【こっそり新しいスタート】

実は、珠算7段、暗算八段。
近畿大会で優勝したこともある私です(笑)

そろばんは子供の頃から常に私のそばにありました。

2年生から通いはじめたそろばん塾では、あっという間に上達し、4年生ではすでに四段になり、同じ小学生の子供たちに指導することを引き換えに、月謝は免除していただくようになりました。

貧乏だったわたしの家は本当に助かりました。

たまに、お正月や記念行事に、イベントのお披露目に模範演技などを神社などから頼まれ、暗算得意小学生ガールとして出演し、図書カードなどをギャラ代わりにいただいて、たくさん本が読める!と喜んだことを覚えています。

小学生ながら、毎日、放課後の前半2時間は自分と同じ年齢の子供たちへの指導、後半2時間は自分の競技大会への練習に取り組む毎日でした。

中学生になり、突然そろばんから離れたくなって、やめてしまったのですが、私の発達障害の特性とばちっとはまっていたのは、間違いなくそろばんで、

あの時期があったからこそ、今の自分があると常々感じていました。

そろばんをやったからこそ、学力が突然伸びた、と感じています。

集中力がわたしの唯一の取り柄なのですが、それもそろばんに培われたもので、そろばんをやらなければ、集中力を求められるナレーターにはなれていなかったでしょう。

右脳が開花されたのは間違いなくそろばんです。

おとなになり発達障害と向き合うことで

そろばんと自分

も振り返るようになりました。

昨年から、そろばんともう一度向き合いたいと思いました。

そろばんは、子供だけでなく、おとなも、お年寄りも、楽しめるものだと思います。

試しに夫に教え始めてるのですが、いつも屁理屈ばかり言う夫が、無邪気な子どものように楽しそうに取り組むのです(笑)

今のそろばん塾の現状を知りたくて、有段者のみ指導者募集、と書かれている塾をみつけ、アルバイトとして働かせてもらいながら勉強しようと思い、Indeedから申し込んだのですが、

有段者であるにも関わらず、面接に行くまでもなく、落とされました(笑)

バイトで経験を積みたかったのに面接すら落ちて無理だった、、、、

そんなことを周りの人に話していると

私のそろばん塾を作りたいという夢をサポートする、と言ってくださる方が現れました。

まだどういう形になるかわかりませんが、

発達障害当事者の中村郁ならではのそろばん塾ができそうな空気感になってきました。

今、、何をしているかというと、発達の特性を持っている人が、触って、見て、心が落ち着くそろばんを、試作で色々作ってもらっていて、

わたしのなかで、これ!というのを作ってもらえたところです。

私のこだわりは、

発達障害を持つ人は、寒色系が心も頭も落ち着くので、そろばんとしてはめずらしいですが、寒色系のそろばんを導入に用いること。

もちろん、きちんとした木の素材のものであること。

弾いたときの音も重要です。

こだわっております。

これは試作品。

私はお守りに思うくらい気に入り、毎日持ち歩いてます。

これをもとに、桁数多いそろばんを完成させていただきます。

ちなみに、現状のそろばん塾を知りたい、というのは事実なので、アルバイト募集でわたしが落ちたそろばん塾に、子供たち二人を通わせ、教え方など含め、進捗をそれとなく子供たちから探りながら、調査中です(笑)

障害ある人もない人も、子供も大人も、何かに夢中になる時間って楽しいです。

瞑想にちかいんかなー、しらんけど(笑)

また追ってご報告していきますー✨️