問題は問題を見つけられないこと | 中屋敷左官工業(株)
2017-09-22 07:57:26

問題は問題を見つけられないこと

テーマ:2017第47回全国左官技能競技大会

昨日のつづき・・・

毎日左官道場に詰めているとはいえ、私の仕事は篠岡君のコーチだけをやっていれば良いわけではありません。

この間に、会社の仕事はもちろんあり、その他にも日左連の研修会が千葉であったり、

日左連親会の会議があったり、訓練校の講師の仕事があったり、テレビ取材もあったり、

新聞の取材もあったり・・・

もう毎日が一杯一杯・・・

 

2度に渡る2時間近くの時間短縮・・・それでなくても間に合ってない訳ですから、最低でも2時間以上短縮しなくては参加することもできないということです。

今まで彼なりに一生懸命やって来てこれなのに、どうやって2時間以上も短縮すればいいの?

おまけに残りは一ヶ月を切っている・・・さすがの私も絶望しそうになりました。チーンゲッソリ

でも、ここで私が諦めてしまったら絶対にいけないビックリマーク

必ず、課題をきちんと出来るようにするんだという強い思いで、それ以外の自分の時間はすべて左官道場に費やしました。

すべての作業を作業分解して、無駄な動きを徹底的にそぎ落とし、すべての作業のモデル化を行っていきました。

私の人材育成はすべてが「モデリング」です。

なにも塗り壁とレーニングだけではありません。

技能五輪も技能競技大会も日常の仕事もすべて「モデリング」です。

 

篠岡君も、よくよく耐えました。滝汗

「なんだこれ!剥がせ!!」と何回も剥がしてはやり直し、その都度、私に厳しい言葉をぶつけられ、それでも文句ひとつ言わず、頑張りました。

その甲斐あって、10日ほどで1時間半も縮まりました

あともう一息で参加できる状態までは来たーーー!

 

今回の地獄の特訓のお陰で彼の重大な問題点が見えてきました。

不思議だったんです。

彼は真面目にやっているのに、この2ヶ月の間でなんでこれほど伸びていないのか?

それの理由がわかったのです。

それは「彼が自分の問題を自分で見つけられない事」でした。

 

これは本当に重大な問題なんです。

私が育成で一番大切にしている自己成長モデルとは「自分で問題点を見つけて、自分で修正して、自分で出来るようになっていくこと」です。

スタートは自分で問題を見つけることです。

自分で問題点を見つけられなければ、あたりまえですが、修正しようとさえ思わないわけです。

 

もうひとつが、「自分の考えの決めつけ」

どんな作業でもやり方はたくさんあります。

しかし、それを見つけようとする世界観があまりにも狭くて浅い・・・

ひとつのやり方を見つけ「自分のやり方は正しい」と決めつけ、そのベストではないやり方で練習し続けていたわけです。

「今のやり方より必ずもっと早くきれいにできるやり方があるはずだビックリマークという思考に欠けていました。

 

この彼の問題点の両方に言えることは「自分が見えない」こと。

つまり「客観性」欠けているのです。

 

「お前は技術以前の考え方を変えない限り、どうにもならないビックリマーク」と一ヶ月間ずぅーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっと言い続けてきました。パンチ!

 

私の新入社員の即戦力育成プログラムでも一番大事にしているのがこの「客観性」を持たせることです。

「自分を評価出来るようにすること」

 

これを身につけるのに最良なのがそうですビックリマーク

「動画教育」

自分の姿を自分で見てみる。

 

おかげで私のパソコンの中は彼の動画だらけになってしまいました・・・

 

つづく・・・

 

 

 

 

 

 

 

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