住環境オタクになりそうです・・・。 | 中屋敷左官工業(株)
2010-02-23 05:52:44

住環境オタクになりそうです・・・。

テーマ:漆喰の凄さ
なぜ、漆喰がいいのか!?

そのことを明らかにするためには、漆喰を深く理解するのと同じように、今の住環境で使用されている建材についても理解を深める必要があると感じ、壁においては、今一番多く使用されているであろうビニルクロスについて学ばなければと・・・。
ビニルクロスを学ぶにはまず、塩化ビニル樹脂について学ばなければならず・・。
学ぶことが芋づる式に増えております。

現在クロス、壁紙と呼ばれている物のほとんどは塩化ビニルの壁紙です。
難燃加工された紙に塩ビを塗布し、熱をかけて発砲させ、色づけした物です。
ここで注意点が一つ。
世で「紙クロス」と呼ばれいるものも実は、紙を塩ビでコーティングしてあっても紙が材料の半分以上であれば「紙クロス」と呼ぶことができるのです。

そこで塩化ビニルという素材は安全なのか?ということです。

欧米では多くの国々が、3歳以下の子供用玩具を対象に、軟質塩化ビニル樹脂の使用を規制しています。
この規制が行われている最大の理由は子供達が舐めたりしゃぶったりすることによって軟質塩化ビニル樹脂に含まれるフタル酸エステル類を摂取してしまう可能性があるからです。
フタル酸エステル類は生殖系への影響などの疑いがあるとされているものです。
日本においては、日本玩具協会が指針をだしておりますが、強制力はありません。

また、塩化ビニルは塩化ビニルモノマーが連なったものですが、この塩化ビニルモノマーには発がん性があります。
世界保健機関の国際がん研究機関の発がん性分類では、最上位の「グループ1(人に対して発がん性を示す)」に分類されています。

でも、噛んだり、舐めたりしなきゃ体内には入らないでしょ?

そうでもないんです。
塩ビ樹脂は紫外線などで経年劣化しますから、樹脂が劣化して微粉末が空気中に飛ぶようになります。
それを吸うと危険だそうです。

ここまで深く学んでみて周りを見てみると、
いかに現代の私たちの住環境というのは、有害物質に囲まれているのかを知ってしまいます。

「安いから」「合理的だから」などという事を優先したが故に、
大切な事をなおざりにしてしまってきたのではないか。ということを考えさせられます。

こんな事を深く勉強しているうちに「住環境オタク」になりそうです。


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