無作の三身(むさのさんじん)「親日の勝利、反日の滅亡」 | 中杉 弘の徒然日記

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 仏教の教えの中に、「無作の三身(むさのさんじん)」という教えがあります。これは「はたらかさず、つくろわず、もとのまま」という意味です。人間は何かをつくろうとします。これを「有作(うさ)」といいます。様々なものをつくっていくのです。

 元の状態は何にでもなれます。細胞でいうと幹細胞のようなものです。心臓にもなれるし、足にも手にもなれます。何にでもなれる細胞です。そこから始まって人間になるのです。或は恐竜にもなれます。最初の細胞は幹細胞です。これが自然の流れです。

 それと同じことで、武道では「無策(むさく)」が一番理想とされます。これはどこから敵が攻めてきてもよいということです。無策ですから構えません。普通は「相手がこうくるのではないか」と思って練習します。これは有策(うさく)です。

 相手を想定して、相手の攻めに応じて自分を変えていくことです。相手がその通りきてくれればよいのですが、こない場合はどうするのでしょう。見事に負けてしまいます。仏教では無作の三身といいます。本当は法報応の三身のことですが、それを応用していうと構えがない生活です。

 みんな構えてしまうのです。会社に行けば会社員となり、裁判官になれば裁判官になり、構えてしまい、本来の自分と違うものになってしまうのです。裁判官になるために生まれてきた人間などいません。

 元のままで言うと子供です。子供は可愛いものですが、それがだんだん変質していき、裁判官になったり、政治家になったり、化け物になってしまうのです。これを有作(うさ)といい、つくった三身になってしまうのです。

 何故、このような話をしているのかというと、この先に続きます。世界は大別すると、親日国家と反日国家があります。親日はよいとして、反日は構えてしまうのです。韓国大統領候補の李在明は「日本は重要な隣国だが敵性国家だ」といいます。「敵性国家」ということは、もう構えた姿勢です。

 構えて打ち込んでくると、一応は打ち込めますが、思惑通りいかないと外れてしまいます。構えは非常に有利です。何もしないときは攻撃する構えもありません。剣道の構えも下段・中段・上段とあります。

 無作の三身は正眼に構えてどこからでも打てます。その代り自分が攻撃するときには、ワンクッション動作が多くなります。中段から上段に構えるという動作が一つ増えます。それから打ち込みます。上段に構えた人は、振り下ろすだけでよいのです。無作の三身は二段階になってしまうので、構えた人よりも弱く見えます。

 ところが実際は違います。剣道の「先の先」は打ち込んでくるときに構えができます。その構えたところを打つので、ワン動作ですみます。上段で構えた人はワン動作で斬り降ろせます。実際には上段に構えている人はスキがあります。型がはまっているので、どことどこにスキが出てきます。

 例えば、上段に構えれば小手がスキだらけです。構えて打ってこようとするときに、中段の構えでパッと飛び込めばワン動作です。そのようなことがわかってくると、構えてはいけないということです。

 反日などというものは、大構えです。最初から「ウリナラの国民は反日だ!」など、馬鹿なことを言っていると、スキだらけになってしまいます。反日に凝り固まるから、周りが見えなくなってしまいます。

 日本が如何に大事なことをしてあげても、それを見抜く目がなくなってしまうのです。それは構えたからです。日本はどのような国かというと、無作の三身に近い国です。自ら積極的に戦争などやりません。すべて受け身です。日本は黙って立っている木偶の坊みたいなものです。相手が来ると受け答えします。安保法案もそうです。すべて受け身です。日本は基本的には何もしない国家です。むしろ、日本は無作の三身という国家です。

 これはスキだらけに見えて、実は一番強いのです。もっというと、スキだらけに見えて「どこからでもかかってこんかい!」という国家です。しかし、一歩踏み込んでいくと一刀のものにやられてしまいます。日本には反韓などありません。

 韓国はもう滅びてしまいました。朴 槿惠は事実上もう滅びているのです。反日を徹底してきたアメリカもほとんど滅びているのです。だからトランプが出てきたのです。従来通りの路線ではやれないのです。

 日本を苛めて敗戦に追い込んで、原爆を落として、東京裁判で日本をボコボコにして、さらに平和憲法を押し付けてきたアメリカの結果です。その結果としてアメリカの国はガタガタになってしまったのです。恐ろしい結果です。

 中国も反日です。日本人を馬鹿にしてコケにして、「自分のほうが偉いのだ」と思っているのです。そんな国はすべてダメになってしまいました。

 親日でなければなりません。インド、フィリピン、台湾、東南アジアは親日です。東南アジアの国々は、親日だからよくなってきたのです。親日であれば、日本も援助します。

 反日をやって「日本に援助をしろ!」というのは、図々しいのです。ロシアはどうでしょう。ロシアは親日ではありません。プーチンはいつから親日などという顔をするようになったのでしょう。すべてウソです。

 戦前、日ソ不可侵条約があったのです。「日本とソ連はお互いに領土を侵しません」という条約を結んだから日本は安心して南方へ進出したのです。戦争に負けたとたん、ロシアが戦車を入れてきて北方四島を盗ったのです。シベリアに日本兵を70万人連れていって、半数は死んだのです。ロシアは親日では何もありません。すべて反日です。

