ミダスメタル仕上げのカウンター その2 | 中屋敷左官工業(株)
2017-06-26 06:00:00

ミダスメタル仕上げのカウンター その2

テーマ:ミダスメタル仕上げのカウンター

先週のつづき。

 

ミダスメタルの銅磨き仕上げのカウンター。

毎朝4時に起きて現場の日々が続きます。

菊地さんと今年の新人2人の3人が今回の施工メンバー。

今年の新人は2人ともセンスが抜群なんです。

過去ブログでお伝えした「グラデーションの版築仕上げ」の時もそうでしたが、本当に「勘」が良い。

今回もとても新人とは思えない活躍ぶりでした。

 

ここで大事になるのが「今どきの若手の育て方」です。

私はまず、2人にこのミダスメタルという材料はどういう材料で、どういう仕組みで出来ていて、完成像を詳しく説明して、それから道具の説明、使い方、注意ポイントを説明します。

これがと〜っても大切。

これをきちんと理解すると、自分で考えて工夫するようになります。

 

坂口渉君には全長5メートル程のカウンターを最後まで1人で仕上げさせました。

でもお客様の大事な商品です、絶対に失敗する事は許されません。

そこで私の大事にしている「今どきの若手の育て方 その2」

大丈夫かな?とちょっと心配な時は質問します。

「何に注意をしてる?」とか「これからの施工手順を教えて?」とか。

すると「次はパッド無しの1200番を縦横に通して掛けて、次ぎにパッド付きの1200番でもう一度仕上げしようとしています」などと返ってきます。

今の子達は理論立ててきちんとものを考えられるので、こうして質問する事は本人の理解度をさらに高めるし、任せる側の安心にも繋がります。

 

同じく新人の千夏。

といっても千夏は昨年の途中入社なので、坂口君よりちょっと先輩。

千夏は抜群のセンスを持っています。

仕組みを教えるだけで彼女の場合はすぐ出来ちゃう。

さらに自分で工夫はするし、仕上がりも凄い。

 

カウンター角の丸味のある部分の仕上げも本当に上手かった。

 

菊地さんとは相棒の関係で、この全長17メートルのカウンターを仕上げてくれました。滝汗

 

日曜日夜に塗り付け、火曜日の朝から毎日研磨作業の繰り返し・・・

日々変化して行くその姿に、他の職種の作業員みなさん「これすげ〜な〜」って驚かれていました。

 

まさに現場のヒーロー状態。グラサングッ

 

でも、実は毎日毎日が不安と緊張の連続でした。ゲロー

磨き上げていけば行くほど、細かい粗が出てきて「菊地さん!もう一回研ぎ直そうか?」と私。

でも「これ以上削ったら下地が出るかもしれない・・・でもこのままでは自分達が満足行く作品にならない・・・もう一回チャレンジしましょう!」そんなやりとりが毎日続きました・・・

その時の1枚。

必死とはこういう状態なのでしょうね。

写真からでも「絶対に成功させるんだ」という意気込みが伝わります。

 

現場では研磨機の音だけが鳴り響き、3人はそれぞれ、黙々と目の前の壁と向き合っていました。

 

そのお陰であと一歩のところまで来ました。

 

角の丸味も素晴らしい〜

 

そして日曜日。晴れ

この日は最終のワックス作業。

新人2人はこの一週間で研磨作業のベテランとなりました。

渉がワックスを塗り付け、千夏が最終磨きで追いかけていく。

 

菊地さんと「本当に今回は2人に助けられたね〜」ってしみじみ・・・

 

そして完成です!

 

まずは坂口渉君が1人で最後まで仕上げた作品

作業終了後は記念写真を撮っていました。

彼にとってもとても素晴らしい体験になったと思います。

お店の竣工時には下に見える照明ボックスからライトアップされてさらに輝きをますでしょう〜

 

そして全長17メートルの銅磨き仕上げのカウンター

 

お店の厨房をぐる〜っと囲う一体型のカウンターです。

 

かっこいい〜アップ

 

こうして私たちのと〜んでもないチャレンジが無事終わりました。

また一つ成長出来たかな。

 

 

 

 

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