「19世紀は神の世紀だった。

20世紀は自意識の時代だった。
そして21世紀の今、表現のステージは、まったく新しいところへ踏み出そうとしているのではないだろうか。」
 

と問いかけ、そのステージを「温かな無意識」であると語る作家の山川健一さんの『「書ける人」になるブログ文章教室』(ソフトバンク新書)は、たいへん面白い視点でまとめられた新書です。
私の読後の感想は「文学2.0」の予感を感じたと表現しておきましょう。