つ一つ挙げながら、
「あれも…これも…」と反省を重ねる池田さん。
さらに、道具を忘れてしまったこともあり、
「練習の成果を出し切れなかった」と、その場に座り込んでしまいました。

 

そして、その日の晩。

事前に予約していたお店で打ち上げですアップ

が、、、。そんな雰囲気ではありませんでしたダウン

まるで「お通夜」

目指すは「金メダル🥇」

しかし、お店にやってきた社長・高橋コーチ・池田選手・健太郎さんは、

“こんなんで金メダル取れるわけがない”  とそんな雰囲気。

 

「悔しいけど、これが実力。」と静かに言う池田さん。

高橋コーチもとても悔しそうでした。


ホテルまでの帰路、高橋コーチは深く考え込んでいました。

「もっと、厳しく言った方が良かったのかな。もっとこうしたほうが・・・」と練習の日々を振り返っているようでした。

 

私も今年の五輪の練習の日々を振り返ってみました。私が練習に就かせてもらってから感じたことは

池田さんと高橋コーチ、2人で挑戦をした新しい取り組みだからこそ生まれた苦悩があるように見えました。

 

競技のことで手一杯になっている池田さんに代わって、先々を考えて行動しフォローをしていた高橋さんは、
「大丈夫なのかな。本当は全部、自分でやらなきゃいけないんだよ…」

と一年後輩の池田さんに対して心配をする姿を何度も見てきました。

 

一方で、高橋さんの先々を考える性格と、さらに去年 大会出場を経験していることもあり、

競技のことで手一杯の池田さんに、ついイライラしてしまう場面ももやもや
「これどうしたらいいかなぁ」と悩み、手が止まる池田さんに、もどかしさを感じ、
「いいから手を動かしな。」と思わず強めの口調になることも。

そのやり取りが続くと、今度は池田さんが「分かったから!!」と反発。汗

険悪な雰囲気が苦手な私は、つい間に入り、

「強く言わないでくださいよ!池田さんも頑張ってますから」と笑いながら かばうと、

「いや、頑張るなんて当たり前だから」と高橋さんがピシャリ。

うぅ・・・。

そんなふうに、二人がぶつかることもありました。

 

練習中、高橋さんがふと漏らした言葉がありました。

「本当はコーチは俺じゃなくて、もっと威厳のある社長みたいな人がやるべきなんだよ。」と。

高橋さんは、池田さんとの年齢も近く、
“どこまで強く言っていいのか”
“どう接するのが正解なのか”
そんな葛藤があったのだと思いました。

そして池田さんも池田さんで、
「高橋さんは、年が近い中でコーチをしてくれてるから、きっと言いにくいこともあると思う。」
と高橋さんを気遣っていました。

 

お互いに真剣だからこそぶつかったり、一方で、年が近いからこそ言いにくかったり・・・

悩みながらも2ヶ月間”本気で”この日のために準備してきました。

 

結果発表は翌日。私は「まだ結果は分からないじゃないか。」と思っていました。

けれど、二人が悔しさをにじませていたのは、
結果そのもの以上に——

「2ヶ月の努力を、本番という舞台で出し切れなかった」

その事実への悔しさだったのだと思います。

 

そして翌日、結果発表の日。

 

全42職種 各職種が順に成績発表されていきます。

いよいよ、

「左官職種の入賞者を発表します」

きた!!カメラを構えます。

 

「はじめに敢闘賞の発表です・・・・・ 」

         呼ばれない。よかった・・・

 

「続きまして、銅賞の発表です・・・・・」

         呼ばれない。

 

「続いて銀賞の発表です  北海道  池田喜平選手です

銀賞…!すごい!! でも、目標には届かなかった…

誇らしい成績のはずなのに、池田さんの表情は曇っていました。

そして同じ気持ちの人がもう一人。

高橋コーチです。

二人で金メダルだけを目指して、取り組んできた2ヶ月。

自分たちの練習の成果を発揮する事ができなかったこと、

目標のメダルの色にはあと一歩到達できなかったこと。

とても悔しかったと思います。

 

それでも、

本気で”優勝だけ”にこだわって挑戦してきたからこその悔しさ。
この思いが、きっと次へのエネルギーになると思います。

 

今回の銀賞は、池田さん一人の努力ではなく、
高橋コーチや社長、
そして、現場を支えてくれた仲間全員の努力の証です。

 

大会が終わっても、挑戦はまだ続いていきます。
この経験と悔しさを胸に、次の活躍に繋がることを期待していますおーっ!メラメラ
 

池田さんの“本気で挑む姿勢”は、後輩である1年生たちにも大きな勇気を与えたはず…!!

――そして、チーム中屋敷の挑戦は、来年へと続いていきます。

to be continue....