RAMPA矯正 その2 | 中尾歯科クリニックのブログ

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7月に続き、今月もRAMPA矯正の勉強会に参加してきました。

お子様の口がポカーンと開いている、集中力が無い気がする、子どもなのにイビキをかくことがある、等が思い当たる場合、上または下のアゴが発育不全であることが原因となっている可能性が考えられます。

 前回もご紹介しましたが、RAMPA(ランパ)と言われる矯正治療法は、これらの症状を根本的に改善する治療法として注目されています。

これまでの、いわゆる歯列矯正は、歯の並びに主眼をおいていましたが、RAMPA矯正は、なぜ歯並びに問題が生じるか、つまりアゴの形態から根本的に治療を行うことに特徴があります。

「アゴの発育に問題がある」と言っても、なかなか一般の方には見分けがつきにくいため見逃されやすいのですが、アゴの発育に問題があるまま成人になると、呼吸や歯に様々な悪影響が出てしまうことがあります。
その場合、これまでは外科矯正といって、入院してアゴの骨を切る大手術が行われていましたが、RAMPAは専用の装置を使うことで、外科手術を行わなくてもアゴを正しく発育させ、その結果自然と歯並びも適正になる、という考え方です。

お子様がなんとなく出っ歯になってきた、いつも口を開ている、等の症状がある場合は、できるだけ早めに検査をすることで、後々の負担を大きく減らすことが可能です。
少しでも気になる場合は、早めの受診をおすすめします。