社内技能研修会

会社の裏で社内技能研修会を開催しました。

はっきり言って、会社が暇です。

「暇なときにしかできないことで、未来のプラスになることをしよう！」

ということで・・・。

今日は昨年一級技能士の資格をとった中屋敷塾生４人が当社の大職長、清水実さんに挑戦！！です。

一級技能士の架台が３台並んでいます。
清水さんに塾生二人が挑みます。
一級技能士の試験課題で時間と精度を競い合うのです。

残り二人は、そこから学びます。まさに「見習い」です。
現代的にいうと「モデリング」でしょうか。

ものまねは上達の近道ですからね。

見ている塾生は清水さんと施工している塾生との違いをもたらす違いを見つけます。
そしてそれを施工していた塾生に伝え合います。
時間も計り、優劣も遠慮無くつけます。


それは、彼らを評価するためではありません。
彼ら自身が、自分の足りないところを知ること。
自分の実力の程度を知り、さらなる向上心を持つこと。
競い合った結果として、全体としての技術が上がっていって欲しいから。
そしてそれが彼らの幸せに直結しているから。

彼らを彼らの人生の中で勝たせたいのです。

朝、皆を集めていいました。
「自分の悪いところは、自分が聞きづらいことでも正直に言ってもらいたいと思うか？」
「はい。」と塾生。
「だったらどうすればいい？」と私。
「自分が正直に相手に言うことです。」と塾生。
「よし、頑張れ」と私。

あとは任せっぱなしでした。

９：３０頃、こそっと覗きに行きました。
すると・・・。
緊張感に満ちあふれていて声もかけられませんでした。

「ふ～ん。俺がいなくてもここまでやれるんだよな。」
とても嬉しかったです。

とても価値ある研修会だったようです。

今日は、会社が暇だったことに感謝しました。ハッピー