安倍さんの大勝負 | 中杉 弘の徒然日記

中杉 弘の徒然日記

毎日・毎日起きている事件について
ユニークな視点で書いています。

幸福実現党の政治資金収支報告書を見ると、平成12年度の収入は23億6千万円です。その内の17億円は、宗教法人・幸福の科学からの借入金です。

 政治団体が宗教法人から借入をしているという、真に妙な事です。この政党も聖教一致を目指しているのです。“科学”などと言うからいけないのです。「幸福の科学(サイエンス)」というのですから、それに霊言がどうして結びつくのでしょう。どう考えても霊言は科学ではありません。

 大川隆法が神がかりになってしゃべるのは霊言です。どこに科学があるのでしょう。だから「幸福の霊言教」と言えばよいのです。幸福の霊言宗教でよいのです。

 このようなやり方は、創価学会がつくったのです。政党と宗教団体が一緒なのです。一緒なのに「借入金を起こしてやっている」など、ふざけた事を言うものではありません。

 前にも言いましたが、同体一つに頭が二つです。公明党と創価学会は、同じ物だと思っています。右を向けば公明党、左を向けば創価学会です。同じ同体に頭が二つという状態です。もっとも悪いのです。それを幸福の科学も真似をして、宗教と政党をごちゃ混ぜにしているのです。

統一教会は、表に一切姿を現さないのです。表には勝共連合が出ているのです。勝共連合と統一教会は同じなのです。どうして「違う」と言えるのでしょう。「世界日報(セゲイルボ)」という雑誌をつくり、勝共連合の理念を発表しているのです。面白い事に世界日報に掲載されている理念と、安倍さんの理念は、ソックリ同じです。

「美しい国、日本」「集団的自衛権の確立」「武器を世界に売る」この発想が全て勝共連合です。相当よい人材が勝共連合には集まっていると思われます。それはそうです。統一教会がターゲットにしたのは、国立大学・早稲田大学・慶応大学の学生などです。それで日本の国の乗っ取りを考えていったのです。

上祐 史浩も頭はよかったのですが、オウムでウソつきになってしまいました。人格は悪いのですが、頭は良いのです。このような奴らが考えて安倍さんに指示をしているのです。総理大臣などは考えている時間などありません。「総理、今日の予定はこうです」とか、そんな話ばかりです。総理大臣のスケジュールは、みっちりつまっているのですから、物を考える余裕などありません。

勝共連合で新聞を作っている連中は暇だから、世界情勢を分析して「こうだ」という主張をして、それを安倍さんが読んで感心するのです。そして、安倍さんは、勝共連合と全く同じ方向を歩もうとしているということがよく分ります。

しかし、安倍さんの選挙の本当の目的は、3分の2の議席を自民党単独で取りたいということです。これは、勝負に勝った場合です。勝負に勝った場合は、3分の2の自民党議席をもって、何をするのかというと憲法改正です。これを皆、言っていません。

安倍さんの狙いはここなのです。統一教会がそう言っているのです。その場合、公明党は邪魔なのです。公明党と手を組んで3分の2の議席ではダメなのです。公明党はいらないのです。単独で自民党が、3分の2の議席を取った場合には、ただちに憲法改正です。

もちろん、公明党は反対します。すると「連立は解消します」ということになり、公明党を追い落とすのです。安倍さんの勝負は必ずそこを狙っているのです。これも統一教会の指示です。

もし、負けた場合はどうなるかというと、2分の1そこそこの議員数で、公明党と自民党合わせた数字です。負けたけれども、勝負としては勝ったのです。2分の1持っていれば、これからの4年間は安泰です。色々な政策をどんどん推し進めていけます。公明党の意見も取り入れなければいけませんが、一応それで4年間続くのです。

勝負に勝った場合、負けた場合という二つの読みを入れているのに違いありません。これは、どうなるか僕も分かりませんが、そのような狙いがあることは間違いありません。

統一教会の何が間違っているのかというと、「第三次世界大戦が起きる」と彼等は信じ込んでいる事です。教義の中に書いてあるのです。それも卑怯な事に、日本語のバイブルには書いていないのです。「第三次世界大戦が起こる。その次に世界が滅茶苦茶になる。その次に朝鮮から英雄が出てきて、世界を統一する」と書いてあるのです。

これは隠されているので、日本語では書いていないのです。彼等の本当の狙いはそこなのです。あまりそのような事を言うと日本の信者が離れてしまうので隠していますが、韓国語の原典には書いてあるのです。

一般論で言ってもキリスト教系の団体は、「ヨハネの黙示録」が頭にあり、「必ず世界は、第三次世界大戦が起こり、人口の3分の2が死に絶える」と信じ込んでいるのです。しかも、場所は中東です。キリスト教は、エホバの証人にしても、マクヤにしてもみな世界最終戦争を信じているのです。

「第三次世界大戦が起きる。その時に助けられるのは、エホバの証人です」そのために子供を連れて一軒・一軒まわっているのです。「第三次世界大戦の時に神がUFOのようなものに乗って降りてくるのです。エホバの証人の信者だけは救ってくれる」と信じているのです。

他の宗教団体も同じようなものです。オウムの浅原彰晃もある程度信じ込んでいて、「必ず第三次世界大戦は起きる」と信じていたのです。これを信じ込んでいる連中は、バカなのです。

最近では、宇野正美氏、飛鳥昭夫氏は信じ込んでいます。聖書絶対主義です。僕に言わせたら「バカ」なのです。聖書が何故、絶対なのでしょう。まして、「ヨハネの黙示録」は外伝です。聖書には内伝と外伝がるのです。ヨハネの黙示録は外伝なのですが、信じているのです。このような宗教を信じている奴はバカなのです。

日本には永遠に栄えていく「弥栄(やさか)」の宗教があるのです。これに気が付かなければ安倍さんは日本人ではありません。朝鮮人が世界を統一すると信じて朝鮮語を勉強しているのですから朝鮮人です。「美しい国、日本」では、「この国の伝統は美しい」と言います。それは言うでしょう。その上に統一朝鮮があるからダメなのです。

朝鮮を隠せば、安倍さんは愛国者だということになります。でも、「朝鮮人が世界を支配する」ということを考えているのです。最低です。しかも、隠しているのです。

我々は、安倍さんの賭けを見守っていくしかありません。





人気ブログランキングへ


『中杉 弘のブログ』2006年より、好評連載中です!

     ↓↓↓

http://blog.livedoor.jp/nakasugi_h/?blog_id=2098137



朝堂院大覚先生と中杉博士の対談「剣道と神道」

          ↓

https://www.youtube.com/watch?v=caCJNYLJOXQ


【NET TV ニュース.報道】

朝堂院大覚 剣道と神道 2014 ・6・5


公開中!!!!