戦後70年の反省、総理談話 | 中杉 弘の徒然日記

中杉 弘の徒然日記

毎日・毎日起きている事件について
ユニークな視点で書いています。

 プライムニュースで放送されていましたが、「戦後70年の反省と、総理談話」をめぐっての対談が行われていました。

 対談の相手は、赤の朝日新聞主筆の若宮啓文と、ジャーナリストの櫻井よしこさんです。

 最初、天皇陛下のお言葉をめぐっての対談があり、元宮内庁長官の富田朝彦がつけていたとされる“富田メモ”を本にして出版したのです。宮内庁の長官だった富田が天皇に日々接していて、秘密の部分の会話をよせばいいのに出版したのです。竹田恒泰さんは凄く怒っています。「宮内庁は皇室の敵である」と激しく非難しています。

 天皇のお言葉と言いますが、誰も聞いたことがないのに、そいつが勝手に「天皇がこのようにお話されました」と言っている卑怯者です。何人かが、「確かに天皇のお言葉です」と言ったならば、信憑性がありますが、自分一人で誰も見ていないところで「天皇がこのように言っていました」と言うのです。

 “富田メモ”には、天皇が靖国神社に参拝しない理由について言っているのです。「A級戦犯を靖国神社にお祀りしたのだから、私はいかない」と天皇陛下が言ったと“富田メモ”には書いてあるのです。櫻井さんは、「天皇陛下がそんなことをおっしゃるわけはない」という論争が続いたのです。

 これは、僕も考えてみたのですが、天皇陛下はそんなことは言いません。天皇は本当の戦争の原因が分かっているのです。占領が終わった時に、ドイツと日本は敗戦したのですが、ドイツはこのような処置をとったのです。「ドイツを戦争に巻き込んだのは、ナチ党である。ヒトラーに率いられたナチ党が戦争を起こしたのであり、ドイツ国民は悪くないのです。もし、罪を問うならば、ナチ党に責任がある」という裁き方をしたのです。後は一切おとがめ無しです。

 このやり方を日本に持ってきたのです。「戦争をやったのは、軍部で、A級戦犯の12人が結託して戦争を起こしたのだ」という決着をつけて、A級・B級・C級の戦犯の処理をして終わりにしたのです。

 東京裁判(1946年―1948年)が戦後すぐに行われて、それからサンフランシスコ講和条約(1951年)をむすぶことによって、日本が他国と本当の国交を回復していくのです。その時の条件として、「東京裁判の結果を受け入れる」と書いてあるのです。当時の日本人は苦労して「東京裁判の結果を受け入れて、東京裁判は受け入れられない」という姿勢があったのです。それは誤魔化したのです。占領軍から言うと、裁判を受け入れたと思っていたのです。

日本政府は、12人のA級戦犯が死刑になって戦争を治めていったのです。GHQは「国際社会に復帰するための条件として、東京裁判を認めろ」と言ってきたのです。

 「東京裁判はインチキ裁判だ」と言うと、日本は諸外国と仲良くできなくなってしまうのです。一旦認めたものを「認めない」と言うと、「戦争状態に帰るのか?」ということになってしまいます。これがGHQの戦略です。

 これに基づいているから「日本人が悪い」という思想が盛り込まれてきたのです。朝日新聞は卑怯です。戦前は「戦争をやれやれ」と全て戦争一色です。そんな記事ばかり書いていて、戦争反対の記事など一つもありません。

 日本が戦争に負けると「占領軍であるGHQのおっしゃる通りです」と言い、日本人が悪かったとは言えないので、「戦争を指導した軍が悪い」ということになったのです。ここで大川周明の話を思い出さなくてはいけません。東京裁判の厳粛なる法廷で東条英機の頭を平手でたたいたのです。「バカバカしくて、やっていられるか!」ということなのです。大川周明は「頭が狂っているのに違いない」と精神病院に入れられたのです。

 「梅毒による精神障害」だと診断されたのですが、精神障害ではなかったのです。そのようなことにして発言させなかったのです。それから石原莞爾です。石原莞爾にも発言させなかったのです。

