資本主義、社会主義の次に来る、第三の社会とは? ② | 中杉 弘の徒然日記

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これからは、道理と正義に満ちた、第三の社会を創っていかなければいけません!

 

 

資本主義、社会主義の次に来る、第三の社会とは? ②

 

 「中国は、世界中の土地を買っている」という情報があります。

「ウクライナ問題と食料危機をきっかけに、中国の海外での土地購入について注目が集まっている。米シンクタンク、アメリカン・エンタープライズ公共政策研究所(AEI)の研究員エリザベス・ブラウ氏によると、2013年に中国共産党傘下の「新疆生産建設兵団(XPCC)」は、ウクライナで非常に肥沃な農地の9%を50年のリース契約で入手したという。この農地は、ウクライナの国土面積の5%にも相当する。」

 世界の食料危機と中国の海外土地購入 | 2022年 | 木内登英のGlobal Economy & Policy Insight | 野村総合研究所(NRI)

 世界中が、食糧危機に直面しているさなかで、中国は世界中の土地を買っているのです。

 北朝鮮の場合は、コロナ禍と干ばつで、ますます食料危機に陥っています。

焦点:北朝鮮、コロナ禍と干ばつで食料不足が一段と深刻化か | ロイター (reuters.com)

国内には米はありませんが、あるところを探すのです。米のある倉を探して「おい、この米をもらっていくぞ」というのです。将軍様が言うのです。「私たちの大事な米ですから、勘弁してください」と言うと、「将軍様の御命令だ!」と言って、米を取り上げて持っていき、配るのです。

 金正恩は何もしません。こちらにある食料を、あちらに持っていくだけです。それをやらされる部下は、たまったものではありません。将軍様だけがよい顔をできるのです。将軍様だけが人間で、全ての国民は奴隷です。全体主義はそうなのです。

 資本主義は競争ばかりです。競争社会ですから、争いが起きてくるのです。勝った者だけが莫大なお金を貯めることができるのです。市場からお金を無くしてしまい、しまい込んでしまうのです。市場から、お金がなくなると、30%の人が失業するのです。食べることができなくなってしまうのです。

 1930年の世界恐慌がそうです。お金がなくなったわけではありません。握りつぶしてしまうのです。それでまた儲けるのです。資本主義社会は、必ず恐慌が起きて、それを突破する方法は戦争しかありません。恐慌の先は、必ず戦争につながるのです。社会主義者は、それをわかっているから、「資本主義者は悪だ」と言うのです。

 資本主義は、必ず競争社会になります。社会主義社会は、そんなことにはなりません。「社会主義は、全体のことを考える社会ですから、競争などしないのだから、お金は貯まるのだ」と言うのです。社会主義は、独り占めをして、かっぱらうことができない社会です。

 そこでだまされてしまうのです。「資本主義者が戦争を引き起こして、お金を収奪していくのだな。社会主義体制には、恐慌もなければ戦争もない。だから、資本主義の次にくるのは社会主義なのだ」と思っている人を、「進歩的文化人」というのです。

 毛沢東、スターリン、習近平、金正恩の社会主義国家が出来てきて、「社会主義をつくれば、みんなにお米が配給できるのだ」というのは、ウソだったのです。米は自分の米蔵に隠してあります。「全て俺のものだ」ということです。金正恩は、何千本のコニャックを自分の倉庫にしまってあるのです。自分が飲むためだけに隠してしまうのです。

 金正恩が好きな食べ物は、スイスの高級チーズです。高級チーズを食べて、コニャックを飲み、へべれけになるまで飲んでいるのです。へべれけになって、「あいつを粛清しろ」と言うと、部下は酔っぱらって言っているのか、本気で言っているのかわかりません。

 翌日、金正恩の目が覚めると「あいつを粛清したのか?」と言われるのです。すると、部下は、「あれは本気だったのだな」とわかるのです。「酔っぱらっているのだ」と思った人は、粛清などできません。粛清していないと、「俺が言ったことをなぜやらないのだ? お前を粛清する!」と、金正恩に言われてしまうのです。

社会主義国家は、たった一人の王様が、やりたい放題、何でもできるのです。ということは、社会も人民も生産物も王様のものなのです。これが社会主義の実態です。

 進歩的文化人は、そのような事態が起きるとは、思っていなかったのです。「戦争がなくなる、食料が均等に与えられる、富が均等に与えられる、理想の社会だ」と思っていたのです。

 それが資本主義の次にくる社会だと思っているのです。とんでもない話です。これは、全くの予想外れだったのです。その権力を維持するために王様は、何千万人も殺さなければいけません。殺せば殺すほど王様の権力が出来てくるのです。

 権力とは人殺しした代価です。「1万人殺すのだ」と命令して、1万人殺すと、「1万人殺した凄い大王様だ」と恐れられるのです。そのようなことが見抜けないで共産主義などやっている人は、バカなのです。

 共産主義者の正体はもうわかっているのです。毛沢東も、スターリンも、習近平も失敗して、共産主義はダメだとわかったでしょう。正当な競争がないからドロボウが横行するのです。社会主義者は、自分たちで財産をつくることはできません。資本主義社会は「新幹線を造って、大儲けしようぜ」となるのです。だから、新幹線が出来てしまうのです。

