憲法問題について ① | 中杉 弘の徒然日記

中杉 弘の徒然日記

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 去年から憲法の問題を書いてきましたが、今年は特に憲法問題が大事になると思いますのでさらに考えてみたいと思います。何事もそうですが、入り口を間違えてしまうと全て間違えてしまいます。

 何事も入り口が大事です。物事には全て始まりがあって、終わりがあります。仏教もそうです。入り口を間違えると仏教とは何を説いたものかわかりません。宗教問題も同じです。入り口をハッキリさせるのです。入り口がわかれば、後の問題もハッキリするのです。

 憲法問題の一番大事なところは、この入り口です。現行憲法は、何を原点にしてつくられているのでしょうか? これが一番考えなくてはならない問題です。今の現行憲法は何を目的にしてつくられた憲法なのでしょうか? これがわからなくなるとトンチンカンな答えになってしまうのです。

例えば、「憲法を改正する」と今年の課題として、安倍政権は言っています。憲法改正ということは、「現行憲法が正規のものである」という考え方です。「正しいのだけれども、さらに改良しなければいけない」という考え方です。

「現行憲法を改正する」と言うと、現行憲法は正しいということになります。そのような議論がありますが、現行憲法の入り口が大事です。「誰が何のために誰に与えた憲法でしょうか?」これが憲法の入り口です。

憲法とは何でしょう。誰がつくったのでしょう。誰に与えたものでしょう。ここのところをちゃんとしておかないと現行憲法の問題は全て狂ってしまいます。現行憲法はハッキリと言うと、絶対に間違いのないことがあります。

日本の終戦は昭和20年8月15日です。現代の日本国憲法が公布されたのは、昭和21年11月3日です。これが入り口です。これは明らかに違法憲法です。何故かというと、ハーグ陸戦条約によって、43条「国の権力が事実上占領者の手に移った上は、占領者は絶対的な支障がない限り、占領地の現行法律を尊重して、なるべく公共の秩序及び生活を回復確保する為、施せる一切の手段を尽くさなければならない。」と書かれているのです。

日本の独立は、昭和26年のサンフランシスコ講和条約です。独立の5年前にGHQにより与えられた憲法は、憲法ではありません。昭和21年は、日本に主権がないのです。終戦によって日本は主権がなくなったのです。主権者はGHQです。GHQが日本の主権者です。日本はGHQの主権下にあったということは、疑いもない事実です。

その時に憲法などできるはずがありません。日本に主権はないのです。「全ての考えをGHQにゆだねなければいけない」とされているのに、憲法などつくれるはずがありません。ここのところをGHQも苦労したのです。

GHQは、なんとか正当な憲法に見せかけようとしたのです。GHQは憲法の原案がすでにつくってあり、「日本を占領するときには、このような憲法にしよう」と考えてあったのです。日本国憲法は、1週間でつくったのです。何のためにそのように言うのかというと、「GHQは日本に憲法の作成をゆだねた」と言うためです。

GHQが「何年も前から日本に与える憲法がつくってあった」と言えばまずいのです。だから、「1週間でGHQが徹夜してつくった憲法だ」と言ったのです。それは「いい加減なものだ」と言っているのです。そのために「1週間でつくった」と言っているのです。

「GHQの憲法の原案に基づいて日本人が憲法をつくったのだ」と言うのです。巧妙です。「俺たちがいい加減につくったメモを渡しただけで、日本人が自ら考えてつくった憲法なのだ」と言いたいのです。だから「日本人がつくった憲法だ」という主張です。

そして、大日本帝国議会の手続きに従って、屋号の変更を行ったというのです。屋号を大日本帝国から日本国に変えたというようなものです。日本国に屋号は変わっても大日本帝国と日本国は連続しています。何故、連続しているのかというと、天皇の存在があるからです。

天皇がいなければ革命です。「大日本帝国と日本国は違う」となってしまいます。ところが天皇を連続させたのです。ここが本当に不思議なところです。だから、日本国は屋号の変更をしたのです。「大日本帝国から社名変更をして、日本国になりました」ということで、連続しているのです。国の連続性は天皇の存在により担保されたのです。

そして、GHQのメモに基づいて、日本政府が修正案を出してきたのですが全て否決です。憲法は、もう全てできているのです。それを「直してもらえませんか?」と言っても、そんなものをGHQが認めるわけがありません。全て却下です。

何人かの憲法学者はGHQに「こうしてもらいたい」とお伺いを立てたのですが、GHQに通るはずがありません。憲法はほとんどGHQの原案で通ってしまったのです。これはGHQが日本国民に与えた憲法であり、主権はGHQにあるからできた憲法です。

これが事実です。GHQが日本人に与えた憲法です。「何のために与えたのか?」というと、日本が二度と戦争ができない国にするためです。ぶたれても蹴られても、抵抗しない人間になるようにつくられた憲法です。憲法で日本人の牙を抜いてしまったのです。これが盛んに問題になっているのが、憲法第9条の1・2項です。

■憲法第九条

  1. 日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。

  2. 前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。

「外国に喧嘩を売られても、領土を侵略されても、日本国民は黙っていろ!」という憲法です。ぶん殴られても蹴られても、椅子に縛り付けられても、日本人は自ら戦うことはできません。「国の交戦権は、これを認めない」と言うのです。

「相手が喧嘩を売ってきても、喧嘩することは認めない」という憲法です。ひどい奴隷憲法です。これが問題になっているのです。(②に続く)

 

 

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