さらに難易度が高くなったカウンター | 中屋敷左官工業(株)
2015-10-13 05:38:57

さらに難易度が高くなったカウンター

テーマ:バーカウンタービールストーン仕上げ
11メートルのバーカウンターの現場。

カウンター下地のコンクリート打設も無事終了し、


ここまでは完璧な仕事!!合格

明珍職長さんが一生懸命コンクリートを平らに均し、きれいに仕上げました。


楕円部分も、ま~っ平ら!!


バーカウンターの鼻先も図面通りバッチリ!


残すはビールストーンの仕上げだけ!!

というところで!
長谷川デザイナーから「ちょっと待った~」のコール!叫び

なんと、「楕円テーブルの真ん中をまる~く盛りあげたいんだけど」のオーダー
せっかくここまでほとんど1㎜の狂い程度のこの平らなカウンターだったのに・・・

でも、クライアントさんの要望が最優先です!

「楕円の中を盛りあげるってどんな風に?」
数値化できないこのオーダー、どうやってデザイナーさんとコンセンサスを図れるのか!?

そこで考えたのが、砂をテーブルに乗せて、砂で形づくりをしたんですよ~

砂だと形状も、量を足したり減らしたりも自由自在!
我ながらグッドアイデア!

これによってデザイナーさんと職人さんが同じ完成図を頭に描くことができました。

最後、長谷川デザイナーからの多少の修正を加え下地が完成。

ただでさえ、難しいこの仕事。
さらにこの仕事に研ぎ出し仕上げではタブーとされる三次元曲面が加わりました。


三次元曲面、それも内Rと呼ばれる、内側に丸まった曲面は、研磨機が平らなため曲面に均等に機械が当たらないため上手く仕上がらないというのが定説。

それをこの大舞台でやっちゃおうって言うのですから、はっきり言って恐い。
ただでさえ、あり得ない挑戦のバーカウンターの難易度がさらに高くなってしまいました。

過去ブログでもお伝えしましたが、このビールストーンの材料は簡単には手に入りません。
ベルギーから船で2ヶ月半・・・
失敗は絶対に許されない仕事。

このままぶっつけ本番はまずい!

そこで早速、現場と同じ原寸サイズの見本を作成し、きれいに仕上げる方法をマスターすることにしました。
ベニヤ板に現場と同じ原寸サイズで三次元曲面の一部分を作成し、


材料を練って塗り付けていきます。

サンプルに使える材料ももうギリギリ・・・
ラストチャンスです。

長谷川デザイナーからのオーダーは「ゆるやかにやわらかな曲面」


試行錯誤の上、塗り付けはなんとか完了!


問題はここからです!
この変形した3次元曲面をきれいに研ぎ上げることができるのか?!
ここから先がどうなったかは、ひ・み・つ・です。べーっだ!

工期もない、残された材料もない、いよいよ後がない挑戦が始まります!!メラメラ



スーツを着た左官屋さん 中屋敷 剛さんをフォロー

ブログの更新情報が受け取れて、アクセスが簡単になります

コメント

[コメントする]

Ameba人気のブログ

Amebaトピックス