佐賀県内を巡り、多くの方とお話をさせていただいておりますが、先日お会いした方は、91歳にして新聞の連載を楽しみにしていらっしゃるほどに、お元気でした。
年齢を重ねても健康で、周りの人から必要とされ、世の中の役に立ちながら生きていき
「生涯現役」を実践する支援者の方と たい―。そんな言葉を支援者
からもかがいます。
現在、日本の社会は世界でもっとも速いスピードで高齢化社会が進んでいます。
佐賀県は高齢者が全人口を
占める割合も伸び率も低いのですが、核家族化が進む都市部では高齢者人口が急増し、老老介護や孤独死などの問題が増えています。
また高齢化の波は、医療や介護にかかる費用、つまり社会保障費が減少することなく肥大化し続け、国家の財政を圧迫しています。
そして高齢者の社会保障の充実は、高齢者が行政サービスに頼りきりになる、いわば「政府頼み」を助長している一面もあるのではないでしょうか。
現在の年金・医療・介護のサービス水準を維持するだけでも、毎年1兆円以上もの社会保障費がかかります。
また若い方々に費用の負担を強いる結果が、「少子化」をますます促進する…
このような背景も見過ごすことはできません。
高齢者をはじめ誰もが幸福でいきいきした暮らし・人生を送り、
若い世代への負担を減らすために、
まずは各々(おのおの)が「自立」「自助」することと、
互いが助け合う・サポートし合う「セーフティネット」を
しっかりと創り上げます。
まずは高齢者の収入確保と年金制度の維持、
定年の引き上げや再雇用を促進します。
実際、60歳の定年を過ぎても会社で働き続けたいという方は
少なくありません。
高齢者が仕事を続けることは「生活費の確保」「生きがいの確保」
のみならず、「健康の維持増進」効果も大きいと言われています。
そしてこの自立と自助に基づいたセーフティネットを醸成させるために、高齢者を家庭内で介護する家庭・高齢者と一緒に暮らす大家族を支援します。
それぞれの家庭、高齢者も若者もともに「いきいきと暮らせる」ケースの積み重ねと、家族の状況に合わせた行政サービスも充実させます。
相続制・贈与税の廃止や大家族支援、里親・養子制度の奨励など、世代間の暮らしを引き継ぐ政策も必要です。
さらには医療サービスを多様化し、再生医療を推進させることも、若い方々の未来を築く礎(いしずえ)となります。
見守り見守られながら、
それぞれの人生を豊かに生きる方が増えれば増えるほど
家庭の「和」も、地域の「和」もより強くなります。
佐賀に日本に暮らす人々が「和をもって尊きとなす」社会、
地域の誰もが満ちた社会が
「生涯現役社会」といえるのではないのでしょうか。
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1.相続制・贈与税廃止
家族の結びつきを強める税制を整備します。遺留分制度を廃止し、
親の面倒を見る子にメリットを与えます。
2.大家族支援
三世代同居や二世代住宅を税制面から後押しし、
大家族を支えあう環境をつくります。
3.里親・養子縁組の奨励
子どもがほしい・子どもを育てたい家庭をサポートします。
4.高齢者の雇用拡大
高齢者向けの仕事を増やし、75歳くらいまで生きがいを持って
働き続けられる社会を実現します。
5.年金制度の再構築
高齢者雇用を増やすことを前提に、
必要に応じて年金制度の再構築を図ります。
6.医療サービスの多様化・再生医療の推進
・公立病院や医療保障制度にマネジメントや市場原理を取り入れ、
医療費の無駄を削減します。
・介護でも価格規制の緩和等を図り、高付加サービスを可能とします。
・再生医療をはじめとする先端医療技術の研究・実用化を推進します。
7.生活保護制度の見直し
自助努力の精神を基調としつつ、
最低限のセーフティネットを整備・維持します。
8.障がい者の社会参加への支援
障がいを持つ人が幅広く社会参加できるよう支援し、
社会に貢献する生きがいと、
税金を納められる喜びを感じられる国を目指します。
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私も、いつまでも健やかに、豊かに、
そして幸せに生きるためのお手伝いができるよう、
努めてまいります。