パリは快晴の日が続いていて、気温も高め。
来週の木曜日くらいまではこんな陽気という予報。
そして、今週の日曜日、午前2時に日本との時差が8時間だった“冬時間”から、時差が7時間になる“夏時間”になります。
そんなここパリで、これから色々なイベントが行われます。

4月3日 東北地方太平洋沖地震震災チャリティーバザーin Paris
12時から17時 AAA言語学院 21rue d'antin 75002 Paris


このバザーの立ち上げをされた方からmailをいただいたのですが、お知らせをしたらあっという間に100人を超える方達が是非、一緒に!!と賛同をしてくださったそうです。

みんな、何か出来ることがあること、少しでも自分達が誰かのために動けるということが嬉しいのです。
私もそうです。会場は無償で提供をしていただきました。
経費をかけずに収益をすべて募金する…

「不謹慎」と言われてしまうかもしれませんが、私は楽しんでやろうと思っています。
ご近所の方達をはじめ、フランスの方達にも来ていただきたい!
そう思った時、バザーが楽しいものでなければ、いらした方達はすぐに帰ってしまわれるでしょうし、私達もまたやろう!!という気持ちにはなれなくなってしまう。

日本の事を知っていただき、楽しんで、そして結果を出す事が出来て、被災地にお金を送る事が出来れば、次に繋がる…
もしかしたらパリ在住の日本人の方達はみなさん、ご存知かもしれませんが、もし、まだご存知でない方がいらしたらお知らせ下さいね。
勿論、パリ以外に住んでいらっしゃる皆さんにもいらしていただきたいです。

これは規模の大きなものになると思うのですが、個人でも様々なイベントをして、義援金を集めている方達もいらっしゃいます。
今もとても大切だけど、これからも長く支援をしていくことを考えた時、
“楽しむこと”は大事だと思うのです。

きっとこれからもっともっと色々な動きが出てくる中で、私がちょっと心配をしているのは「不謹慎」とか「自粛」という言葉が飛び交うこと。
勿論、本当に「不謹慎」なことってあると思います。
ただ、多くの人がそれぞれのやり方で“何かしたい!!”としても、その都度、「それはちょっと不謹慎では」とか「自粛したほうがいいのでは?」と言われてしまったら、がんじがらめになってしまう。
家に閉じこもって、何もしない事が復興のための支援になるとは思いません。
出来る人から「いつもの生活」に戻していくのも、とても大事なこと。
経済を活性化させなければ、出来る支援が出来なくなってしまう。
素人ながらそう思うのです。

みなさまからのコメント、とっても勉強になります。
テレビ局関係者の方が、私の質問に答えてくださって、ずっとあった疑問が明確になりました。

何人かの方がお勧めくださった本、読みます。
知るのが怖い事もあるけど、やはり今は知らなければならない。考えなければならないですよね。

私はずっと東京に住んでいました。今はフランスです。
ご存知の方も多いと思いますが、フランスはエネルギー大国です。
日本と同じように資源の少ない国ですが、電力を外国に輸出するほど。
電気料金は先進国のなかで一番安いと聞きました。
やはり知っておかなければ…

避難所での赤ちゃんを連れた20代くらいのお母さんのお話…
寝る前に読んでしまい…泣きながら寝てしまいました。こんなことって…
コメントにもありましたが、公平であることはとっても大事で、そうであるからこそ秩序が保たれているのでしょうが…
公平性、不公平とは何なのだろう?と常に考えてしまっています。

ブログ「フランス人だって」でコメントを読者の方から頂きました。
藤原紀香さんの基金にご協力を!と書いたのは無責任なのではと。
すでに振込をされた方達もいらっしゃいますので、ご本人に確認をしました。
100%、赤十字に渡して下さいます。
きちんと収支報告をしますし、ブログを読んで頂ければ分かります!!とのお返事でした。

今回、私がブログに掲載をした基金は、自分が知っている人達で、人としてきちんとしている人達のところ。
だから、みなさまにご協力をお願いしました。
ただ、何度も書いていますが、自分たちの大切なお金ですから、納得出来るところに託して下さい。

震災から2週間。
厳しい状況のなかで、救出活動をされている方々、
原発で作業をされている方々…
そのご家族のみなさま…

本当にありがとうございます。
そして被災地の寒さが和らぎます様に。