スケートボードリンク
当社にはいつも面白い仕事がやってきます。
今回のお仕事は「スケートボードリンク」です。
皆さんご承知の通り、今年のパリオリンピックでは男女とも日本の選手が金メダルを獲得しましたねーーー
私的には、最後の最後で最高難度の技を決め大逆転勝利の堀米雄斗選手に感動しました
女子ではなんと
14歳の吉沢恋選手が史上最年少の金メダリスト
本当に素晴らしーーー
日本のスケボー人気はますます高まりそうですねーーーー
そんな中、現在札幌市内某所にてスケボーリンクを作っています。
当社としてもスケボーリンクは初めての仕事なので、モックアップを作成することに。
設計図に指定されている半径1メートルの曲線でスロープを作ります。
型板を作成して、それを定規にしてコンクリートを成型し、均します。
そしてコンクリートの締まり具合を見て、金鏝押さえ仕上げ。
モックアップはきれいに仕上がりました。
スロープの上に見える丸いパイプを「コーピング」というそうです。
このコーピングがどれくらい出るのか?しっかり元請さんから指示をいただき、定規を加工します。
さらにスケボーリンクというのはスロープが真っ直ぐではなく、内Rの曲線になっているので、平らなコテではコンクリートに当たりません。
この内Rの曲面をきれいに仕上げるためにどうすれば良いのか
いろいろ考え、R曲面に合わせた木ゴテを作ったり、
海外のコテを仕入れたりと、いろいろな工夫をしています。
そしていよいよ全部で6台あるスケボーリンクの1台目の施工です。
ドロドロのコンクリートを型板に合わせて丁寧に盛り付けていきます。
この型定規を使うことで、図面寸法通りの精度の良いコンクリート打設ができるのです。
コンクリートが固くなり始めたタイミングを見て、コテで丁寧に表面を整えていきます。
こうして無事に1台目のスケボーリンクが出来上がりましたーーー
でもこれ、6台の中でも簡単な形状なのです。
これからは複雑で難易度の高いスケボーリンクが待ち構えているのです。
どうか上手くいきますようにーーーー