介護ベッドの成り行き続き | 認知症の義母と暮らしてました

認知症の義母と暮らしてました

今年、85歳になる義母は認知症です。昨年からうちに引き取り同居しています。義実家の片付けもあります。
ようやく特養に入り義実家ももう少しです

皆様、いつも沢山のいいねと
ありがたいコメントを頂き
ありがとうございます!







起き上がれなくなったからと
下の居間の机の横で寝ていた義母
たぶん季節は秋ごろだったと思う
風邪なんかひいたことない義母が
その頃やたらに咳したり
鼻水かんだりして
やたらに風邪っぽくておかしいなぁと
思っていたらそういうこと、、、、








この頃、要介護1の義母は
デイにも行ってたし
ケアマネさんに連絡して
介護ベッドのレンタルをお願いした
するとたぶん翌日くらいに
ケアマネさんとレンタル会社の方が
来てくださった








沢山の種類の介護ベッドの
パンフレットを見せてもらいながら
月々の金額と〆日と支払日などの
説明を受けていると
突然義母が
「わたしはなあ!そんなよそさんが使わはったような、使い古しのもんを使うのはいやですっ!なんでわたしがそんなもんでねなあかんのや!ひとがつこたようなもんを、いらん!かえってんか!」
とのたもうた、、、、、







そこにいた私含め3人はビックリ
しばしの何とも言えない静寂のあと
ふうこが丁寧にお二人にお詫びをして
とりあえず帰っていただいた
大丈夫ですよ、またおばあちゃんの気持ちが
落ち着かはったら連絡してくださいねと
優しいお言葉もくださいました
と、こんな理由でたっかい介護ベッドを
買う羽目になりました、、、、








ま、聞く耳なんて元々ついてない義母
ハガネな性格と難聴で終わってますわ
今はレンタルでも新品がくるんやでと
とりあえずも筆談で話したけど
らちがあかない(当然か)
義母を諭しながらも
義母があの発言をした瞬間から
ふうこはもう次のことを考えていました
どこでベッドを探そうかなぁ
近くの介護用品店はどこだったかなとか
やっぱりネットがやすいよなとか
筆談中も頭を回していました








ほんとはレンタルがいい
あとあとの処分にも困らないし
でも、説得している暇はない
物に溢れた中で寝て
手の届くところになんでも置いて
もうほぼ、汚部屋の住人だし
どんどん寒くなるし
もうこれ以上義母の生活の質を
下げたくない
だってそれは私の肩に
重くのしかかってくるから、、、、
(レンタルを買ったと嘘ついても
大丈夫だったかもと今は思ったり)








義実家ですること済ませて
急いで家に帰り
PCとにらめっこしながら
自分たち家族の予定を確認して
段取りを考える
市内の介護用品店に電話で聞いたら
おっそろしく高くてビックリしたわ
ベッドを買うのはいいけど
置く場所を整えないと置けない
もうこの頃の義母は最小限しか
動かなくなっていて
広い義実家なのに
ダイニングキッチンとその隣の部屋しか
使えなくなってしまっていた
物で埋め尽くされたそのテレビのある部屋を
片付けないとベッドが置けないのだ








さあ大変だ!どうする?
その日の夜に旦那と作戦会議
子供が居たらたぶん作業が出来ない
幼稚園に行ってる間にできるか?
旦那いつ休める?
なんとか旦那が休める日ができたけど
その日はおばあちゃんが在宅日
でもその日しか休めないから仕方ない
ベッドの配達をその日の翌日に指定して
ポチっとな








片付け当日
旦那は早朝から片付けに義実家へ
私も子供を幼稚園へ送ってそのまま義実家へ
このときはたまたま休めたからと
義姉も来てくれて3人でがんばった
とりあえず全てのものを違う部屋へ移動
させながらどんどん捨てる
義母は邪魔するようにうろうろする
旦那に怒られる
朝からベッドを入れるための掃除だと
何度説明してもすぐに忘れるから
「なにすんのや!なにしてくれるんや!
やめてんか!勝手にさわらんといんてんか!
私のもんや!なんや!追い出す気か!」
「ほないなことせんといて!やめてんか!
なにすんねや!」
を繰り返し叫ぶ、、、、、、
旦那がうるさいだまっとけって叫ぶ、、、
しまいには義母泣き出す、、、、
第三者が見たらえげつない光景です
はい、、、、、










この夜に旦那としみじみ話しました
おばあちゃん、思ってたよりとんでもなく
認知症が進んでるな、、、、
これから大変やな、どうする?って
二人してどんよりしました
施設か引き取るかを真剣に
考えとかなあかんなと話してたけど
この頃に特養の入所の規定が
要介護3からになり色々とあきらめて
引き取る方向になりそうでした








まあ、恐ろしくドロドロ
壁も天井も拭いても拭いても汚い
床なんか黒い粘土が着いてるようだ
3人で何度も床をふきあげて
ワックスを塗って一旦終了
その部屋に義母が入ると困るので
有無を言わさずに義姉に連れて帰ってもらい
(嫌がっていたのは勿論、義姉!
それくらいしてよね!義母は大丈夫!)
私たちは夕方に再度行って
必要なものを部屋に戻して
あとはベッドを入れるのみにした








その日義母は義姉のとこでお泊まり
翌日は義姉がデイに送っていき
私は子供を幼稚園に送ってから
それまでに買っておいたベッド用の
寝具を義実家へ運びベッドの到着を待ち
すぐに寝られるように全て整えておいて
幼稚園にお迎えに行って
また義実家で義母のデイからの帰りを
待ちました
(この日はもう旦那が休めなかったので
組み立てをどうしようかと思っていたけど
配送オプションに組み立て付きってのがあって
少し高いけどそれにしました)








この頃から毎日がもう
義母のことばっかりで大変でした
食事もほとんどとれてなかったと
思います
でもね、、、、、
これで終わりませんでした
このベッドを買ったことで少しは
義母の生活の質が上がると信じていました
なのに、、、、、、、、
結果は真逆でした、、、、
続きます








ふうこのひとりごと
読んでくださりありがとうございます