 それが共産主義者は、できません。では、どうするのでしょうか? 「新幹線をかっぱらえばよい」と思うのです。中国は「日本から新幹線を買います」と言っておいて、図面が手に入った途端に「新幹線を買うのは止めました。自分たちで造ります」と言ったのです。

 共産主義者は、発明や発見はできません。「発明をしよう」というエネルギーもありません。技術をかっぱらうことは出来るのです。奴隷の国民に働かせて、共産党の幹部達が儲けて隠したお金は、中国共産党の数十人の幹部がわけあっているのです。

 スイス銀行で発表された、中国共産党の幹部が預けているお金は、100兆円です。資本家が搾取するどころか、中国共産党の幹部が人民から搾取して個人のお金にしていたのです。

 中国共産党の幹部にとって国家のお金は、全て自分のお金です。共産主義の悪い面がロコツに出ているのです。共産主義のユートピアの夢は終わったのです。

 資本主義でもない、共産主義でもない、第三の新しい道をつくっていかなければいけません。そのような時期にきているのです。

 佐藤優は、「新しい文明を創るのは、創価学会です。池田先生は大思想家ですよ」と言っています。佐藤優は、創価学会をヨイショして、創価学会からお金をもらっているのです。バカではないでしょうか? 

共産党の幹部がお金を儲けるのと同じで、創価学会の本当の大幹部だけがお金を儲けているのです。名前ばかりの幹部もいますが、そんな連中ではありません。創価学会のお金をいじることができるのは、3人の幹部だと言われています。それも、本当に大事なお金を握っているのは、たった一人です。そのようになってしまうのです。

 宗教は、ベールに包まれているから、お金を独り占めしているのです。下の幹部には、そのことを言いません。「お前達は学会活動だけをやっていればよいのだ」と言うのです。本当の幹部は表にはでません。本当の幹部は、創価学会の金庫番です。

 「学会にいくらのお金があるのか、そんなことはお前達は知らなくてよいのだ」と言うのです。それは信者に言うのではありません。大幹部に言うのです。「お金のことは俺が握っているから心配はするな」と言って、そいつが独占しているのです。その前は池田大作が、創価学会のお金を独占していたのです。池田大作にとって、王様は自分だけであって、信者は奴隷です。そのように思っていたのです。

 これから創る第三の社会とは、そんな社会ではありません。まず、第一番に道理の通った社会でなければいけません。これからは、道理が一番、大事になってくるのです。今の社会は、力が物を言う社会です。

 自民党という大政党だと、政党交付金が何百億円も入ります。そのお金を使って、選挙に勝てるようにしていくのです。それが幹事長の役割です。すると議員は幹事長にゴマをするのです。「可愛い、可愛い、お前には1億5千万円あげよう」という事件があったでしょう。それが河井案里の事件です。幹事長「河井案理は、可愛いから1億5千万円あげよう」となるのです。どんぶり勘定です。本当にそうなのです。

 田中角栄は、もっとひどかったのです。京王プラザの部屋いっぱいに万冊を積んだのです。すると、「角栄先生!」と議員が群がってきたのです。「いよいよ選挙だな、お前もお金が必要だろう。好きなだけもっていけ!」と田中角栄が言ったのです。

 みんな驚いてしまったのです。田中角栄は、「ボストンバックを持ってきたのか? 万札を詰めるだけ詰めろ」と言ったのです。そんなにお金がもらえると、気もそぞろになってしまいます。

 田中角栄の秘書が全てバラしてしまったのです。田中角栄は、そのようにしてやってきたのです。まさに力による政治です。議員は驚いたのです。「好きなだけもっていけ」と言うのですから、ボストンバックに詰めるだけ、万札をもっていったのです。「我先に!」という、その光景が目に見えるようです。その段階で、代議士は畜生になってしまうのです。そうなると、「田中先生の言うことならば、何でも聞きます」となるのです。そうなってしまうのです。

 これからは、そのような力の社会ではなくて、正義と道理の通った社会をつくらなければいけません。それならば、どんな社会形態でもよいのです。共産主義社会でも上に立つ人間の道理が通っていればよいのです。

 造った物を国民の皆さんに平等に配分して、富が偏らないようにするのです。上に立つ者は、ウソは言わない、公明正大で筋を通していくのです。そのような社会であれば、働いている国民は気持ちがよいのです。

 資本主義社会でもよいのです。良い物が沢山できてきて、公正な選挙が行われて、公明正大でウソをつかない総理大臣が出来ればよいのです。総理大臣が筋を通すならば、「このような社会で働きたい」という国民の意欲がわいてくる社会になるのです。

 「日本国に生まれてよかった」ということを感じるのは、「筋が通っているか、道理が通っているのか」ということです。社会制度がよいも、悪いもありません。

 人間の教育の中で、「道理を通す」ということを教えて、皆が仲良く楽しく、やっていける社会をつくっていかなければいけません。他人が信用できない裏切りの社会は、暗黒の社会です。

「ウソは絶対につかない。言ったことは実行する」という社会ならば、「皆で一生懸命、頑張ろう!」となるのです。

 「革命のためならば、一人や二人殺してもよい」などと、バカなことを考えている共産主義の思想は、もう古いのです。これからは、道理と正義に満ちた、第三の社会を創っていかなければいけません!

 

 

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