「M&A仲介の罠」 藤田知也著 | 所長の本棚

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みなさん、こんにちは。

 

今回は、うちのお客さんが、これ読んでみてと貸してくれた本。

 

「M&A仲介の罠」 藤田知也著

 

M&Aのトラブルというと、内容が良い会社だと思って買ったのに、実は全然ダメだったというのが多い印象でしたが、本書は、詐欺師まがいの買い手が中小企業を買い、お金だけ抜いて、結局ダメにしてしまうという事例が数多く載っています。

 

また、その悪質な買い手を紹介してくる仲介業者について、M&Aを成立させて、多額の手数料収入を得てしまえば、後はどうなろうと責任を取らないという事例も出てきます。

 

仲介業者もそこに関わる人物も、全て実名で出ているので、読んでいると恐ろしくなりますが、数多いM&Aの事例の中には、このような最悪のケースもあるということは知っておくべきだと思いました。

 

とは言え、事業承継に悩む中小企業経営者にとって、M&Aが有効な手段であることは間違いありません(それだけが正解ではありませんが)。

本書は、朝日新聞デジタル版で展開していた特集を、大幅加筆したものですが、この特集をきっかけに、国も対策に乗り出すなどの動きを見せているようですので、正しく怖がることが必要かなと。M&Aを考えている方は是非。

 

ありがとうございました。