さあ、宇宙ビールの『ミルクルミライ』が目前に迫ってまいりました!今回もミルクルミライの見どころを語って参りたいと思います!






ざっくり言うと




1.実は台本は僅かに26枚。宇宙ビールは「長所と短所がもたれ合う」!

2.黄金の「3ヶ月108時間」とは

3.本番の空間には何かが宿る!見えないものが見えてくるかも!






1.実は台本は僅かに26枚。宇宙ビールは「長所と短所がもたれ合う」!



   オリジナル音楽の数々、生の歌唱、生の楽器演奏、踊り、光、独特のメイキャップ、オリジナル衣裳、フライヤー等の基本デザイン、愛らしい小道具、そして名物グリーティング・・・。もはや書きもらしがあるのではないかと疑ってしまうほどに、いろんなものが詰まっています。もし岡本太郎が生きていたら、宇宙ビールを見てこう言うでしょう。




「なんだこれは!」



と。





   これら全てが詰まった台本、実は26ページしかないんです。



   出演者14名、上演時間を90分に設定して、それで台本が26ページしかないというのは、同業の方にはその異様さがわかっていただけると思います




   その26ページが、猿渡さんの演出によって大きく膨れ上がり掘り下げられていきます。ミルクルミライメンバーは、各人の長所と短所で、もたれ合いながら、補い合いながら力強く、応えていけるようになります。




   見た目にもインパクトがあり、中身にもインパクトがある。少し畏怖の念を抱いてしまうぐらいにまで張り詰めるかもしれませんが、ジャンルとしては「コメディー」です!「シチュエーションコメディー」ではないだけです!ご心配なく!たぶん悲劇ではないと思います!ウェルメイドです!





2.黄金の「3ヶ月108時間」とは




   26ページの台本が大きく深くなるには時間がかかります。それぞれの分野で大活躍されている方々が集まってお稽古しても、なかなか立ち上がっていかない我慢の時間が続きます。ミルクルミライは9月の頭からお稽古が始まりましたが、ようやく立ち上がり、回り始めたのかな?と思ったら、11月の半ばを過ぎていました。それまで辛抱に辛抱を重ね、熟成に熟成を重ね、なかなか転がり始めないことにもどかしさを感じながらも、それでも進んでいったわけです。





   これは、想定外の時間がかかって、手こずっているわけではないのです。宇宙ビールでは




「本公演は3ヶ月108時間」




という目安があります。「我慢の時間を辛抱して、座組みがひとりでに回り始めてからあと2週間程ある」というのが「3ヶ月108時間」なのです。







3.本番の空間には何かが宿る!見えないものが見えてくるかも!




   いろんな芸術が、長所と短所で向き合って、しかもひとりでに回り始めて、そこから2週間、合計で3ヶ月108時間を経て、皆さんと対面する。その頃には、なんだかうまく言えないのですが、何かが宿っているハズなんです。





   確かに、台本があって、お稽古して、それを上演するのですから、そりゃ物語は嫌が応にも進行していくのでしょうが、それだけではない、ゾッとするような何かがやっぱり宿っていく。わかりやすく言えばこれは「念力」なのかもしれません。






   今回の台本も結局は念力で書き上げられたのです。音楽も結局は念力で作り上げられているのです。念力で演奏されているのです。念力で芝居しているのです。念力で踊って、念力で歌っているのです。衣裳も小道具もパンフレットも最後は念力で作り上げられるのです。




   だから、皆さん、本番、目を凝らしてご覧ください。芝居以上の何かが見えて来る可能性があるんです。観る。来る。






   どうぞ、一心寺南会所にお越しください。





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