難しい仕事が自分たちを成長させてくれる
先週のブログ、「さあ、どうする!」の続き。
さあ、こまった!
この材料でどうにかして、エンシェントブリック仕上げを形にしなくてはならない。
アイカ工業の青山くんに電話をして、「大至急きて欲しい!」と要請。
練り上がった材料に水を足したり様々なトライをしたがなかなかうまくいきません。
ん??!!
鏝の種類をマニュアルとは違うものに変えてみると、すこしいけそうな感じ!
さらに、手間はとてもかかるが鏝をこまめにきれいにして、鏝表面を水で濡らして撫でてみるとなんとかエンシェントブリックに近い仕上げになることがわかりました。
「よし!これでいくしかない!!」と。
一番上の段から仕上げはじめました。
しばらくして、アイカ工業の青山君が登場。
「おそくなりました。研究所の方に確認したところやはり、濃い色の材料の時にそのような・・・」
「そんなのわかってる!!俺たちは素人じゃないんだ、何か他に方法はなかったのか!!」と私。
「細かい骨材を入れるといいのではということなんですが、どれくらいが良いかはまったくわかりません。」とのこと。
ここからが凄いんです!
なんとその細かい骨材が車に積んであったのです。
当社では以前からジョリパットの下塗りの時に、下地が悪い場合はその骨材を配合して使っていたのです。
ファインプレー!!
でもすでに塗り始めていて2枚目の壁を塗っているところでした。
「吉田さん、どうする?」と私。
「社長、剥がすんなら今しかないです。ご決断を。」と吉田さん。
「よし、剥がそう!」
応援に来ていた他社の職人さんはびっくり!
「なに?!ほんとに剥がすの~???」
一気に材料を剥がし、ウィンチで降ろしその材料に細かい骨材を混ぜました。
どれくらいの量混ぜるか?
こういうときに、今までの経験が役に立ちます。
「まず、2kgぐらいでいってみよう、そして水は200gでいいんじゃないか」
その材料で即、試し塗り。
「これなら、さっきと全然ちがいますよ!」と吉田さん。
「もうすこし、骨材足してもよさそうですね。」ということで細かい骨材をもう1kg足して新たな配合完成。
こうして仕上げがスタート!
一気に仕上がっていきました!
テクスチュアも良い感じ。
これぞ中屋敷左官工業のちから。
本当はわかっているんです。
何故、楽に仕事させてもらえないかということを・・・
「成長するために必要だから与えられている」
普通に何の問題もなく仕上がっていくのはもちろん悪くはないです。
でも、こういう試練があり、それをみんなで乗り越えて仕事をしていくほうが、当社は成長します。
だからこそ、この試練は必要として与えられたもの。
「まだまだ成長する余地がある!!」というメッセージだととらえています。
難しい仕事が自分たちを成長させてくれる。
さあ、こまった!
この材料でどうにかして、エンシェントブリック仕上げを形にしなくてはならない。
アイカ工業の青山くんに電話をして、「大至急きて欲しい!」と要請。
練り上がった材料に水を足したり様々なトライをしたがなかなかうまくいきません。
ん??!!
鏝の種類をマニュアルとは違うものに変えてみると、すこしいけそうな感じ!
さらに、手間はとてもかかるが鏝をこまめにきれいにして、鏝表面を水で濡らして撫でてみるとなんとかエンシェントブリックに近い仕上げになることがわかりました。
「よし!これでいくしかない!!」と。
一番上の段から仕上げはじめました。
しばらくして、アイカ工業の青山君が登場。
「おそくなりました。研究所の方に確認したところやはり、濃い色の材料の時にそのような・・・」
「そんなのわかってる!!俺たちは素人じゃないんだ、何か他に方法はなかったのか!!」と私。
「細かい骨材を入れるといいのではということなんですが、どれくらいが良いかはまったくわかりません。」とのこと。
ここからが凄いんです!
なんとその細かい骨材が車に積んであったのです。
当社では以前からジョリパットの下塗りの時に、下地が悪い場合はその骨材を配合して使っていたのです。
ファインプレー!!
でもすでに塗り始めていて2枚目の壁を塗っているところでした。
「吉田さん、どうする?」と私。
「社長、剥がすんなら今しかないです。ご決断を。」と吉田さん。
「よし、剥がそう!」
応援に来ていた他社の職人さんはびっくり!
「なに?!ほんとに剥がすの~???」
一気に材料を剥がし、ウィンチで降ろしその材料に細かい骨材を混ぜました。
どれくらいの量混ぜるか?
こういうときに、今までの経験が役に立ちます。
「まず、2kgぐらいでいってみよう、そして水は200gでいいんじゃないか」
その材料で即、試し塗り。
「これなら、さっきと全然ちがいますよ!」と吉田さん。
「もうすこし、骨材足してもよさそうですね。」ということで細かい骨材をもう1kg足して新たな配合完成。
こうして仕上げがスタート!
一気に仕上がっていきました!
テクスチュアも良い感じ。
これぞ中屋敷左官工業のちから。
本当はわかっているんです。
何故、楽に仕事させてもらえないかということを・・・
「成長するために必要だから与えられている」
普通に何の問題もなく仕上がっていくのはもちろん悪くはないです。
でも、こういう試練があり、それをみんなで乗り越えて仕事をしていくほうが、当社は成長します。
だからこそ、この試練は必要として与えられたもの。
「まだまだ成長する余地がある!!」というメッセージだととらえています。
難しい仕事が自分たちを成長させてくれる。