五色沼で出会ったハーレー軍団 | 中杉 弘の徒然日記

中杉 弘の徒然日記

毎日・毎日起きている事件について
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※ハーレーに乗っていたころの中杉博士


 たまには福島県に行ってみたいと思い、ポルシェカレラ4Sに乗り、五色沼周辺の温泉に行ってきました。念のためガイガーカウンターをもっていき量ったところ、0,16マイクロシーベルトでした、そこは安全だということがわかりました。

 しかし、僕は何十年ぶりに行ったのですが、磐梯山周辺には湖が100個あります。五色沼(青沼・ルリ沼・弁天沼・深泥沼・毘沙門沼)というのですから、「五つの沼がある」という程度だと思っていましたが、とんでもありません。百か所以上の沼や湖があります。

 一番大きいのは桧原湖です。その次の小野川湖、秋元湖があります。実に素晴らしい湖です。ボートも用意されています。

 今回の目的は温泉です。源泉かけ流ししか入らないと決めているので、「源泉かけ流し」という条件で探したら裏磐梯レイクリゾート猫魔ホテルが出てきました。「どんなホテルかな?」と思って、行ってみたら素晴らしいホテルです。大きなホテルで天井は高く、すごいホテルです。ホテルマンの応対もよいし、超一流のホテルでした。

 夕食まで時間があったので、五色沼まで散歩をすることにしました。五色沼は、五つの沼があり、それぞれ色が違うのです。行った人は知っていると思いますが、車では行けません。約1時間くらい歩くコースです。

 キレイこの上もありません。そこにある集団がいました。バンダナをまいて皮ジャンを着ているので「ライダーたちだな」と思ったのです。その集団と五色沼を巡って歩いていたのです。

 その中に一人、サングラスをかけた美人がいました。ハーレーの軍団だから、誰かと一緒に来たのかなと思っていたのです。美しい五色沼を見てホテルに引き上げてきました。すると、ホテルの駐車場にハーレーが300台くらいとまっています。サイドカー付きのハーレーがホテルの玄関に10台くらい駐車してありました。

 「あれを見に行こう」と見に行ったのです。サイドカー付きのハーレーにホロをかけている女の人がいました。その人はニコニコ笑って挨拶するのです。その人は先ほど五色沼でサングラスをかけて歩いていた美人でした。年は50くらいかな、すごくカッコよかったのです。

 ハーレーの値段を聞いたら本体のバイクだけで500万円かかります。付属品をつけると1千万くらいかかるのではないかと思います。もっと安くする方法もありますが、めいいいっぱいおしゃれをするとだいたい1千万円かかります。

 そのハーレーが走っているところを見ましたが、1千万円のハーレーが10台も並んで走ると壮観です。一番先頭を走っていたのが、その美人だったのです。サイドカー付きのハーレーを運転しているのです。あれにはびっくりしました。

 ホテルに入り、温泉に入ったらすごくよい温泉です。源泉かけ流しです。茶色の温泉で、外には露天風呂もあります。温度はぬるめです。温泉の温度が熱いとじっくり入れませんが、ぬるめの湯だったのでたっぷり入りました。

 温泉に入り、夕食が終わった後で、3階に「お祭り広場」があり、何をやっているのかホテルマンに聞いたら「盆踊りをやっている」というので、見に行ったのですが、結構人が集まっていました。金魚すくいや、盆踊りをやっている人もいました。

 バーもあり、「ミントのハイボールが本日は500円です」と言うので、そこでお茶代わりに飲んでいたのです。そのバーが西洋風の作りでとても雰囲気がよかったので、よい気分になり、ミントのハイボールを飲んでいました。するとそこに先ほどの軍団がゾロゾロと入ってきたのです。異様な風体です。みな浴衣着ていないのです。夕食の後ですから浴衣を着る時間ですが、浴衣を着ていないのです。あの格好が気に入っているのです。

 その軍団はビールを注文して飲んだりしていたのですが、よく見ると中身は普通のオジサンです。「戻れば酒屋のオヤジだよ」と言っていましたが、皮ジャンを着てバンダナをしていると、それなりにカッコよかったのです。

 桧原湖ではボートも出ていました。僕は1級免許があるから、貸しボートに乗ろうかと思いましたがやめました。時間の関係でボートには乗りませんでした。その代り、磐梯山3D博物館に入りました。明治22年朝7時に突然に大地震が起きて、小磐梯山が爆発したのです。その爆発により川がせき止められて沼や湖が100個できたのです。すごい自然力です。

 猪苗代湖も見てきましたが、すごく大きな湖です。中に入って泳ぎたくなってしまうような湖です。

 磐梯山は冬は雪景色になってしまいます。湖が氷を張ってしまいます。暑さ20センチくらいの氷が張ってしまうので氷の上を人間が渡れます。僕は「磐梯山は夏に来たほうがいいのかな」と思いました。

 旅行とはよいもので、よい温泉に入り、新しい人との出会いがあり、楽しい話をしてまた一歩こちらも境涯が開けます。僕は以前ハーレーに10年くらい乗っていたので、ハーレーについてはよく知っています。また乗りたくなりました。

 ハーレー軍団の美人に聞いたら、ハーレーにもクラブがあり、案内状が送られてくるのです。「今度のツアーは●●です。会費は2万円です」という案内状が送られてきて、会費を振り込むと、そのツアーに参加できるのです。

 僕は「あれ、待てよ。これ商売になるな」と思いました。僕たちは、1万4千円で宿泊できたのですが、その美人に聞いたら「私たちは2万3千円くらい払っています」と言っていました。そして、共同部屋で寝るのです。ずいぶん、値段が違います。

そこで僕はピンときました。クラブを開催している主催者が旅館と契約します。「何月何日、100名集めます」と言っておいて、会費は2万円です。すると2万円入ってきます。実際に旅館に払うのは、8千円くらいです。人数がたくさんいるのですから、すると1万2千円は儲かります。

 ハーレーのクラブは1千名の会員がいると言っていました。1千名の会費をもらうと、1千万円はクラブのお金になるのです。商売は成り立ちます。みんなが「ワー!」と集まって一晩騒いで、バイバイするのです。現地集合、現地解散です。だけど知らない人と会えて、結構楽しいと思います。そのようなことを経験したのが今回の旅でした。

 

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