義母のバッグの中は | 認知症の義母と暮らしてました

認知症の義母と暮らしてました

今年、85歳になる義母は認知症です。昨年からうちに引き取り同居しています。義実家の片付けもあります。
ようやく特養に入り義実家ももう少しです

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ありがとうございます!!




認知症は少しづつ確実に進行している
義母ですが身体はとても元気!




病気はあるものの
この暑いのに疲れを知りません
室温と水分に気をつけてはいますが
強いです




そんな義母がデイサービスの
施設からお持ち帰りするものNo.1
それはプラスチックのS字フック



利用者さんの鞄や上着を
かけておくための
ブティックハンガーに
いくつもぶら下がってるもので
何故かこれがお気に入りらしく
デイサービスから帰った
義母のバッグに必ず1~2本入ってる
出しては連絡袋に入れて
すみませんとメモを書く
(メモはほぼ使い回し)
もういたちごっこ…




他にも誰のかわからない
ボールペンやタオル
書類!?のようなプリントや
訳のわからない殴り書きのメモなど
色々出てくる義母のバッグ
こんなものはいつどこから
手に入れるのか不明…




そういうものならまだいいけど
食べるものは勘弁してほしい
飴や煎餅ならまだしも
バナナやパン
食べ残しのおかずをティッシュに
くるんで入れてあったりする…(;´д`)




バッグの中は地獄の惨劇状態……
ふうこの気持ちも地に落ちる




こないだ、義母の部屋に入った
旦那がうわーって叫んだので
どうしたのって聞くと
義母の机の上を片付けようとしたら
なんかネチャ~って手に付いた…
食べかけの飴を口から出して机に
じかに置いてあったらしく
旦那っちの手にべちゃって……
ウエットでふくもなかなか取れない



少し目を離すとすぐに
義母の机の上はお菓子の粉で
埋め尽くされる…
どうやったらこんなになるのか
と思うほどの景色




食べこぼしもすごいので
食べ終わったらひとしきり
机の上と椅子の回りの床を掃除する
義母の服にも沢山の食べ汚れ…
拭かないとそれがまた他につくので
ふかせてもらいたいが
またそれを拒否るし……




介助しようとしたけど
拒否られた
自分ではちゃんと食べれてると
思っているし
嫁の世話にはなりたくないし
「そんなことせんといて!
やめて!やめてんか!でける!
自分で食べる!」




薬を飲ませて机をふき
嫌がられながら服を拭き
這いつくばって掃除する嫁を
毎回煙たいような目付きで
見ている義母…




あんまり見られるから聞いてみる
なんですか?
「そないに汚れたるか?
掃除なんかしてくれんでもどーもない!
きれいやろ!」


おばあちゃん食べこぼしてるし…
「よーそんなことゆーてくれるわ!
あんたわたしのせいにするんか?
食べこぼしなんかするかいな!
子供やあるまいし!」

・・・

「あーせや、
私の前にここ使わはった人が
汚して行かはったんやろ」

・・・


おばあちゃんの前って…
「ここを私の前にかりたはった人や…」



えーっと、ここはあなたの息子の…


あかん!もう喋ったらあかん!
だんだん話がおかしな方向に!!
やめよっ!
なんのことを話してたのか
訳がわからんようなるっ!
こっちまでなんか頭がもわもわして
目の前が霞んでくるわー!




少しは慣れたと思いきや
ふうこがなれた頃には
義母はまた先へ行っている
それも猛スピードで…




追いつけないよね…(笑)



早くグループホーム空きますように(祈)