夫婦ゲンカの際、
「売り言葉、買い言葉」から
相手を批判したり、ののしったり
などの言葉を発することがあります。
しかし、
この「売り言葉・買い言葉」以外でも、
パートナーを傷つけることだけを目的とした発言や、
自分の責任を放棄するために発する言葉は
「暴言」と考えられます。
例えば・・・
「誰のおかげで生活できていると思ってるんだ!」
「暑苦しいから寄るな!」
「お前はもう中古品だな」
「浮気は男の甲斐性だ」
「子どもが素直じゃないのは、お前に似たからだ」
・・・
これらの発言は、
子どもやパートナーを傷つけることで
自分のストレスを解消したり、劣等感をごまかしたり、
しているにすぎません。
これらの対処法は2つあります。
一つは、まだ前向きにやり直したいと願うなら、
パートナーに対して自分の気持ちや意見を伝えてみます。
その際に、
相手に
×「○○してほしい。。。」
という伝え方ではなく、
○「そんな言い方されると私は悲しい・・・」
「あなたは~」ではなく、「私は~」を主語
にして自分の気持ちや意見を伝える方法です。
(アイ・メッセージ)
もう一つの対処法、それは
「夫には何も期待しない」。
そして以前、ブログ記事にも書いた
「精神的な自立」 を目指します。
パートナーが不機嫌だからといって、
自分まで不機嫌になる必要はありません。
相手がどんな態度をとっても、
「私は私」なのです。
◆度を越した無視や暴言は・・・モラハラ!?
平気でパートナーを傷つける言葉を
日頃から口にしたり、威圧的な態度をとることで、
自分に服従させたり、相手を支配したりする、、、
このようなことが日常的に起きているのであれば、
それは夫婦ゲンカの域を超えて、
いわゆる
モラルハラスメント(モラハラ)
の可能性があります。
モラハラからの脱出は、まずは周囲に助けを求める、
理解者を作ることです。
そして、
相談をする際、気を付けたいのが、
その人がモラハラに関する知識を持っているか?
単に
「夫婦ゲンカの延長」や
「どこの家庭にもそのくらいのことはある」
と片づけられてしまうと、被害がますます
大きくなる恐れがあります。
これらは専門の機関や市区町村の窓口でも
相談できます。
もし一人で行き詰まり、孤立していると感じたら、
助けを求めましょう。
それは、決して恥ずかしいことではありません。
逆にあなた自身が助けを求めないと、
誰かが手を差し伸べてくれることは永遠にやってきません。
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行政書士 なかもり法務相談事務所では、
・誰かに話を聞いてもらいたい。
・誰にも相談できず悩んでいる。
・法的なことをもっと知りたい!
・解決策が見当たらない。
・内容証明、公正証書を作成したい。
などに対応します。
カウンセラーでもある行政書士が現在の状況
をお伺いし、今後の対応策や心構えなどを
アドバイスさせていただき、一緒に解決策を
考えていきます。
電 話 082-533-6036(広島市西区)
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