2017-03-16 06:00:00

土壁のいろは その①

テーマ:中屋敷 剛のつぶやき

当社の企業理念のひとつに、

「左官の伝統技能を継承しながら常に新しいことに挑戦し左官の可能性を広げ、左官の素晴らしさを世の中に広めていくこと」というのがあります。

 

「常に新しいことに挑戦し」というのは、自分の言うのもなんですが、しっかり実行できているかなと。

「伝統技能を継承しながら」という部分は、頑張っていないわけではないが、新しいことに比べたらまだまだかな・・・。

 

というわけで、「伝統工法を強化しよう!!と思い立ちました。

日本の左官の伝統工法といえばやはり「土壁」でしょう。

 

「土壁」と言っても、仕上げは本当にたくさんあります。

荒壁、中塗り仕上げ、切り返し仕上げ、糊土、水捏ね仕上げ、引き摺り仕上げ、掻き落とし仕上げ・・・

そしてそれぞれの仕上げに土の違い、砂の違い、糊の違い、すさの違いの組み合わせが無限にあって、それはまさに料理の世界のように無限の世界です。

 

「土壁」の世界はあまりにも広すぎて、深すぎて・・・いったいどこからどのように学べば良いか、さっぱりわかりません。

 

当社の技能習得のキモは「モデリング」

それを上手く出来る人を見つけて、その人とまったく同じ行動を取るビックリマーク

中でもモデリングで一番大事なのは「モデル」

モデルが一流であればあるほど上達スピードは速く、習熟度は高くなる。

 

となれば私が思いつく「モデル」はあのお方しかいないビックリマーク

「久住章」さんです。

 

そこで今回、久住章親方に「土壁のイロハを教えてください!」と仕事として依頼をして、10日間程、札幌まで来ていただくことになりました。

 

約10日間の「土壁のいろは」研修がスタートしましたビックリマーク

今回の参加メンバーは、40歳篠岡君、22歳藤木君、19歳横井千夏さんの3名。

特に横井さんは昨年5月に入社した1年生です。お願い

 

初日の授業は「土の配合について」でした。

土壁は主に、土と砂と苆(すさ)を水で混ぜて塗られます。

「それらの配合比が変わるとどんなことになるのか?」ということをたくさんの塗りサンプルを作ってお勉強。

 

すさを極端に多くしたり、砂を極端におおくしたり、さまざまな配合で材料を作り、

実際に塗れる限界値というものを確認する作業。

 

土に対して砂を入れすぎるとどうなるのか?

土に対してすさを入れすぎるとどうなるのか?

土という素材の性質を一から学ばせていただきました。

 

1年生の千夏は「見ていただけますか?」と塗り壁トレーニングを久住親方に見ていただきました。

「まだまだやなぁ〜」と親方。

「手首がまだまだ硬い、練習が足りんわ。」とズバッとダメだし。

「今、訓練校でやっている2週間程度の塗り壁トレーニングでは足りん、最低でも一ヶ月はさせた方がええな」とアドバイスをいただきました。

 

そして今回のメインの課題がこちら。

「下地窓」です。

 

ベニヤ下地に竹や葦で作られた下地窓を取り付け、

 

土で下塗りをします。

 

さてさてこの下地窓、どんな仕上がりになるのでしょう〜

お楽しみに〜ニコニコ

 

 

 

 

 

 

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