ピアノの騒音対策

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ピアノに限らず楽器を弾く際に関わってくる問題 “ご近所への騒音”

当社のお客様でも気にされている方は多いです。

 

ピアノの騒音対策としては以下のようなものがあります。

・窓を閉める

・弱音ペダルを使用する

・防音パネルを取りつける

・消音装置を取りつける

・部屋を二重窓、防音室にする

 

これらは一定の効果がありますが、それぞれデメリットがあったり、大きなコストがかかったりします。

もちろん最低限の騒音対策は大前提ですが、意外に一番重要なのはご近所への挨拶だったりします。

 

ちょうどこんなニュースもありました。

livedoor NEWS:高校生が日本初の「騒音トラブル解決モデル」を発足。周辺住民からの苦情も激減http://news.livedoor.com/article/detail/13600084/

 

重要なのは“騒音になり得るような音を出していることをわかっている”

ことを周りの人へ伝えることだと思います。

 

実際にはそうでなくても、受け取る側が「音を出している人がまったく気にもしていないのかも...」と感じられると許せるものも許せなくなりますよね。

可能な限りの騒音対策をしていることを伝え、うるさかった場合に意見を聞いて改善するつもりがあることが伝わっていると印象がまったく違います。

 

あともう一点大事なのは“何時から何時まで音を出す”ということを伝える(ルールをつくる)ことだと思います。

工事の音などの大きな騒音でも、何時までしか出ない、とわかっていると意外に我慢できるものです。

逆に些細な音でも、いつまで続くのかわからない、終わったと思ったらまた出はじめた、というのはすごく気になるものです。

 

楽器に限らず全く音を出さないで生活することは不可能ですし、結局は受け取る側がどう感じるか、

という感情的な部分が大きい問題です。

住宅の近くに保育園ができて子どもだちの声が...というニュースがあった一方で、すぐ目の前に保育園ができたお宅のお客様は子どもの声が聞こえてきてうれしい、とおっしゃっていました。

 

だからこそ音を出す側はより慎重にならなければいけないことでもありますが、静かに暮す権利があるのと同じように、一定の音を出す権利もきちんと認められるべきだと思います。

 

ピアノの音が “騒音” になるか “ただの生活音” になるかは、音の大きさ対策と同時に、受け取る相手の気持ちの対策をすることが重要です。

 

 

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つくしピアノ調律所

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