☆BloombergMarch 27, 2020, 9:53 PM GMT+9に配信されたニュース。
ブルームバーグからの取材に対して、以下のように回答させて頂きました。
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“I think if we passed the equivalent of two years’ budget in a year, that would put people’s minds at rest. So if the budget for a year is 100 trillion yen, we should double it to 200 trillion yen,” said lower house lawmaker Yasuhide Nakayama.
結果的に1年後に振り返れば、新型コロナウィルスの経済を含めた対策に必要な予算は、2年分の国家予算を1年で使うような値になっているか、それ以上だろうと、個人的に予測しています。
積み上げ方式の表現しか取れない行政の立場に対して、一定の理解はできるが、正直予算の額がまだまだ足りないだろうと思っているのは、私1人ではないと思う。
ブルームバーグ
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https://finance.yahoo.com/news/japan-passes-2020-budget-talk-055922311.html
☆緊急事態宣言をやるか、やらないかで、政府内でも判断が割れているような気がする。
人命を第一優先に考えるのは当然。
東京都の1日の感染者数が三桁を越えている事態をよく考えれば、遅かれ早かれいずれ宣言を出さざるを得ない状況になるだろと個人的には思う。
であるとするならば早めに宣言を出し、将来感染の可能性がある者を、リスクを、少しでも減らす努力が求められると思う。
東京では用意していた病床が、既に満床となっている。
国の責任?地方の責任?など、本質に全く関係無い。
対 新型コロナウイルスに対する「宣戦布告」は、国がやるべきだ。
今やるべき事は、過去に国会で立法し、先日改正した弱すぎるインフルエンザ特措法を早急に再改正する準備を行い、自粛等に関しても要請ではなく、命令が出来る様にそれを再改正する。
また、国民にも自由と責任、義務を認識して頂かなければならないと思う。
緊急事態宣言に対して、その言葉の重みに見合った実行力を、法的権能を、政府側に期限付きでも構わないので法的に与えなければ、今後ズルズル
と新型コロナウイルスの蟻地獄の様な状態に突入して行き兼ねないし、少しでも悪い方向に進む事を阻止出来ない可能性やリスクがある。
経済崩壊により、失われる命のリスクもある。
国が借金してでも予算を投じて、救えば良い。
ヒトの体が新型コロナウイルスに侵されて、ウイルスに命を取られるリスクを考えれば、それこそ「命あっての物種」だ。
命を守り、経済を守る。優先順位は命。今回の世界的な人類と新型コロナウイルスとの戦争に、真剣に憂いている国民もいる。他方で対岸の火事の様に考えている国民もいる。
日本は自由な国だから、自由。だけど今回は、新型コロナウイルスが収束するまで、皆が一致団結してやらなければならない。それがウイルスとの戦いだ。
国が全責任を持つ事を宣言し、皆が一致団結をする。
そうでなければ、収束時期がズルズルズルズル延びるような気がする。
ワクチンや治療薬が開発、製造され、世界中に行き渡るまで、収束しないという考えも当然。
しかし、その日が来るまでより一層、新型コロナウイルスと人類の戦争だと認識出来る様にしなければ、感染者が増えるのみだと思う。
これは形を変えた「戦争」なんだという事を、国民の皆様方にご理解頂ける様にしなければならない。
政府の英断に期待する。
中山泰秀