めざめよ誌は2020年6月以降、発行されていません。
そのため同誌が廃刊になるらしい、という噂が立っているようです。
めざめよ誌の歴史を振り返ってみました。
1919-1937 慰め(consolation)
1937−1946黄金時代
という雑誌があり、
1946年8月にめざめよ誌としてリニューアル。
雑誌の顔ともいうべきミッションステートメント(雑誌が発行される目的)
の移り変わりを見てみましょう。
最初:
隠された敵と危険を暴き、すべての人に自由をもたらし、
落胆した人に慰めを与え、義の新しい世界についての希望を
強める。
1946年 義の新しい世界→神の義の新しい世界
に変更
1946年→1975年
1975年に終わりが来るということで、記事の内容は
次第に過激さを増していった。
1975年 組織の予言失敗
めざめよ誌のミッションステートメント変更
本誌の目的は、この世代における創造者の新しい
体制に対する約束への信頼を強め、読者に希望を与える
となった。
1978年 多くのJWは希望を失って成員数は激減。
ミッションステートメントから
読者に希望を与えるという文言を削除して、
ステートメントは
控えめなものになった。
1982年 ほとぼりが冷めたと思った組織は、
同誌に過激なミッションステートメントを掲載開始。
平和と安全の新しい体制が、1914年の世代が過ぎ去る前に
必ず実現する、という文言が登場。
1983年、“C.E.(紀元後)という語句をやめ、
新しい体制(New Order )という語を
使い始めた。(大文字表記は、強調、大胆さを意味します)
1987年 ステートメントが消える
1988年 ステートメント復活
ステートメントの過激さはややトーンダウン。
新しい体制(New Order 大文字表記)
は、新しい世界(new world 小文字)、と控えめに表記される。
1995 マタイ24:34の「世代」の理解が変更された年。
ステートメントの
1914年の出来事を目撃した世代が過ぎ去る前に
↓
不法で邪悪で事物の体制が過ぎ去る・・・
に変更される。
2013年 同誌のミッションステートメント、廃止。
以上が、めざめよ誌の巻頭に掲載されていたミッションステートメント
(雑誌が発行される目的)の歴史です。
次は発行の頻度、ページ数についての移り変わりです。
1946年 月に2回発行
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〃
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2005年
2006年 月1回になる
2013年 32ページから16ページに減少
2016年 2ヶ月に1回 発行
2018年 年に3回発行に変更
2018~2020年 合計9冊しか発行していない
2020年6月を最後に、めざめよ誌の発行が途絶える
2021年版のめざめよは1冊も発行されていない。
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最近、めざめよ誌は廃刊になった、という噂が立っています。
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私が組織にいたのは1985年から2004年ごろまででした。
懐かしいです。
確かに当時の雑誌は内容が過激でしたね。
開拓者の姉妹たちはこの雑誌をたくさん受け取って、
自信満々の顔で雑誌経路に配っていました。
その雑誌もオワコンか・・・
辛いですね。感無量です。