週末はだいたい美術館にいます

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ほぼ毎週のように出かける美術館のことをはじめ、釣りのこと、株式投資ことなどを書いてみようとおもいます。

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2月11日、パナソニック汐留ミュージアム。
開催中の展覧会は「マティスとルオー展」。

まったく違う個性を発揮した二人の画家が多くの手紙をやり取りする友人だったというのは、知らなかった。

今回の展覧会で興味深かったのは、二人の若い頃の作品。
マティスにせよルオーにせよ、その個性は全く現れていない。
おそらくは、世の中の求めに応じて、あるいは絵とはこのようなものだという既成概念を意識して、自分の心の中にある個性を抑えて描いていたのではないだろうか?

やがて、二人のそれぞれの個性が溢れ出す。

個性は強ければ強いほど、それを出すことは、危険なこと、恐ろしいこと。
世の中の求めを無視することになるかもしれないし、既成概念から守られなくなることを意味する。
それはつまり、逆に世の中から無視されるかもしれないし、既成概念を鎧った人々に袋叩きにされるかもしれないということだ。

個性へと、踏み出すのには勇気がいるだろう。
自分の個性といっても、まだ形になっていない個性に形を持たせていくためには、それを照らす明かりも欲しいだろう。
そして、「それでよい」と承認する言葉があれば、励ましになるだろう。

こうしたものを与えてくれる友がいれば、個性は羽ばたきやすい。

そんなことを感じさせてくれる展覧会だった。

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