こんにちは。

 

 昨日もよく晴れており、朝から野菜を求めて買い物に行った途中には時折霧雨のような細かい雨が降ったり止んだりしていました。3時過ぎから散歩に行ってきました。

 

 今日は朝の晴れ間に雲がありましたが、その後すっかり晴れ渡っています。朝から妻は餅つきなどをしており、彼女の要請でドラッグストアに行って小児と大人用の風邪薬などを買ってきました。

 

 

 それでも年末はやって来る

 

 何時もの病院に行った一昨日のことだったが、診察前の検査を終えた後、予約時刻まで時間があったので保険証の確認をしてもらうためにその窓口に向かった。するとその窓口には一人の高齢女性が並んで順番を待っており、その横の会計の列には三十代かと思われる女性が待っていた。

 

すると、私の前の患者の処理が終わって、私の前にいた高齢女性が窓口に向かったので、その女性のすぐ後ろに進み出たところ、会計の列にいた女性は私の所に来て、

「私が先に並んでいるんです」

と言った。私は

「私は保険証確認ですよ。ここはそうでしょ」

と応じたところ、彼女は

「この後ろに描いてあるじゃないですか!」

と言った。

 

私は列の後方にある注意書きに何が書いてあるのかよく見ていなかったが、この女性の剣幕に、「どっちでもいいわ」という気になった。かつての私であれば、後方にある案内に何と書かれているのか確認をして、筋を党葬としていたが、この歳になると、こんな女性と言い争うようなみっともないことはしたくないと思ったが、気分はよくなかった。

 しかし、後程ここに書かれていた言葉を確認したところ、「今月、保険証の提示がまだの方は、③保険証確認窓口へお並びください」とあった。あの女性はきっと思い込みであんなことを言ったのだと思ったが、そんな女性と言い争いなどしなくてよかった。

 

明らかに缶所は間違っていたが、この女性に理路整然と話をしたところで不快感だけが募りそうで、世間にはいろんな人物がいるものだ。

 

 その一方、とても気持ちの良い人たちも少なくない。地方の小都市に過ぎない当市内にはドラッグストアが次々に進出しており、今では6店舗もあるようだ。以前から行っていたドラッグストアでは正規店員は時々入れ替わっているようだが、パートなどの人は顔馴染みになっている。

 

その中でも、とりわけ飛び切りの笑顔で迎えてくれる若い女性がおり、妻もその人のことはとても気に入っている。近年、アプリを利用した割引が時々入り、彼女はその手続きも気持ちよく対応してくれていたが、彼女がいると何だか安心して買い物ができるのだ。

 

 東京の息子たちの家族は、仕事や孫の塾あるいは航空機の切符などの関係で、明29日と明後日に分かれて帰省することになっており、コロナ感染後倦怠感が残っている妻は、いよいよ今日は朝から餅を搗いて年末の準備に本腰を入れており、私は彼女の要請でドラッグストアに行って風邪薬などを買うことになった。

 

今回も先述の彼女が気持ちよく迎えてくれ、風邪薬の案内をしてくれた。以前は風邪薬も一つの薬で容量を変えて小児から大人まで対応していたように思っていたが、今では12歳以上と未満で薬の種類を分けているようだ。そのために、二種類の風邪薬を買わなければならなかった。

 

 二日前に妻とこの店に行った時には、アプリで配信されている割引クーポンを使ってしまったため、この日は定価で購入しなければならないと思っていたところ、彼女は少しでも有利になる方法を採ってくれるので、何だか安心して買い物をすることができる。

 

すると、そこに他の客に対応していた中年の店員がやって来て、

「今日はお一人なんですか?」

と話しかけた。

「そうやねん。いっつも女房と一緒やけど、孫たちが帰ってくるからその準備で忙しいんよ」

「いつも仲がいいな~と思っているんですよ」

「現役の頃にはほったらかしやったから、捨てられんようにせんとね」

と言って、三人で笑った。

 

この女性はこれまで一般的な接客態度だったが、先述の若い女性の対応に私たちが信頼を寄せ、喜んでいる様子が伝わっているのか、店の接客にも良い効果を及ぼしている感じがしている。こういう人たちがいる店であれば、喜んで買い物に行くことができそうだ。

 

 年末の二組の女性たちの姿に、様々な人のありようを感じている。

 

 読んでいいただきありがとうございます。