 比較的黙って従う12人を選んで戦犯にしたのです。東条さんの日記では「私が悪いのです。陛下様には何の責任はありません。私は喜んで死刑になります」そのような論調です。天皇の身代わりになったなど、そんな失礼な事は言いません。「私が悪いのです。だから喜んで死刑を受けます」これは天皇を守るためなのです。

 これは見事に成功したのです。天皇はそのおかげで戦争責任を追及されることはなかったのです。このような巧妙な戦略です。

朝日新聞は戦後、GHQ側について今度は赤新聞になって、日本人を苛めてきたのです。朝日新聞は「強い側に付く」という妙なところがあるのです。戦前は軍部について、戦後はGHQについて、今では朝鮮とシナについて、「日本が悪いのです」と書かないとおさまらないのです。それがずっと続いているのです。

 戦後70年、そろそろこの歴史は終わりにしなければなりません。GHQが言ったことは「満州事変からの歴史をさばくのだ」と言ったのです。何故歴史を区切るのでしょう。歴史は区切れません。「明治維新から裁く」と言ってもいいのです。なぜ満州事変から裁くのでしょう。ここに傀儡性があるのです。

 歴史とはそんな短い単位ではありません。本当に分かろうとしたら100年くらいの歴史を検証しないと分からないのです。これは「東洋の論客」と言われた大川周明が言った言葉です。歴史は500年遡ってみないと分からないのです。500年前の歴史はどうだったのでしょう。アメリカ大陸ではインディアンを殺して・殺して・殺しまくった歴史です。アメリカインディアンを1億人殺したのです。

 アフリカから3千万人の奴隷をつれてきたのです。だから今でもアメリカには黒人がいます。アメリカ国家は、虐殺の上に成り立っている国家です。彼等は国内を統一するだけで時間がかかり、それが片付くと東洋に目を向けたのです。

 西洋列強はシナに侵略して片っ端から食い荒らしていたのです。アメリカから見るとシナに入る余地はありません。「どこに行こうかな」とアメリカは考えたのです。すると満州が空いています。「満州を頂こう。そのためには、日本から頂こう」ということです。

 ところが、日本は100万人以上の武士がいたのですから、簡単に手は出せません。アメリカが欲しかったのは満州だったのです。その段階でアメリカは日本をうまくだまして「クジラの油を獲るために開港してくれ」とウソをついて開港を迫ったのです。

 実はそれはウソで軍事の拠点をつくるためだったのです。そのようにしてアメリカは日本に入ってきたのです。ジョン万次郎はスパイです。万次郎という漂流者を広いあげて、アカディーまで入れて教育をしたのです。万次郎は頭がよかったので全て覚えてしまったのです。英語ペラペラで数学も物理も学び、それで日本に送り返されてきたのです。ちゃんと使命を持っているのです。

 それを勝海舟は見抜いて「ジョン万次郎に気をつけろ!」と言っているのです。ジョン万次郎は重要な役割を担ったのです。そして、東洋の国をどのようにして攻略するのかという計画をねったのです。

 ちょうどロシアに革命が始まり、「ロシアの貴族を倒さなければいけない。貴族を倒すには革命である」とレーニンをロシアに送り、日本からは明石大佐がモスクワに入り莫大な金をもっていき裏から工作したのです。

 ユダヤ人の武器商人は日本人が暴れてロシアをへこますためにお金を出したのです。お金を出したのはいいのですが、日本がロシアに勝ってしまったのです。これは予定外なことだったのです。東洋の日本が白人のロシアに勝ってしまったので、どのように評価してよいのか困ったのです。

 このまま日本が勝ち進んでいくと太平洋をはさんで、アメリカと戦争を交えることになるなということを感じ取ったのです。事実、そのようになったのです。それに対してオレンジ作戦をたてたのです。日本人は黄色いのでオレンジに見立ててオレンジ作戦と言ったのです。巧妙に計画して日本が海戦するように仕組んできたのです。

