ハコヨガ

■座学
人間脳→思考・論理的
哺乳類脳(背側・腹側迷走神経)→情動
爬虫類(背側迷走神経)→生命維持
そして物体的なものであるヒトの心臓とそれ以外はの心臓とを比べてみるとと明らかに違います。

心臓の構造が違えばシステムも全く同じというわけには行かない。

心拍数や呼吸、血液の循環の方法がちとかわってくる。

そういったわけで、哺乳類と爬虫類では神経系のシステムが違う。
しかし、私たち人は使うことのできない爬虫類のシステムを持っているよう。

ここで胎児の成長を見てみよう
この段階では爬虫類と似た心臓。
手も初期には水かきがあったり。
系統発生(進化の歴史)を辿るようにして成長してるっぽい。
とはいえ、神経系は使わない(使えなくなった)機能までヒトとなった状態でも一応備わっているってのが非常に面白く本日のキーポイント。
自律神経が乱れまくると体調を崩しますが、その要因がここに関わって影響を受けるんですね。

【自律神経】について簡単に↓
自律神経のはたらきは、 自分の意思とは無関係

自律神経のはたらきは、自分の意思で変えることができません。自律神経のはたらきは、大脳の思考や判断とは独立しているからです。
不規則な生活習慣やストレスなどが重なることで、自律神経のはたらきが不調になる状態が「自律神経失 調症」です(ただし公式な病名ではありません)。全身がだるいなどの不調を感じたら、まずはゆっくり休み、生活環境を見直して、それでも改善しなければ医師に相談するのがよいで しょう。
〈Newton人体の取扱説明書〉より

【脳幹】はその自律神経を制御している場所
呼吸、心臓の活動など生命維持を司る 神経が集まる中枢

大脳が意識的な活動に関係しているのに対して、無意識的な活動の中枢となっているのが脳 幹である。心臓を中心とした血液循環や血圧、呼吸、嚥下、体温調節など、人間の基本的な生 命現象を維持する役割を担っているため、脳幹には多くの神経 が集まっている。つまり、脳と 全身をつなぐ神経線維を通す管にあたる。
そのため、脳幹の機能が損なわれると、呼吸や心臓の活動、 体温調節などができなくなり、
生命維持が難しくなる。このこ とから脳幹は「命の座」とも呼 ばれ、脳死を判定する際の基準にもなっている。

また、中脳から橋、延髄にか けて神経細胞と神経線維が網目状に結合した網様体という領域があり、ここでは大脳皮質の神経細胞を調整し、睡眠と覚醒のリズムをつくっている。
■機能について
脳幹は、大脳の下方中心部に続く中脳、橋、延髄の3つからなり、 大脳を支える幹という意味をもつ。中脳は太い神経の束で、視覚 や聴覚の中間中枢となる。最も膨らんでいる部分が橋で、大脳皮 質から小脳に向かう神経の中継点になっている。この下に続く延髄は、クシャミやセキの反射中枢や、呼吸や血液循環、発汗など を調節する自律神経の中枢でもある。体の隅々から脳に届く情報も、大脳から出ていく指令も、すべてこの脳幹を通過する。
■構造について
脳から直接出ている神経は左右12対で、これを脳神経という。嗅 神経と視神経は間脳と直接つながっているが、残りの10対はす べて脳幹に通じている。目や耳などの感覚器官でとらえた情報は、 脳幹へとつながる脳神経を経て脳に伝えられる。脳からの指令もまた、脳神経を通じて伝えられている。
〈世界一簡単にわかる人体解剖図鑑〉より

自律神経が閾値の範囲内で、副交感神経〜交感神経の間をゆらいでいるときは安定(心も体も)していられます。

本日はそんな感じの内容を踏まえて、

その進化のを辿ってきたからだと自律神経が実際にはそのどう関わっているのか?
その自律神経が安定するにはどう動けばいいのか?

この謎を知って動くのとそうでないのではからだに対する意識がかわってくる。

来週もまた確認しながら動いて行きましょう。
参加ありがとうございました。