第12回なか100の全講座が先日終了いたしました。

思い起こせば、約10ヵ月前に第12回の活動が開始され、試練の連続でしたが、

関係各位のお陰をもちまして、無事、感動のエンディングを迎えることができました。

過去ない最小人数での学生スタッフ数の為、士気低下の懸念や、

安全管理上、参加小学生の受け入れを昨年に比べて大幅に削らなければ

ならないこと。さらには、九州北部豪雨災害により、開催を断念するのか?

大幅なコース変更で開催するのか?を第2講座まで時間がない中、

実行委員会内で協議やコース検証をした結果、第2回目の事業説明会を

開催し、保護者の皆様の賛同を得て、コース変更による開催に至ったのでした。

 

様々な判断に苦しみましたが、改めて視点を変えることで、

見える事もあるはず、ピンチはチャンスである、と捉えていきました。

結果34名で参加希望の小学生を打ち切るカタチとはなりましたが、

無事、第2講座(8月1日から5日間)をスタートすることができました。

学生スタッフは、少ない人数ながらも、「本気」で子どもたちにぶつかって

くれました。「綱領・心得」を5日間でどのように伝えていくのか?を

真剣に考え実践してくれたのでした。

さらには、今回の危機的状況を受け、OBOGが遠くは名古屋大阪から駆け付けて

くれ、学生スタッフを強力にバックアップしてくれました。

そして、全員完歩の偉業を達成することが出来ました!

先日(27日)、第3講座(事業報告会)を開催しました。

本講座の開催は、子どもたちの見事な体験と保護者と共に歩んだ

準備期間を称え、そして、多くの時間を費やして、子どもたちの

「生きる力」を育む為に準備してきた学生スタッフの皆さんへ、

敬意と深謝を込めて、事業の検証をしつつ開催されます。

 

「過去と他人は変えられない 『自分と未来は変えられる』」

この日は、今年のテーマである「自分と未来は変えられる」を補足説明するのに、

「人生七変化の術」を皆さんにご紹介しました。

それは・・・

・心(意識)が変われば、態度が変わる

・態度が変われば、言動が変わる

・言動が変われば、習慣が変わる

・習慣が変われば、人格が変わる

・人格が変われば、出会いが変わる

・出会いが変われば、運命が変わる

・運命が変われば、人生が根本から変わる ・・・です。

 

まずは「気付こう」。そして気付いたら「変わりたい」と思おう。

変わりたいと思ったら「一歩でも前進しよう」・・・それを続けていたら・・・

人生が変わってくるのでは?ということです。

 

100キロの道のりを一歩一歩歩いたように、

この一歩がなかったら、ゴールへ辿りつかなかったように、

人生という長い長い道のりの中で、変化の最初は、

まず一歩踏み出すこと!

分かり切ったことかもしれませんが、この一歩がなかなか

踏み出せないことが多いものです。

例えば・・・

挨拶をする(どんな挨拶の仕方がよいのか?)

お礼を言う(言葉に出してる?お礼の言い方は?)

基本的なことなのですが、この基本的なことでさえ、

ないがしろにしていることがままあります(自分も反省)。

しかし、たったこのことを意識し行動に移すだけでも、

見ている人は見ているものです。

コミュニケーションを深めるきっかけになったり、

より良い方向に人間関係が向かう可能性だって

ありますよね。

要は、このことを会場にいる皆さんにお伝えしたかったのでした。

「知っていても行動しないのは知らないのと同じ」ということです。

 

第12回の活動が終わり、いよいよ同時に第13回の活動が開始します。

今回関わった皆さんが、何事も、綱領と心得に立ち返りながら、

今までの自分を振り返り、そして、これからの自分の「心棒」としてほしい。

そのように願っています。

 

結びに、たくさんのご支援・ご協力をいただいた皆々様に、

厚く御礼申し上げます。本当に「有難うございました!」