憲法論 | 中杉 弘の徒然日記

中杉 弘の徒然日記

毎日・毎日起きている事件について
ユニークな視点で書いています。

「憲法とは誰が誰に与えたのか?」ということが、非常に重要なテーマです。これを抜きにした憲法論などは意味がありません。

憲法の目的は、小室直樹先生によると、権力者を縛るためのものです。では、憲法は国民が与えたものです。国民の側が権力をもっている者達に「この範囲で仕事をしなさい」というものです。

すると憲法の主権者は国民です。政治家は使用人です。この位置づけがなくてはいけません。現行の憲法を考えてみると、「誰が誰に与えたのか?」ということです。戦前の大日本帝国憲法は天皇陛下が政治家に与えた憲法です。政治家は天皇から与えられた憲法を守って政治を行ってきたのです。この元はドイツのプロイセン憲法です。

昭和21年にGHQによって「憲法を改正しろ!」と言われて、主権がない日本にGHQが与えたのが現行の憲法です。これが大日本帝国憲法の改正手続きに則っていようとも、意味がありません。GHQという主権者が主権のない日本国民に「この憲法でやれ」と言って与えたのです。

権力者はそれをずっと守ってやってきたのです。主権者はGHQです。GHQは何のために日本人に憲法を与えたのかというと、「再び日本が巨大な国家にならないように」ということです。アメリカは骨身に染みてわかったのです。「日本は偉大で戦争の強い国である」とわかりました。「日本が再び立ち上がれないように、戦争ができない国にしましょう」という憲法です。その憲法をGHQは政治家に与えたのです。

政治家は慎んでGHQから与えられた憲法を抱いて、日本国憲法を神様のように扱ってきたのです。でも、それにはGHQの仕掛けが入っていたのです。憲法には日本人の歴史については触れられていません。

 日本人に「世界最古の国家の民」という誇りを与えません。「日本は戦争をしてきた悪い国である」という意識を植え付けたのです。日本国憲法で厳重に日本人を縛り上げて、「日本の政治家は再び戦争をしてはいけない」と両手を縛り、他国から侵略されても武器を持って戦うこともできない憲法を押し付けたのです。

 両手両足を縛って、椅子に縛り付けられた状態が、GHQの望んだ日本国民の姿です。それを憲法第九条が表しています。日本人は何もできません。日本の上空を領空侵犯されても日本人はそれを撃ち落とすことはできません。他国に領海侵犯をされても追い払うこともできません。

 「出ていってください。ここは日本の領海です。貴方がたは領海を犯していますから、ただちに日本の領海から出てください!」と言うことはできるのです。他国はそれを知っているから「何を言っているのだ。何をやっても撃沈できないだろう」と思って、どんどん侵略してくるのです。

 ロシアは日本の領空侵犯を年間800回くらい繰り返しているのです。そのくらい日本の領空を飛んでいるのです。すると航空自衛隊はスクランブルをかけて、すっ飛んでいき、警告するだけなのです。「ここは日本の領空です。今すぐ出ていってください!」と言うだけなのです。

 それを無視して飛んでいても日本は撃てないのです。田母神俊雄閣下や、元航空自衛隊幹部の佐藤守さんは「撃ち落としてしまえ!」と言っているのです。やってやればよいのです。撃ち落とせばただちに憲法違反になってしまうのです。撃った人は自衛隊をクビです。

 ところがどこの国でもそんなことはやっているのです。領海・領空侵犯とは、人の家に土足で入ってくることです。ドアをこじ開けてドンと入ってくるのです。「貴方、何ですか!」と侵入者に対していくと「へへへ、強盗だよ」と言われて、強盗に「帰ってください」と言っても帰りません。反対に「この野郎!」とやられてしまいます。日本は、そのような状態と同じことです。

 もし、自分の家の扉を破って侵入してくる奴がいたら、命まで狙われるかもしれません。コソドロと違ってそれは徹底的に戦わなければいけません。家を守る人間はそれを意識していなければいけません。

