竹田恒泰氏は統一教会 ① | 中杉 弘の徒然日記

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 明治天皇の玄孫と称する竹田恒泰氏は、慶應義塾大学法学部卒です。この慶應義塾大学の先輩にあたるのが統一教会日本会長の久保木修己です。学部も確か同じだと思います。そこで久保木修己と、竹田恒泰さんは接点があったのに違いありません。

 そして、巧妙にこのように言われたのです。久保木「貴方は、皇族のかたですか?」竹田氏「そうです」久保木「本当の天皇の歴史を知っていますか?」竹田氏「私なりに勉強しています。」久保木「では、本当の勉強をしてください。これから貴方に3年間鎌倉に籠って、徹底的に天皇の研究をしてもらいたい。資金は私が用意します」久保木修己は、そのように言ったのに違いありません。

 多分それで大学院に行かなかったと思うのです。竹田恒泰さんは「学士号しかない」と言っているので、大学院には行っていません。鎌倉での3年間を大学院と同じと考えて天皇の研究をやったのです。

 竹田恒泰さんは「朝から晩まで本当に勉強しました。外にも出ないで勉強しました」と言っています。これが実は統一教会の巧妙な手口です。「日本は素晴らしい国です。日本の皇族は素晴らしいですね」と言うのでウンウンと聞いてしまいます。

 「この素晴らしい国の天皇がどのような運命をたどったのか徹底的に勉強してください」と言われて、竹田恒泰さんは3年間鎌倉に籠って勉強した結果、幸福な天皇は一人もいないことに気が付いたのです。

 天皇は、みんなご不幸であります。真っ赤に焼けた石を頭の上に乗せて死んだ天皇もいました。雷に打たれて死んだ天皇もいました。刀で斬りつけられて死んだ天皇もいます。島流しになった天皇もいます。ご不幸なことばかりだとわかったのです。

 久保木修己「天皇陛下は神でしょう。神ならばもっと幸せになっていなければいけないでしょう。それがなぜこんな悲惨な目に遭うのでしょうか? 天皇そのものは素晴らしいのですが、何か欠けていると思いませんか? そうです。欠けているのです。それは真の創り主、この世を創った造り主を崇めていないからそうなるのです。

 この世界を創った真のクリエーターをキリストといいます。実はキリストは神がこの世を救うためにこの世にお生まれになったのですが、神は救済に失敗しました。今から2千年前にこの世に現れたのですが、キリストは救済に失敗しました。

 でも、やはり神です。あきらめません。再びこの地上に現れて、世界の人々を救うという決意をされたのです。キリストとは、救世主という意味で個人名ではありません。そして、この世に救世主として現れたのです。

 どこに現れたのか知っていますか竹田さん。歴史上の最も不幸な国、朝鮮にお生まれになったのです。朝鮮人として生まれになった救世主が文鮮明というのです。日本人がこのことに気が付いて、真の神は文鮮明先生であると気が付いたときに、日本は必ず幸せになります。そして、世界がこの救世主に気が付いたときに世界は本当に平和になるのです」このように洗脳されたのに違いありません。

 やり口が上手いでしょう。だから、統一教会が出かけていくと愛国者だと思ってしまうのです。千葉大学の清水馨八郎先生が盛んに言っていました。「日本は日ノ本の国で、世界の中心だ」と本当に思っていたのです。「画竜点睛を欠く」わけです。

 最後に「何故、幸福にならないのでしょうか? 真の救世主を知らないからです。この救世主に気が付いた人、知った人はファミリーです。誰のファミリーかというと、神のファミリーです」このようにもっていくのです。非常にソフトです。

 「神の家族であることをわかりましょう。神という言葉は抽象概念だから何だかわかりません。神はキリストです」これも抵抗ありません。キリストは個人名ではないから抵抗はありません。でも、日本人は、キリストという名前を救世主として受け取っているから、キリストというと、イエス・キリストを思い浮かべるのですが、それも抵抗感はありません。

