間もなく終戦記念日です。 ②   | 中杉 弘の徒然日記

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【韓国の不法占拠から70年…発端の李承晩ライン設定の背景は】~シリーズ竹島① 令和4年2月21日のニュー

 

間もなく終戦記念日です。 ②

 

アメリカは、戦後も日本人が怖いから、「天皇を殺すぞ!」と脅して、命令に従わせてきたのです。日本人は、終戦しても天皇に対する忠誠心が強かったのです。

日本の終戦は、昭和20年8月15日です。昭和21年11月3日、日本国憲法を公布したのです。終戦してからGHQは、1年の間に憲法を書き換えたのです。これも、国際法違反です。

占領した国の政治を変えたり、憲法を変えたりすることは、国際法違反です。占領軍は、かってに占領している国の憲法を変えてはいけません。そんなことをしたら、よい憲法などできるわけがありません。

抵抗できない国に対して、支配者が「この法律を守れ!」という憲法です。こんな憲法がよいはずがありません。これに対して、日本人は抵抗したのです。「こんなひどい憲法はダメです。これでは日本がなくなります」と言うと、GHQは、「なに、お前は憲法に反対なのか? では、天皇を処刑するぞ!」と言うのです。

日本人は、「それだけは、ご勘弁ください」と言って、この不合理な憲法を呑んできたのです。GHQの合言葉は、「天皇を処刑するぞ!」ということです。それを脅し文句にして、憲法を押し付けてきたのです。

東大法学部は、国民に憲法を認めさせるために苦労をしたのです。「この憲法を何としても合法にしなければいけない。そうでないと、占領下の占領基本法で終わってしまう。この憲法を恒久的に何百年も続くものにしなければいけない」と考えたのです。

僕も憲法学を習ったことがあります。戦前の明治憲法と日本国憲法はつながっているのでしょうか? その継続性はあるのでしょうか? 事実は、明治憲法でいったん切れてしまったので、新しく憲法をつくったのです。東大の学者は、「自国民の了承を得てつくった憲法だ」というようにしたいのです。

憲法学者は、「GHQに命令されてつくった憲法ではない。明治憲法から日本国憲法に変わったのだ」ということを考えたのです。ところが、どのように考えても、憲法は連続していません。

憲法学者は、「三井商事が、青空商事に社名変更したのだ」という詭弁を使って、憲法の連続性を定義づけたのです。そんな、だましを使って定義づけした憲法ですから、日本人はみんな不満だったのです。「こんな憲法は、冗談ではない」と思っていたのです。新しい憲法は、日本人の主張が何も生かされていません。

戦後は、憲法論争がずっと続いたのです。この悪法である憲法を擁護したのが、東大総長の南原繁さんだったのです。東大総長の意向で「日本国憲法は、明治憲法と引き続いているのだ」と言ったのです。

だから、「この憲法は合法である」と言ったのです。東大の総長がそのように決めたのですから、以下の大学である慶應義塾大学、早稲田大学でも、「憲法は合法だ」と言ったのです。

東大がそのような解釈をしているのだから、「我々もそれに習わなければいけない」ということで、大学の憲法学者は、「憲法は合法だ」とウソを言ったのです。このウソは、東大から始まったのです。戦後は、そのようなウソが横行したのです。

それはともかくとして、武田邦彦教授の言われていることをわからなければいけません。戦争と虐殺は違います。戦争はお互いに殺してもよいのです。市民を殺すということは、正規の戦いではありません。

庶民は武器をもっていません。制服も着ていません。それを虐殺してよいということはありません。アメリカのやった東京大空襲は、戦争ではないのであって、虐殺です。東京市民の虐殺です。東京だけではありません。大阪市民の虐殺、横浜市民の虐殺、名古屋市民の虐殺、福岡市民の虐殺をやったのです。

アメリカがやったことは、虐殺、虐殺、虐殺のオンパレードです。そして、広島、長崎に原爆を落として、広島市民の大虐殺、長崎市民の大虐殺をしたのです。「虐殺は戦争ではありません」と武田邦彦教授は、言われています。本当にその通りだと思います。

戦争をしたかったら、軍服を着なさい! 軍服を着ていない市民を敵とみなしてはいけません。ハーグ陸戦条約では、そのような規則があるのです。白旗を上げて捕虜になった人は、丁重に扱わなければいけません。

白旗を上げている兵士を撃ち殺すなど、国際法違反です。米軍がやったことは、ほとんどが虐殺であり、戦争ではありません。これをまず第一番に覚えておかなければいけません。

日本は、交戦権がないので、ハーグ陸戦条約の規則にそって、戦闘をすることはできません。何故ならば、交戦権がないからです。憲法第9条が大問題になってきます。

憲法第九条

1.      日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。

2.      前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。

 

 我が国は、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。と憲法に書いてあるのです。自衛隊は、憲法の後からできたものです。憲法では、「軍隊を持たない」と明記してあるのです。

 しかも、ご丁寧に国の交戦権は、これを認めない。と書いてあります。交戦権とは、侵略してきた敵と戦う権利です。

 侵略を受けた場合、交戦権がある場合は戦うことができるのですが、交戦権がないと戦うことはできません。侵略されっぱなしです。そのような憲法になっているのです。ヒドイ憲法でしょう。

「おい、お前の国の九州をもらうぞ!」と言われたら、交戦権がないのですから、「どうぞ、お好きなだけもっていってください」と言うしかありません。

 それに基づいて韓国の李承晩は、「日本は敗戦国だから、九州をくれ。あそこを韓国領にする」と、GHQに頼んだのです。それは却下されたのですが、その流れで韓国は竹島を盗ったのです。日本は、ぐうの音もでません。韓国は竹島を占領して、いい気になっているのです。

 「誰がこのような路線を敷いてきたのか?」というと、自民党がそのような路線を敷いてきたのです。竹島は自民党の代議士によって売られたのです。朝堂院大覚先生によると、自民党の代議士4人が麻雀をやっていると、韓国人が5億円もってきたのです。「これで竹島には、口出しをしないでくれ」と言われて、そのお金を受け取ったのです。だから、自民党は竹島問題に関して、韓国には何も言ってこなかったのです。(③に続く)

 

 

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