本日夕方建材屋さんが当社の寄りました。
「建材が値上がり初めますよ。」
自民党が総選挙で勝利し、第２次安倍内閣誕生で
円安傾向になっています。
経済界（大企業）は歓迎ムードですが
実は円高のほうがわたしたち庶民の生活には恩恵がたくさんあるのです。
だって、日本は世界一の輸入大国です。
だから円が強い方はやすく物を仕入れるのです。
福島第１原発事故以降、原発はほとんど止まっています。
現在火力発電にたよっていますが、燃料は輸入です。
円安になってきているので、電気料金を値上げしなければ
会社がもたないといいます。
石油製品も原油の代金決済も円安で負担増です。
住宅関連でいえばスタイルフォーム、ビニールが値上がり確実です。
あらゆる物が石油なくて生産出来なくなっています。
食料では小麦、飼料も値上がりです。
ですから円安が過度に進むのは
あまりイイ事ではないのです。
さらに、マレーシアなどから輸入する合板なども
現地の労働ストライキが起こり、賃上げ傾向だと言います。
東南アジアからの輸入建材は値上がりしていくようです。
資材全般が値上がりすることは明らかなようです。
おまけに今年10月以降の契約分は８％の消費税なのですから
当然増税分負担をお願いしていきます。
今年は値上がりラッシュの予感です。
でも・・・・
逆にいうと
ある程度物価も上がり
金利があがり
給料も上がらなければ、デフレが終わりません。
辛いけどこの時期を経ないとホントの景気回復はないような気がします。