「神とは文鮮明です。神は再びこの地上を救われるためにおいでになりました」このように言えば、「信じるか、どうか?」ということです。理屈では出てきませんから、「信じます」と言った瞬間に、文鮮明の偽キリストがストーーンと入ってしまうのです。もう抜けられません。救世主は文鮮明です。キリストは文鮮明です。

神が降り立った国、朝鮮は母なる国であります。これがダーーーンと入ってしまうのです。もうそこまで入ってしまうと、次は復帰原理です。「地上の全ての財産を神の下に返さなければいけない。何故ならば、神にサタンが逆らって、この地上を創ったのです。この地上は神の世界ではなく、サタンの世界だ。神から奪ったものは全て神に返さなければいけない」これを復帰原理といいます。これを信じてしまうと、もう抵抗できません。スーと入ってしまうのです。「救世主がこの世にいらっしゃったのか。救世主の国のことを韓国というのだ」そのように言われるのです。

統一教会は日本だけを賛美するのではなく、布教に入った国を賛美するのです。アメリカに行けば違うことを言っているのです。「アメリカは素晴らしい国です。でも、アメリカ国民が幸せであったことではありません。アメリカにはいろんな教会があります。プロテスタント・カトリック・モルモン教もありますが、戦争も多いし不幸な人も多いのです。何故、この素晴らしい国がそうなのですか?」と聞くのです。これです。

「この素晴らしい国が」と言えば、みんな聞きます。「何故、不幸が多いのでしょうか? それは真の救世主を知らないからです。真の救世主とは何ですか? 真の国の救世主のことを真のキリストというのです。それが朝鮮にお生まれになった文鮮明先生です」これで、ドーーーーンと入ってしまうのです。

どこの国も途中までおだてて、おだてて「素晴らしいですね」と言っておいて、「何故、その素晴らしい国が不幸なのでしょうか?」と言うのです。幸福を満喫している人は、そんなにいやしません。みんな不幸だと思っています。そこで統一教会の教えがドーーーンと入ってしまうのです。

元々キリスト教が強いアメリカではなかなか広まりません。でも、広まったのです。そのような理屈でいけば、全世界に広まってしまうのです。仏教国では「仏教で人々が幸せになりますか?」そこで褒めるのです。「仏陀はよいことを言っています。本当に素晴らしいことを言っていますね。しかし、仏陀の世界は実現しませんね。シャンバラも仏国土も存在しません。何故でしょう。それらを創るクリエーターは神だからです。神を知って初めて仏陀の教えがわかってくるのです」これです。

「神がわかれば仏陀の教えも広まっていきます。ブッタの上にキリストがいるのです。何故ならば、ブッタがこの世界を創ったわけではありません。この世界を創った者はクリエーターです。神(ゴッド)です」と言うのです。「ゴットとは誰ですか?」と聞くと「それはこの世でもっとも悲惨な運命を味わってきた国に、神は愛を持って降臨されたのです。これが文鮮明先生です」と言えば、入ってしまいます。ストーーーンと入ってしまいます。

「文鮮明先生をキリストとして崇め、文鮮明先生の愛に答えましょう」と言うのです。実にうまい話です。そのようにして日本会議や日本協会などに入り込んで奪っていったのです。日本協会の初代会長には大隈重信 頭山満 田中義一(当時の陸軍大臣)から推薦された永井啓次郎です。三代会長から七代会長までは、陸海空軍の大将がなっている立派な団体です。

統一教会の連中は愛国者にピタリとくっついて、「この人は若いのによくわかっているな」と話ているうちに、ドーーーンと入ってしまうのです。マクヤも統一教会です。ストーンと入ってしまうのです。

統一教会にしてみれば、宗教は何でもよいのです。仏陀であろうと、他のキリスト教であろうと、何でもよいのです。その上に真の救世主である文鮮明がいるということを教えればよいのです。(②に続く)

 

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