「どうせそろそろ死ぬんだし」 香坂鮪著 | 所長の本棚

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みなさん、こんにちは。

 

本屋で題名に魅かれて買った小説。

 

第23回「このミステリーがすごい!」大賞

文庫グランプリ受賞作。

 

「どうせそろそろ死ぬんだし」 香坂鮪著

 

探偵の七隈昴と、その助手の薬院律が、余命宣告を受けた人ばかりが集まる「かげろうの会」にゲストとして呼ばれ、そこで起こった参加者の死が、はたして自然死か?それとも殺人か?という話で物語の前半は進みます。

 

210頁以降の後半は、急に話の様子が変わり、283頁から327頁までの長めの謎解きは、そうだったか~という感じです。

 

ただ、医療関係の説明がクドイ気がするのと、セリフの言回しがちょっと苦手で、中々読み進まない感じでした(これは好みの問題だと思いますが)。

 

ラストは、ん?と思いましたが、2回読んだ方が良い小説かもしれません。是非。

 

ありがとうございました。