東武日光から湯元温泉方面のバスで45分、
いろは坂を登って中禅寺温泉に到着します。
バス停を降りると、東京とは大違いで冬の盛りで突風が吹き荒れていました。
観光どころではない感じでしたので、宿泊先の中禅寺温泉・ホテル花庵 へ入りました。
チェックインは15時からなので、1時間弱待ってお部屋に。
広めで綺麗なスペースで中禅寺湖を臨めます。
温泉は16時から。
単純泉(内風呂)と硫黄泉(露天風呂)の二種類が堪能できます。
ゆったり入浴して楽しみな夕食です。
エントランスの両脇に併設されているレストランで戴きます。
先付の”牡蠣ゼリー寄せ”から始まり、前菜も上品でいいですね。
御造りは、「焼き目太刀魚と白魚」
焼物は「焼穴子と大根」色も鮮やかです。
花庵特製の黒湯波は、風味に深みがあり、
もっといっぱい頂きたい感じがしました。
そして、メインというべき、「野菜のセイロ蒸し」です。
大きなセイロにパプリカや里芋、人参、ブロッコリーなどなど沢山の野菜が並びます。
地の野菜をふんだんに創作的に振舞うのが食事へのコンセプトにもなっているようです。
野菜の色がみずみずしくとても美しいです。
胡麻風味で納豆ベースのペースト状のたれで頂きます。
野菜の味が濃厚で、まさにパワーフードですね。
セカンドメインの「霧降高原牛陶板焼き」の後には「鮭の腹子飯」で締めになります。
これが、うまい!
味加減が絶妙でおかわりしてしまいました。
レストランスペースが狭いので、夕食も時間制の二部入れ替えになっているので、
普通の温泉旅館のようにはゆったりと夕食というわけにはいきませんが、
内容には大満足でした。
オンシーズンは、2食付20,000円からですが、オフシーズンは、15,000円から
運営上まだまだ、発展途上なお宿なので、15,000円なら御の字かもしれませんね。