 窓ガラスが、ハンマーでボンと割られたらどうするのでしょう。ガラスを破られたら侵入されてしまいます。そのような事態を考えて、セコムに入ったりしてセキュリテイを考えなければいけません。

 ガラスを破って侵入してくる奴、ドアを破って侵入してくる奴に「帰ってください」ということは通用しません。それは撃退する体制をとらなければいけません。個人でいうと、撃退するには、得物をもたななければいけません。

 主婦が木刀など持ったら強盗に盗られてしまいます。「何を武器にしたらよいのか?」ということをいつも考えておかなければいけません。危機感がある人間はそのような事態を常に考えているのです。

 この場合はどうするのでしょう。家に侵入されたらビンを投げることです。侵入してきているのですから、足元にバンと投げつけて「殺すわよ!」と言えばよいのです。その時のために用意しておいた包丁でもよいのです。とにかく戦闘態勢に入らなければダメなのです。待っているとあっという間にやられてしまいます。賊は殺しにきているのです。たじろいではいけません。

 自分で「ここを破って侵入してきたら戦いだ!」と決めておくのです。僕の場合は、窓ガラスに手をかけてガチャガチャと鍵をいじって入ってこようとする奴は一刀両断です。手がなくなります。それでよいのです。

 そのような危機意識が今の人にはありません。奥さんは日中一人で家を守っています。ドロボウが来たらどうするのでしょう。何をもってどうするのでしょう。アメリカ人は奥さんでも拳銃をもっています。「撃つわよ」と言えばよいのですが、日本人は逃げ回るだけです。逃げ回るだけのことを「虐殺」と言うのです。

 人間は賊に対しては、戦わなければいけません。いつも「これでやっつけてやる!」と考えておくのです。槍が一番よいのです。女性でも槍は使えます。刀はなかなか難しいと思いますが、一撃で切り付ければ、「ヒエー!」と恐怖で逃げてしまいます。侵入してきたら斬りつけてよいのです。「斬るわよ、こないでよ!」と言っていると反対にとられてしまいます。このようなことも考えておかなければいけません。

 「枕元に何を置いておくのか、いざという場合は何をもって戦うのか?」ということを常に考えておかなければいけません。考えておかなければやられてしまいます。子供の目の前で親が殺されてしまう事件もありました。これからますます外国人が増えてくるとそのような事件が増えてきます。

 警察はいい加減なものです。5.5センチ以上の刃物は銃刀法で取り締まります。これ以上のナイフをもっていたら銃刀法違反です。5.5センチ以下のナイフをもっていたら軽犯罪法です。何も持てないように、がんじがらめにされているのです。これは憲法のせいなのです。

 戦前は金物屋で短刀など、どこでも売っていたのです。ちょっと偉い人は拳銃をもっていたのです。戦地に行く人間はシナ人相手に拳銃をもっていなければ危険です。みせびらかしはしませんが、拳銃を所持していたのです。

 家には先祖伝来の名刀があるのです。「ここは武士の家だぞ。近づく者は殺す」という気迫があったのです。日本人は「賊が侵入してきたら戦う!」という気迫も憲法によって全てなくされてしまったのです。「お前達は賊が来ても戦ってはいけない。相手が一発殴っても戦ってはいけない」これが日本国憲法です。

 そのような憲法を国が守っているのですから、国民は気力がなくなるのです。かつて戦後、李承晩が武装解除した日本に「一個中隊で日本を占領してやる」と言ったのです。日本人は誰も武器を持っていません。武装した一個中隊が上陸して「手をあげろ!」とやってきたら、アッと今に日本人は殺されてしまいます。武器を持たないところに武器を持った者が入ってきて、やられたら虐殺です。

