安倍晋三の新内閣について考える | 中杉 弘の徒然日記

中杉 弘の徒然日記

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ついに新内閣の組閣は終わりました。あまり変わり映えのしない顔ばかりで、新鮮味のない内閣です。ウルトラCというのが、あまりありません。

 谷垣さんを幹事長にしてよいのでしょうか。あの人は陰険です。谷垣さんは前回法務大臣をやって、11人死刑にしているのです。死刑は法務大臣のサインがないとできないのです。何であっても人殺しを、11人やってしまったのです。

 それで陰気くさい顔押して幹事長など勤まるのでしょうか? この人は幹事長には向かないと思います。何故かと言うとあまり人気がありません。明るさや、人を集めてくる能力はあまりない人だと思います。

 谷垣さんはつまらない顔をしています。秀才ではあるけれども、つまらない人間です。もちろん、東大卒ですから勉強はできたのでしょうが、ガリ勉で、真面目で、スポーツもやっていて登山家でもあります。自転車に乗ったり・・・・、何しろやっていることがあまり面白くないのです。非常によくまとまった秀才ですが、ハチャメチャなところはありません。「これで、国の舵が取れるのなか?」という感じがします。

何しろこの内閣がやっているアベノミクスは、三橋貴明さんが言っていますが、7月に比べて8月は前年度比で2.5%も国の売り上げが落ちているのです。国の売り上げは落ちているのですが、温泉旅館は満員です。儲かっている所は、儲かっているのですが、儲かっていない人が多すぎるのです。

石破さんがやることになった地方創生担当大臣ですが、地方の財政は凄まじい勢いで疲弊しています。どんどん潰れてしまうのです。大手のスーパーができると町の一つの商店街が潰れてしまうのです。みな大手スーパーに買い物に行ってしまいます。

すると商店街はジジババストアになってしまいみなが行かなくなってしまい潰れてしまうのです。どんどんそのような現象が起きているので、これは何とかしないといけません。経営はみな苦しく、売れないから物を安くしますが、安くしても物は売れません。不思議な現象です。

ところが、高くして売りぬいている所もあるのです。浅草の“どぜう”などはそうです。老舗の“駒形どぜう”という専門店は流行っているのです。柳川は、1700円、どぜう鍋は2500円くらいです。値段は高いのですが、店内は満員です。しかも店先ではお客さんが並んで待っているのです。そんなにうまくもないのです。

老舗や名門の企業は流行っていますが、これから商売を始める人は大変です。はっきり言って無理です。何の商売を考えてみてもうまくいくものはありません。景気が悪いわけではありませんので、みなが落ちているわけでもないのです。

株は下がらないようにしているので、下がりません。株が下がるとすぐに国家が買いにはいるのです。それで上げるのです。株さえあがっていれば「俺の株は上がっている」と錯覚しているので財産が増えたように思いますが、株などすぐに下がるのです。数字が動いているだけなのです。

実体の経済は実際にお金が街に流れて商売が活気づいて、「余分な金があるぞ。お母さん、洋服でも買ってあげようか」という感じでないと経済は動いていきません。

アベノミクスの第一の矢は株です。「第二の矢は地方再生だ」と言うけれども、アイデアがないのです。どうやって地方を再生させるのでしょう。ぶっ壊れた商店街をどのようにして立て直すのか考えていないのに名前だけ「地方再生」と言っているのです。

石破さんは子分がいない、変な大臣です。一人大臣です。スタッフ10名くらいつくのでしょうが、動かす部下がいないのです。どうするのでしょう。この地方の産業を活性化させないと安倍さんの芽はないのです。アベノミクスからサギノミクスになってしまいます。

また更に10月には消費税を上げるのです。財務省が「消費税を上げるようにしてくれ」と動いたのです。消費税を上げるためには、「借金が多きすぎて苦しい。消費税を上げないと社会保障ができなくなりますよ」と言います。

松原仁も言っていましたが、民主党と自民党と公明党が、「3党合議して消費税を上げましょう」と決まったのです。何故かというと、「社会保障に周る金がない」ということだったので、仕方ないから消費税を上げましょうということで、松原仁も「合意した」と言っていました。

ところが、蓋をあけてみると全然周っていないのです。増税したおかげで3兆円以上の売り上げが上がっているのですが、社会保障に周ったのは6千億円です。目的が、違うではないですか。後の2兆4千億円以上のお金はどこに周っているのでしょう。

自民党は「それは俺達の勝手だよ!」ともう言い出したのです。社会保障のために消費税を上げるということでしたが、10月に2%上げるものも社会保障のためだと約束したのですが、もう違う方向に行っているのです。

だから「サギノミクス」だと言うのです。消費税を上げれば景気は悪くなるのは当たり前なのです。7月に対する8月のGDPの売り上げが25%以上下がっているのです。本当は上がっていかなくてはいけないのです。消費税が上がれば、今度はもっと下がるでしょう。GDPが30%を超えて下がると町に失業者やホームレスがずらっと並ぶのです。餓死者が出てくるのです。

今でも5~6人が人身事故で毎日死んでいます。人身事故ではなく自殺です。そのような事は隠しているのです。九州の人身事故は東京では報道しません。大変な数の人が自殺しています。富士の樹海でも自殺しています。それから都営住宅で餓死している人もいます。30%になると、そのような人が増加するのです。失業者が街にあふれてホームレスだらけになってしまいます。

この内閣の顔ぶれで、それを脱却できるのでしょうか。日中戦争の心配などしなくてよいのです。北朝鮮の心配もしなくてよいのです。「景気がどのようにしたらよくなるのか?」ということを真剣に考えてもらいたいと思います。

ちょっと不安なメンバーですね。



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朝堂院大覚 剣道と神道 2014 ・6・5


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