おはようございます。

 

昨日は晴れのち曇りで一時雨がパラつくという天気でしたが、今日は薄曇りの朝です。

 

昨日の8時頃から病院へ向かって8時半から心電図検査を受け、9時過ぎから循環器内科で受診しました。その後皮膚科の診察が11時からだったので、かなりの待ち時間がありました。

 

0時半頃に帰宅し、午後には高校生へのコメントを書いてかなり進みましたが、まだ50名分余の分が残っています。この間、40分程散歩をしてきました。今日もこの後、コメントに取り組みたいと思います。

 

「友達」で我が身を振り返る

昨夜のこと、妻が録画していた番組を観ていたので、私も少しの間一緒に観た。坂上忍という俳優が司会し、箱根駅伝で三連覇を遂げた青山学院大学の監督が招かれ、多数の中学生や高校生、大学生、元校長や現職教員などが出演していた。

 

坂上氏の司会者もなかなかのもので、「いい番組だな」と思った。「いじめ」がテーマになった場面だっただろうか、青学の監督だったように思われるが、「友達って何?」と生徒たちに尋ねた。

 

生徒たちは「一緒に行動する人」とか、「一緒に遊ぶ人」などと答えていた。それに対して監督は、「それは友達とは言わない。単なる知り合いだ。知人だ。友達というのはお互いが高め合う関係だ」と言っていた。

 

このとき、「ん?」と思った。これは「生徒たちの方が正しいのではないのか」と思ったのだ。他の大人たちは誰もそれを指摘したり訂正したりする人はなく、生徒たちもそれに意見をいう者はいなかった。

 

「知人」というのは、挨拶を交わしたり会話を交わしたりする程度の知り合いのことだろう。生徒らが言うように常に一緒に行動する仲間や連れ、遊び友達は「友達」でよいのではないだろうかと思った。

 

監督が言っていた「一緒に居てお互いが高め合う関係や何でも相談できる関係」は、特別な友「親友」あるいは「心友」といった位置づけではないのだろうか。私は生徒たちには「何でも相談できる友、信頼できる友人、お互いが高め合うことができる友である親友を作りなさい」と言ってきた。

 

監督はこの親友・心友のことを言っており、生徒たちはそこまではいかない友人関係を「友達」と答えていたようだ。これを観て、「言葉というのは難しい」と感じた。成長期にある生徒たちに対しては、より正しいコメントが求められる。

 

私も語学の専門家ではないだけに、高校生へのコメントを書きながら常に気になっているところだ。時には、「間違ったメッセージを送っていることがあるのかもしれない」と我が身を振り返ったところだ。

 

読んでいただき、ありがとうございます。