 ロシアは今更日本に「助けてくれ」という筋合いではないのです。ロシアのことを皆さんはあまり知りませんが、ロシアの国力は韓国以下です。広大な土地を持っているわりには、国力は韓国以下です。

 ロシアはヨーロッパ、中国、アメリカに囲まれて動けません。日本と戦争になった場合でも、ヨーロッパが襲ってきます。ウクライナも反撃してきます。そう考えると、ロシアは日本と戦争はできません。国力は韓国以下でロシア製の物は売れません。東欧とシリアに張り付いていて、中国とは国境が4千キロも接しています。

 そんな国が日本と戦争などできません。だから、早く北方四島を返しなさい。プーチンは騙しをくれているのです。安倍さんは騙されておしまいになる話です。「晋三」「ウラジミール」とお互いにファーストネームで呼び合う間がらになって、プーチンは「晋三、北方四島は返せないんだよ。だけど、援助はしてくれよ」と言うに決まっています。

 安倍もカッコつけマンですから、「仲良くすることによって、やがて北方四島が帰ってくる」と思ってウラジミールの言い分を飲みます。すると、プーチンは舌を出して「晋三を騙してやった、アッカンベー!」です。北方四島はかえってきません。

 このような場合は仲良くしていけません。人間は仲良くしてはいけないということもあります。自分の家の隣にドロボウが引っ越してきたら仲良くしてはいけません。ドロボウに「ちょっとすみません。出かけるので留守番を頼みます」と言ったら馬鹿です。仲良くしてはいけない家、仲良くしてはいけない国もあります。ロシアは仲良くしてはいけない国です。

 ロシアの方から「日本を敵対視したのはロシアではなくてソ連です。ソ連が日本に国に踏み込んでかっぱらった四島を返します」と言うのが先です。そのように言えば「では援助しましょう」となります。何故、こんな簡単なことがわからないのでしょう。人間仲良くすればよいというものではありません。

 韓国も同じです。反日を続けてきて、大統領が逮捕されそうになり、国は滅茶苦茶です。歴代大統領は悲惨な死を遂げています。これは反日の結果です。 槿惠は世界中に日本の悪口を広めて国連にまで行って演説して、有りもしない従軍慰安婦を言い、日本を徹底的に貶めてきたのです。その罰なのです。

 これからますます親日の国家は栄えるのです。親日の時代です。親日の国が増えてくれば、自然に日本が世界の中心になります。日本が世界の中心になるということは、相手を武力で制圧して「いうことを聞かないとぶっ殺すぞ」ということではありません。

 「日本という国はいい国だな。あんな国になりたいな」と思えばよいのです。世界中がそうなれば、日本を中心にして世界がまとまるということです。脅しや威圧でまとまるのではなく、このほうが自然です。それは天皇が世界を統一したことになるのです。

これがこれからの政治家が目指していく日本の方向です。反日国家とは仲良くしてはいけません。いくら仲良くしようとしても、反日の奴らは「騙してやった」と思うのが当たり前です。反日とは仲良くしない、付き合わなくてよいのです。

親日になればどんどん援助してあげましょう。そうすれば日本は世界の中心になります。アメリカの反日は「日本が怖い反日」です。日本に力をつけたら、「日本が怖い」と思っているのです。あんな巨大な国と互角に戦った国が日本です。それは怖いのです。戦艦大和など未だに造れないと言われています。日本はそんなものを80年前に造ったのです。恐ろしい国です。

戦艦大和は冷暖房完備のエレベーター付きです。そんなものは、もうできません。「大和ホテル」と言われたのです。日本は叩いてはダメな国です。むしろ「お願いしたい」と言ってくるのに違いありません。

しかし、日本はダメなものは「ダメ!」というべきです。アメリカと中国が戦争になった場合は、自作自演です。南沙列島を航行するアメリカの戦艦に中国がミサイルを撃ってきて「やられた!」とアメリカは言います。アメリカの得意技です。すると日米安全保障条約によって、日本の海上自衛隊は自動的に参戦しなければいけません。

それからアメリカは手を引きます。すると日本と中国が残ります。そのような構図が見えるから、気をつけなければいけません。それに乗らないように上手くやっていけば、必ず日本に膝まずいてきます。

資源的には「日本は資源小国」だと言う人もいますが、冗談ではありません。日本の近海にはメタンハイドレートが何千年分あるのですから、世界の石油など1滴も買う必要はありません。

中国が日本に売らなかったレアメタルは中国の1300倍あります。メタンハイドレートの出るところにあるのです。それがないとパソコンが製品化できないので中国に頭を下げて「売ってください」と言った時期があったのです。

ところが、日本の近海にあったのです。日本は資源大国です。メタンハイドレートもレアアースもあります。アメリカよりもはるかに埋蔵量はあります。

北朝鮮、アメリカ、ロシアも「日本はよい国です」と言って頭を下げなさい。日本からかっぱらったものは返しなさい。そのようにしていけば世界はどんどんよくなります。

 

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