1993年5月、札幌市交通局は『交通局イメージアップ計画』を打ち出した。
このまちをもっとステキにしたい、そんな目標を掲げ、地下鉄や旧市営バス、市電にCIカラーを導入したり、制服デザインを一新するなどした。
交通局イメージアップ計画に基づく新車両デザイン(CIカラー)の導入にあたっては、1993年8月に市民アンケートを実施した。
市電では以下の3つ

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A案

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B案

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C案
が提案され、圧倒的にC案が支持された。
しかし、市電および旧市営バスでデザインを統一するという方針が示され、車体下の約3分の1を白く、残りを緑色にしたカラーリングが採用され、

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1994年8月に車体更新工事を終えた248号車が新塗装第一号としてデビューした。
次回は旧市営バスのデザイン案について解説する。
なお、画像はすべて私がペイントソフトを使って作成したものです。