竹田恒泰さんの問題 ① | 中杉 弘の徒然日記

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大日本帝国憲法(だいにほんていこくけんぽう)は、1889年(明治22年)2月11日に公布、1890年(明治23年)11月29日に施行された、外見的立憲主義に基づく日本憲法

明治憲法めいじけんぽう、あるいは単に帝国憲法ていこくけんぽうと呼ばれることも多い。現行の日本国憲法との対比で旧憲法きゅうけんぽうとも呼ばれる。

 

 

 竹田恒泰さんは「女性天皇はありえない」といっています。今、マスコミでは竹田さんが徹底的に攻められています。マスコミはほとんど女性天皇容認論です。したがって、「愛子さんが天皇陛下になることを認める」という世論では、90%が認めています。

 竹田恒泰さんは全員に攻められています。「血の流れなどというのは、もう時代遅れだ」というのです。これがマスコミの論調です。したがって「次期天皇は愛子さんでよいのだ」といわれているのです。

 竹田さんは、相当苦戦しています。しかし、竹田恒泰さんの言っていることはおかしいのです。昭和天皇は、憲法擁護だったのです。「この憲法があったから、皇室は生き延びた」といるのです。だから、天皇陛下は「今の憲法は護持する」というお立場になるのです。

 憲法には「象徴」という言葉が入っているので、上皇陛下は「自分は象徴として生きる」と思っていたのです。天皇陛下の中には二つの葛藤があったのです。一つは、大日本帝国元首としてのお立場です。戦後は象徴天皇になったのです。「象徴天皇と、大日本帝国元首という立場をどのように組み合わせていくのか?」ということで、象徴天皇として生きていくことについては、非常に苦労されたのです。

 上皇陛下は「象徴天皇とはなんだ?」と考えられたのです。少しは、大日本帝国元首の気持ちが残っているから、「象徴天皇とは一体何か?」と考えられて、務められてきたのです。

 今の天皇陛下は「象徴天皇なのか、何なのか?」ということを時代が揺さぶってきたので、もう象徴天皇では許されないという部分が出てきているのです。

 そのような意味で言うと竹田恒泰さんは現行憲法擁護の立場です。「天皇陛下も現行憲法を擁護されてきたのだから私も当然現行憲法擁護する」という立場です。それに対して、僕が言っていることは「今の憲法はだめです」と言っているのです。

 「昭和天皇が、どのような気持で憲法を受け取ったのか?」ということは、推測しかできませんが、これは欠陥憲法です。今の憲法学者は、現行憲法の擁護論です。「憲法改正はまかりならん!」ということです。そのようなことを、すべての憲法学者が言っているのです。

 「現行憲法は、占領基本法ではないの?」という人に対しては、「日本国憲法は占領基本法ではない。あれは八月革命説だ」というのです。これは東大の学者を中心とした八月革命説です。「日本国憲法は革命的な憲法で、前の憲法とつながりはないのだ」というのです。これが革命憲法論です。

 それまでは、二つの意見に分かれていたのです。「明治憲法と、日本国憲法は、どのように続くのか」と言っていたのです。明治憲法の改定手続きに従って、日本国憲法ができたのです。

 ということは、屋号の変更であって、明治憲法という屋号が、日本国憲法にかわったのです。「名前は変わったのだけれども、憲法は連続している」という説を唱えたのです。それに対して、八月革命説というのは、国家が連続していないのです。明治憲法はもう終わってしまったのです。

 八月に革命が起きて日本国憲法ができたのですから、明治憲法と平和憲法は全然関係のないものなのです。「ここで、国が終わった」という考え方です。このような意見が出てきたのです。

 八月革命説は、東大の学者をはじめとして、主流になっています。「明治憲法はもう関係ありません。日本は敗戦して、新しい憲法をつくったのです。当然、押しつけられた憲法なのですが、八月革命でできたのだ」というように、非常に割り切ってポンと言っているのです。

 「そうはいかんぜよ!」というのが僕の『虚構の憲法』です。竹田恒泰さんも微妙な立場になってしまったのです。「今の憲法は、研究すればするほどおかしい。しかし、昭和天皇が今の憲法を認められたのだから、私も擁護に回らなければいけない。憲法改正は反対だ」ということを言ってしまったのです。

 そんなこと言うから、苦しい立場になってしまったのです。今の主流の考え方は、改憲です。「憲法を改正しろ」という意見があり、公明党は加憲です。「憲法を変えないで、今ある憲法に文書を加えろ。自衛のためには自衛隊を持てると書けばよいのだ」というのです。

 「平和を愛する諸国民」を対象にして、憲法第9条二項では、「前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。」と言っています。それに加憲して、「自衛のために自衛隊を所持する」というのです。これが公明党の考え方です。

 これは、青山繁晴参議院議員の考え方でもあります。これではダメです。まず、天皇の地位をしっかりさせなければいけません。「象徴天皇なのか、天皇には主権があるのか?」ということを考えなければいけません。

 今までの天皇は、全く実権がなくて、国会が始まる前に挨拶をするお飾りです。そのような儀礼的なことを象徴天皇としてずっとやって来たのですが、日本本来の天皇は、そんな象徴天皇ではありません。主権を持った天皇にしなければいけません。

 この考え方が、憲法改正の主流になるのです。今の憲法は、我が国の歴史を誇るところが一つもありません。2800年間続いた大日本帝国を誇り、日本国の歴史を誇り、我らの天皇を敬うのです。天皇は象徴天皇ではなく、「国家元首として保持する」という名文を入れなくてはいけません。

 「日本国は神武天皇の建国以来、2800年の歴史を有する世界最古の国家であるという誇りを持って、国家元首としての天皇をいただく」のです。これでよいのです。何か象徴なのでしょうか? 

 日本の天皇は、象徴などという、ヘンテコリンな帽子ではありません。これを変えなければいけません。竹田恒泰さんは、頭ではこのことを思っているのでしょうけれども、天皇の子孫であるから、こんがらがっているのです。

 「天皇を認めた憲法を否定してよいのか?」ということになってしまうのです。しかし、憲法は否定しなければいけません。それは、入り口を見ればわかるのです。日本国憲法は、GHQが日本国民に与えた憲法です。(②に続く)

 

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