「言葉力」こそ、リーダーの条件!! | 飯寿し屋おやじの独り言

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飯寿しや魚醤などと言った、
北国の食文化を創造し生業としている弱小企業の経営者の独り言です。
当社の息吹が少しでもお伝え出来れば幸せです

朝から快晴、でもまだピリッと寒いこちら当社地元、

北海道伊達市の今朝です。

でも、確実に春が近づいていることを感じさせる天候になって来ました。

 

さあ、昨日に引き続いて今日も極めて真面目な話です。

 

政治家の質の悪さを、ここのブログでも何度も取り上げていますが、政治家も含めて、

我々経営者もそうですが、リーダーに求められるものとは何でしょうか?

 

私は、その中の一つに「言葉力」があると思っています。

 

回りの多くの人を、納得させる言葉、惹きつける言葉、もっと言うならば感動させる

ことが出来る言葉、自らが発する言葉の力がある人が、リーダーになるべきだと私は

思っています。

 

逆に言えば、この「言葉力」が無い人が、リーダーになるべきではない。

「言葉力」の無い人がリーダーにいる、組織や会社、大きく言えば国家などは不幸その

ものではないだろうか・・・。

 

我が国トップの総理大臣、岸田さんにそれがあるだろうか?

私は全くそれは感じられない。

 

今、大問題に発展した裏金問題にしてもまるで他人事、昨日になってやっと「政倫審」

公開を発表したものの、僅か5人と総理大臣の出席で、何が明らかになるだろうか?

それで、禊(みそぎ)は済むと思ったら大間違いだ。

 

我々経済関係者にしてみれば、今の物価高、エネルギー高騰などを背景にした冷え込んだ個人消費の元凶は、極めて今の自公政権、とりわけ岸田総理のリーダーシップの無さに起因していると言えるのではないか・・・!!と声を大にして叫びたくなる。

 

こんな時こそ、国のリーダーは役人が書いたような原稿を読み上げるような発言ではなく、自らの声で、自らの思いで「今、大変だが、絶対に国は国民を守る!!幸せな未来を作る、だから安心して消費、お金を使って欲しい。経済を回して欲しい!!」と国民に語りかけて欲しい。と願うだけだが、今の政権ではそれも全く期待できない。

 

振り返れば、賛否両論あるのは承知で言うと、私が幼かったころの政治家は、党派を問わず、人を惹きつける「言葉力」があった。

忘れらえれないシーンの一つに私は、ハンセン病患者が国を訴えた裁判判決後に、厚生労働省が上告を決めようとしていた時、時の小泉総理が総理官邸でハンセン病患者の原告代表団ひとりひとりに握手し、「お疲れ様でした」と頭を下げ謝罪、国としてリーダーとしての思いを語りかけたあの瞬間が忘れられない。

 

リーダーのあり方、今一度問い直して欲しいと願わざるを得ない。