【 フィリピン産バナナを買って食べようと思う。】



中国は既に世界第2位の経済大国。

国家としての正義には一定の理解は示すが、それ以上に、国際社会における責任ある立場が同時にある事を忘れてはならない。

大国らしく、モラルある対応を希求する。

たとえ中国共産党政府の建前は検疫問題等であったとしても、現実的には領土問題を背景にフィリピン国に対してアンフェアな対応や措置を行っている現実をみると、現在、日中間に円と人民元の直接取引が6月から始まるという事に対し、非常に冷めた目で観てしまう。


中国には、大国としての誠実さを持って頂きたい。





政治家
中山泰秀



以下は、ニュース記事。


$中山泰秀の【観世音】ブログ



『中国に輸出のバナナ、大量に返品される=「南シナ海問題の影響」説も―フィリピン』
Record China 5月28日(月)15時29分配信 

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120528-00000013-rcdc-cn

拡大写真は25日、フィリピンから中国へ輸出したバナナがまったく売れず、大量の返品が発生している。

写真は海南省。2012年5月25日、フィリピン紙フィリピン・スターによると、フィリピンから中国へ輸出したバナナがまったく売れず、大量の返品が発生している。主な原因はフィリピン産の果物から輸入植物検疫措置の対象となる病害虫(検疫有害動植物)が発見されたことにあるとされているが、フィリピンの輸出業者は中国との間で問題になっている南シナ海のスカボロー礁(中国名・黄岩島)事件の影響を心配しているという。

27日付で中国新聞社が伝えた。【その他の写真】フィリピンのバナナ栽培・輸出業者協会の責任者は、中国はフィリピン産バナナの輸入を認めているものの、中国人消費者がほとんど購入しないため、このままの状態が続けば返品がさらに増加すると懸念を示した。すでにコンテナ約240個分のバナナがフィリピンに返品されており、今後さらにコンテナ100個分前後が返品される予定だという。

バナナはフィリピンで5番目に多い輸出農産物で、大半が中国向けに輸出されており、11年は中国が輸入したバナナの85%をフィリピンが占めた。

しかし、今年3月、フィリピン産の果物から検疫有害動植物が発見され、5月上旬以降、中国はフィリピン産果物に対する検疫を強化した。中国政府はフィリピン産バナナの輸入を認めてはいるものの、フィリピンの輸出業者は長引くスカボロー礁問題の影響に不安を抱いているという。(翻訳・編集/HA)