 日本の軍部が企んで戦争をしたものではないのです。このことは簡単に分かるのです。日本が真珠湾を不意打ちしたと言いますが、それも違うのです。1941年7月、アメリカは日本の資産を全て凍結したのです。真珠湾攻撃の5カ月前にアメリカは、日本人の財産の凍結を行ったのです。これは言ってみれば宣戦布告です。日本人の全ての財産を凍結したのです。これは戦争になっても仕方ないのです。

 例えば今いる「朝鮮人のパチンコの財産を凍結する」と言ったら韓国と戦争になります。言った方が手をあげたわけです。日本もそれがあったあとに真珠湾を攻撃したのですから、卑怯な攻撃ではないのです。

 アメリカはオレンジ作戦を計画して太平洋に日本をおびき出して撃沈するというシナリオがあったのです。これが真相なのに何故、「日本が悪い」と言うのでしょう。何故、日本人が「戦争は再びやりません」などと言っているのでしょう。

 よく考えてみるがいいのです。ヘーグ国際条約を日本はちゃんと守ってきたのです。「戦争をするためには制服を着ていなければいけない。制服を着ていない民間人を攻撃してはならない。民間人を爆撃してはいけない」と書いてあるのです。日本は東京・横浜・名古屋・大阪など大きな都市はアメリカ軍により爆撃されました。これは国際法違反です。

 アメリカは広島・長崎では原爆を使いました。武器を持たない無辜の市民を20万人も虐殺したのです。これはいいのでしょうか。国際法違反をしたのはアメリカで、日本に国際法違反などないのです。

 モンテンルパンのホンサイク中将は「イギリス兵に木の根を食わせた」と言うのですが、ゴボウを食べさせたのです。日本人はゴボウを食べているのですから、ゴボウを出したのです。すると「捕虜虐待だ。死刑だ!」と連合軍はやってきたのです。何を言っているのでしょう。あの戦争は、日本は一つも悪くないのです。全てアメリカが仕組んできたことなのです。戦後70年でこれをはっきりしなければいけないのです。

 何を朝日新聞の若宮はグチャグチャ言っているのでしょう。ここで、靖国神社の問題も出てくるのです。靖国神社の問題とは一体何でしょう。

 ようするに、戦争記念館をつくればいいというのです。何を言っているのでしょう。神社は生きているのです。靖国神社に祀られている英霊は犠牲者ではないのです。特攻隊の生き残りがプライムニュースに出ていて「みな喜んで死んだのだ。命が惜しいと言った人は一人もいないのだ。よく考えてごらんなさい。我々は飛行機乗りです。命が惜しかったら飛行機乗りになりますか?」と言っていました。

 「死に花を咲かせるために、「俺が先に行くぞ!」と行ったのです。「お母ちゃん、可哀そう」などと言った人間は誰もいないのです。96歳の私が証言する」と言っているのです。

 靖国神社は、日本を守るために死んだ人が祀られているのですから、「お可哀そうに」などということはないのです。軍人としてそのような働きをしたのです。それは神の働きです。神の働きでなければできない事をやって日本を守ったのです。

 そこで靖国神社で神としてお祀りしたのですから、普通の神社とは違うのです。神としてお祀りした英霊に対して、我々は「ありがとうございました」という感謝の気持ちをもって迎えなければいけないのです。

 「南無阿弥陀仏」と念仏を唱えて「お可哀そうに」ではないのです。全く間違っています。靖国神社はそんなものではないのです。その角度から靖国問題も考えなければいけないのです。櫻井さんは、さすがにしっかりしています。朝日新聞の若宮に1歩も譲りません。それが国士です。



人気ブログランキングへ


『中杉 弘のブログ』2006年より、好評連載中です!

     ↓↓↓

http://blog.livedoor.jp/nakasugi_h/?blog_id=2098137



朝堂院大覚先生と中杉博士の対談「剣道と神道」

          ↓

https://www.youtube.com/watch?v=caCJNYLJOXQ


【NET TV ニュース.報道】

朝堂院大覚 剣道と神道 2014 ・6・5


公開中!!!!