 虐殺されるまで待っているのでしょうか? 戦わなければいけません。日本人に銃一丁、日本刀を持たせればそれなりの誇りと戦うという勇気が出てくるのです。警視庁が5.5センチ以上の刃物は取り締まるなど何を馬鹿なことを言っているのでしょう。

 鉄の棒や十手のようなものをもっていても「これは凶器だ」と言われて、軽犯罪法で捕まるのです。武器は何も持てません。その場合、やる気になれば何でも持てます。その場合は石を持てばよいのです。

 最近、危険運転で、追い越し車線で急停車して「降りろ!」と言われる事件が頻繁に起きています。ドアを開けて降りてはいけません。ドアを開けて降りようとすると、顔面がでます。顔面をバンと攻撃されてしまいます。その場合は絶対に車から降りてはいけません。

 そのような例もあります。だから石を持てばよいのです。ハンマーを持つこともできません。ハンマーもノコゴリもドライバーすら持てません。何をもっても捕まるのです。そのほうが恐ろしいのです。日本人は自衛のための武器は持てないのです。

 汚い手が出てきた場合は、すりこきでバチッと打ってしまえばよいのです。今は手ごろな石をもっていればよいのです。隅々まで用心が必要です。それが国家たるものです。領空・領海を侵犯されているのに「帰ってください。ここは日本の領土です」と言っても帰るわけがありません。

 日本の領海の珊瑚を取りに来た連中に「帰れ」と言っても帰りません。珊瑚は何十億円になります。中国船がかっぱらっていったのです。尖閣列島もそうです。中国船がどんどん領海侵犯しているのです。あんな船は撃ち殺せばよいのです。

 竹島も韓国軍が常駐しています。竹島は日本の領土です。何故、自民党は黙っているのでしょうか? 黙っているならば、日本政府は「日本領」と言うものではありません。「もう韓国にあげたのです」と言いなさい。

 日本領だと言うならば、韓国が占領しているのですから、軍艦が大砲をブッ飛ばさなければいけません。そのような気概もありません。

 政治家には思想がありません。そんなことではダメなのです。憲法によって、そのような国民にされてしまったのです。だから日本人はいくじがないし、ただペコペコ頭をさげているのです。

 それをさらに悪くしたのが政治家です。「日本は戦争で悪いことをしました。戦争でご迷惑をおかけしました。国民のみんな、そうだろう。我らは外国に迷惑をかけたのだ。だからODAを配るのだよ。金をくばらないと納得しないだろう」と言ってODAで多額の金を外国に払い続けてきたのです。

 その金額が1千200兆円です。今、政府が借金している1千200兆円は、ほとんど政治家がODAで配ってきた無駄遣いのお金です。1千200兆円の10%が政治家の懐に入るのですから、1兆円以上のお金が政治家の懐に入っているのです。

 そのたびに日本人に罪悪感を受け付けてきたのは、自民党です。「悪いことをしたではないか。韓国を植民地にした」と、自民党の政治家が言いだしたのです。日本人はそのように思い込んでますます悪くなってしまったのです。

 歴史とは皮肉なもので、朝鮮戦争が始まったときに、アメリカは慌てて日本人を軍人にしようと思ったのですが、遅かったのです。それを逆に利用して戦争を防いだのが吉田茂です。「憲法があるからできません」と突っぱねたのです。

 今の憲法は、GHQが「日本人が立ち上がれないように、踏んでも蹴っても、何も抵抗しないように」とつくった憲法です。GHQが日本人に与えた憲法ですから、主権者はGHQです。

 こんな憲法を改正する必要はありません。ただちに破ればよいのです。もうすでに60回も破っているのです。破りついでに、みんな破ってしまえばよいのです。「憲法はあってもよいが、日本人はこれを守りません。何故ならば、この憲法は人類の理想が説いてありますが、現実には守れません。憲法は破ります。日本は原爆まで持ちます」と言えばよいのです。それで終わりです。そのような観点から憲法を見直さなければダメだと思います。

 

 

 

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