今日、12月2日で札幌市営地下鉄東豊線は開業22周年を迎える。東豊線では全ての駅に500円硬貨が使用できる乗継普通券一体型のⅤ型券売機などが採用されたほか、札幌の地下鉄で初めてホームや券売機コーナー、改札口に電光案内表示機が設置された。今回はこの電光案内表示機にスポットを当ててみたい。

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東豊線では案内表示機とホーム案内『2 栄町方面』の表示が一体となったものが採用された。この電光表示機は時計付とそうでないものが存在する。
当初は東豊線のみの設備だった電光案内表示機も95年度には南北線のホームに整備された。南北線の電光案内表示機は表示機のみのシンプルなものが採用された。

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東西線においても99年2月の宮の沢延長に併せて整備が行われた。

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整備途中の電光案内表示機。まだ段ボールが被さっている。

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東西線の電光案内表示機。東豊線と同型だが、文字のドット数などが異なっている。
この電光案内表示機では列車が2つ前の駅及び前の駅を発車した時にチャイムとスクロール表示で列車の接近を知らせるほか、列車停車中は○○ 行と表示され、列車到着まで時間がある時は車内における携帯電話使用のルール啓発や女性とこどもの安心車両に関する案内が緑の文字で流されている。
このほか、最終列車や事故発生時には重要語句が点滅表示する機能も備わっている。
南北線や東西線の改札口や券売機コーナーで電光案内表示機が設置されているのは真駒内駅、宮の沢駅、発寒南駅しかなく、他の駅には設置されていない。できれば整備してもらいたいものだ。